『悪魔』の異名を持ち、強烈なキャラを売りとするミュージシャン、『峻』。
そして、彼をこよなく愛する余命宣告を受けた幼い少女、『空』。
時として、神は救いを求める人を見捨てることがある。逆に、悪魔が人を救うこともあるかもしれない。悪魔が涙を流
す時、人々はそこに何を見出すのか。
ふたりの心の交流を描く、短編ヒューマンドラマ。
(※本作はいでっち51号様主催、『歌手になろうフェス』に参加させていただきたく書き上げました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 10:53:24
10948文字
会話率:27%
※悲しい音楽
古びた本棚。かつてのきらびやかな内装を思わせる部屋。
今は見る影もない。
部屋の真ん中に、女の後ろ姿があった。
ブロンドの髪を後ろに束ねた女。ピンクのジャージ。
ジーンズを穿いた尻は突き出ている。
女の背に近づく。
女は嫌そ
うな顔をしながらタバコを吸っていた。
ちょっかいを掛ける。
女はしばらくして、別の部屋に移った。
それを嫌がらせのように追いかける。
見回すと燭台をおいた机の上に写真がいくつか立ててあった。
その中の一つに目を奪われる。
処刑台の写真。
首を縄でくくなれ、ぶらぶらと風に揺られる女。
白い装束がはためく。ブロンドの髪は泥で薄汚れている。
あの時、すぐ横でそれを眺めていた。
女は男たちに慰み物にされていた。
女は死ななかった。
だからどんなことでもできた。
女が横を向いた。
目が合う。
救いを求めるような目。
怒りと憎しみと、苦しみと絶望が入り混じった目。
様々な感情の入り混じった目。
首をくくられ喋れない女の感情が、言葉よりなお雄弁に伝わった。
だが、自分は何もしなかった。
ただ、見ていた。
女の首が剣で落とされる。さらに油をかけられ燃やされる。
男たちはそれを笑いながら見ている。
地面に落ちた女の首は、しかし死なない。感情を無くした顔で、燃える自らの肢体を眺めていた。
女がこちらを見ていた。
あの時と同じ顔で。
あのときのすべての憎しみを感じさせる表情で…。
※悲しい音楽折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-07-28 06:26:10
578文字
会話率:0%
■あらすじ
運動も勉学も人並み以上に頑張った……にも関わらず何をやらせても人並み以下の高松忍はバイト先に向かう途中、駅のホームで通り魔に突き飛ばされ死んでしまう。
導き手ドゥクスの前で目覚めたシノブは、救いを求める声に応えよと異世界に送り出
される。
〝頑張っただけ奇跡を起こす能力――トラバミラ〟を与えられたシノブは生贄を求める邪竜に立ち向かうが、戦いの最中に恐ろしい事実が発覚する。
~登場人物~
シノブ…本名・高松忍(たかまつ しのぶ)
がむしゃらに頑張るだけが取り柄だが何も報われず死んだ貧乏少年。報われなさから内向的な性格になってしまった。
ドゥクス…異世界への導き手。ドゥクスは名前ではなく役職名。女神のような姿をしているが御使い。
バニリン…異世界アニスの賢者。世界維持の為に邪竜の生贄になる事になっていたが運命に抗う為召喚魔法にてゲキを召喚する。銀髪の美少女。
オイゲン…バニリンの義父。賢者の護衛隊長を務める巨漢。髭&筋肉。
氷竜…青い鱗を持ちブリザードブレスを放つ邪竜の配下。イグニスに敗れる前は人里に降りない孤高の存在だった。
邪竜イグニス…残忍で強力な魔力を持つ黒き邪竜。ブラックフレア山の頂きに住み、配下の竜達を従え様々な土地から生贄を集め精気を啜っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-15 18:00:00
15251文字
会話率:43%
智治はある日、他人の携帯電話を盗んだ。その携帯電話から、救いを求める声が聞こえてくる。
最終更新:2023-02-24 19:00:00
1745文字
会話率:45%
どこにでもあるような幸せな家庭で育った主人公。小学生の頃は周りとの差異はなく順調な学校生活を送っていたが、中学に上がり周りが成長していく中、主人公だけは幼いままの見た目であった。
そのことを気にしていた主人公だったが、ある時からそのこ
とでいじめを受けてしまう。とても温厚な性格だった主人公は誰にも相談できずに、自らの命を絶ってしまう。
短い生涯を終えた主人公だったが、目を覚ますとそこには、自らを「神」と名乗る謎の人物がいた。その神は主人公を痛く気に入り、珍しい力を授け異世界で第二の人生を送らせることにする。
そうして転生した主人公は異世界での生活を送ることになるが、何やらその世界は"ある問題"を抱えているらしい。
救いを求める人々を目の当たりにした主人公は、過去の助けを求めていた自分を思い出し、個性的な仲間達と共に世界を救う戦いに身を投じることになるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-23 05:00:00
1007文字
会話率:7%
28歳。アラサーへ突入直前の私は、焦っている。このままでは、婚期を過ぎてしまいそうなのだ。別に、アラサーだから結婚出来なくなる訳ではないのは分かっているが、なんとは20代のうちに結婚がしたい。だから、婚活を頑張っているのに。救いを求める声が
するならば、私はそこへ向かわないといけない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-01 11:00:00
5727文字
会話率:44%
美園ユリナは日本で家族経営のカフェ店員をやっていた、平凡な日本女性だった。
しかし、ある日、運悪く見知らぬ通り魔に刺殺された。
そして気がつけばヴィジナード国王女、リリアーナ姫の体の中にいた。
魂だけ異世界に転移してしまった。
白百合のよ
うに可憐で、銀髪に青い瞳の麗しき姫の中に。
突如魔物の軍勢に襲われ、陥落した王都から、本来の体の持ち主のリリアーナは、王城にある秘密の抜け穴から山へ脱出した。
お供は護衛騎士二人、メイド一人、弟王子一人。
しかし、抜け道の出口は山の中で、そこにも魔物がいた。
騎士と王子により守られたが、騎士と王子が目の前で魔物と相打ちになって死んだ。
そのショックでリリアーナの魂も消えた。
魂の抜け出たリリアーナの体の中に、何故か入り込んでいた、ユリナの魂。
魂の転移先の国は、滅亡の危機にあった。
同じ異世界に来てしまった地球人がいるかもしれないと、痕跡を探して、救いを求めるユリナは、そこで超絶美少女の転生者と出会う事になる。
転生者の美少女の名はセレスティアナ。女神の使徒と言われる特別な存在だった。
一目見て、その圧倒的な可愛いさと美しさに魅了されたユリナ。
同じ日本出身者だと分かり、ますます側にいたいと思ったユリナは、どうしても側に仕えさせて欲しいと願い出て、王女という身分を捨て、リナとして生きていく事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-18 10:51:23
151119文字
会話率:43%
春の祭典後に突如やってきた春の嵐が過ぎ去って、やっと平和が戻ったと思った頃――
エルム様のお膝元・クルサール王国の王都に謎の病が広がり、未曽有の大混乱が生じていた。
王立教会は日々治療と救いを求める人々でパンク寸前。民の心の支えでもあ
る聖女イリッツァは、昼も夜もなく対応に追われるが、解決の糸口が見えない前代未聞の事態に、内心途方に暮れていた――
※Twitterでリクエストの多かった、過去作『聖女転生物語』の番外編です。時間軸は、『600年後の後日談』の後(初夏くらい)になります。
※本編後半のネタバレがほんのり含まれているので、少なくとも本編読了後を推奨します。
※カクヨム様にも転載予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-24 23:35:35
107502文字
会話率:47%
幼い頃、幽霊を視ることができた。
それが普通ではないにしろ、子供の頃は視えた人はそれなりにいるはずだ。
ある日、その力を失った。何も視なくなった。
それでいい、と平凡に過ごした。
大学2年生になった時、幼なじみに「バイトしない?」と声をかけ
られた。
幸か不幸か、そのバイトのせいでまた幽霊が視えるようになってしまった。
それは救いを求める幽霊に、手を差し伸べるバイトだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-01 18:13:17
297153文字
会話率:35%
剣と魔法の時代。
アシロ帝国の侵略に見舞われる辺境の街で。
平和と平等を願って祈りを捧げるシスター・レイの手に対戦車ミサイル〈聖ジャベリン〉は託された。
彼女はゴツい大筒をかつぎ上げ、迫り来る侵略者どもの前に立ちふさがると、救いを求め
る人々から1発1千万のコストを吸い上げて、思う存分ミサイルを乱れ撃ち。
こうして戦車ぜったい殺すマンと化したレイが通った後には、貴賤なき平和と平等だけが残されるのだという。
恐怖と救いが、そして狂気と正義が紙一重。
強きをくじき、弱きを助け、おまけに金持ちを一文無しするシスター・セイントジャベリンの伝説が今、始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-12 10:24:25
21778文字
会話率:41%
手を伸ばすという行為はいくつか解釈がある。
例えば、救いを求める行為。
例えば、恨みを持って復讐を誓う行為。
例えば、カミへ供物をささげる行為。
どれに当てはまるかは本人にしか知りえない。
※この作品は「三題噺スイッチ改訂版」から出され
たお題をもとに作成しています。
三題噺スイッチ改訂版URL→ https://mayoi.tokyo/switch/switch2.html
※この作品は「pixiv]、「カクヨム」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-21 23:12:21
1376文字
会話率:49%
「お前のようなブスとは一緒にいられない」
聖女のマリアは、王子に尽くしてきたにも関わらず、醜いという理由で婚約破棄を言い渡されてしまう。
しかも妹が現れ、王子の次の婚約者だと名乗りをあげる。
さらに二人はマリアの暗殺を企てるが、聖女であ
る彼女は死に際に『転生魔法』を発動させ、
周囲を巻き込んで、未来の世界へと転移する。
転生先の未来では、前世とは違い、優しい家族に囲まれていた。
醜いからと迫害されることもなく、前世で得た魔法の知識と、聖女としての癒しの力で周囲から認められていく。
一方、巻き込まれて転生した王子と妹は、権力を失い、絶望の中でマリアに救いを求めるのだった。
本作はブスだからと裏切られた聖女が、田舎でスローライフを過ごしながら、幸せを迎えるまでの
ハッピーエンドの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 22:18:54
18641文字
会話率:60%
※こちらのストーリーは、「勇者に相応しくないと勇者を解雇されたので、辺境の地へ逃げることにしました」の第一章から第四章までの内容を含みます。まだ読んでいない方には、そちらからお読みすることをおすすめします。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
勇者の初期パーティとして獅子奮迅の活躍をし、遂には長らく倒せていなかった魔王軍幹部の一人であるジュペッタを討伐した【勇者】のバロウ・テラネイア。
しかし、その戦い方は死をも厭わない特攻だった。
それを見過すことが出来なかった神の一柱に「勇者に相応しくない」と勇者の力の根源である【紋章】を取り上げられてしまう。
紋章が無くなり弱くなったと自覚したバロウは、魔王軍と戦う最前線から逃げるように遠く離れた辺境の地ミシネリアまで義理の妹のメノア・テラネイアと共に逃亡する。
しかし、バロウとメノアを次々巻き起こる事件が襲うのだった。
その一つで仲間になったのが元奴隷のロゼ・ツァイドラー。
彼女は、奴隷としてバロウを殺そうとしていたが、バロウの説得によって殺しをやめる。
元勇者のバロウを狙う者がこれからも現れる事を危惧し、再び旅を始める。
旅の途中で人造人間(ホムンクルス)のポロと必然の再会を果たして四人のパーティを結成。
バロウの仲間は他にもいる。
大山健太、異世界から来た高校生。
ゾアス・ラートン、面倒見のいい常識人。
ラキウス・エンドマン、お調子者の自由人。
ユリン・タナテル・シャーロット、未来を見ることの出来るエルフ。
アモーラ・サーベル・インバート、バロウを愛していると豪語するエルフのプリンス。
カナリ(以下略)、スリット王国の国王代理でもある知識に富んだ獣人。
ティラ・シライズ、色々企てるカナリの秘書。
そんな仲間たちと敵対する組織と対峙していくのだが、戦いの中で自信を失くしたバロウは、師匠の下を訪ね、修行を受けることに。
修行をしていたある日、バロウはとある旅行券を貰う。それは近年、観光地として栄えている楽園――ブリリアンアイランドへの切符だった。
日頃の厳しい修行で傷付いた体を癒す為、皆と共にブリリアンアイランドへ足を運ぶことにするのだが、
そこでは救いを求める少女や、かつてない野望を目論む者達が待ち構えているだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-22 06:00:00
101695文字
会話率:36%
この世に不思議な力を持つ者"超能力者"が少ないながらも存在する。
しかし多くは力を持たざる者、故に超能力者は持たざる者から嫌われ、恐れられていた。
そのためなのか、力持つ者の性なのか、超能力者の多くは表社会には馴染め
られず、裏社会の組織に身を落とし、悪行に手を染めてしまう。
そんな中、世の中である都市伝説が流れる。
表裏社会、持つ者持たざる者関係なく、救いを求める声に手を差し伸べる組織が存在すると。
組織の名もメンバーも目的も全てが不明・・・誰かがでっちあげたような噂が流れるばかりだった。
そんな名も分からない組織を世の中が勝手に名付けた通称がある。
救いの方舟"ノア"・・・と。
そんな都市伝説が流れている中、ある事情で裏組織から逃げ出した百合虎人吉は一休みで立ち寄った公園でひょんな事から強力な能力者の鏡智斬とその保護者らしい暁霞黒助と出会う。
親子でも兄弟でもない奇妙な二人の関係に疑問を思いながらも、そこに居心地の良さを感じた。
さまざまな超能力が絡んだ事件や人間関係に巻き込まれながらも人との絆を紡いでいく。
これは大昔から続くある者への"最後の救い"の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-20 18:53:12
132600文字
会話率:43%
小柄ながらも膨大な魔力を内に秘めている少女リジー。
彼女は普通の子どもと何ら変わらない生活を送っていた。近所の子達と日が暮れるまで遊び、家に帰れば優しい母が出迎えてくれる。どこの家でも見られる平和な家庭。
しかし、その日はいつもと違
っていた。
家には夜に帰ってくるはずの父の姿があり、彼の先には既に事切れている母の姿があった。少女の平和が崩れ去った瞬間だった。
父は彼女を殺そうとするが、迫りくる危機を前に少女は無意識に父を殺してしまう。
その後、孤児院に引き取られた少女は、心優しい女性ストニアと出会う。
それが全ての始まりとなり、少女の歯車が狂い始める。
孤児院で平和に暮らし始めた少女に忍び寄る新たな魔の手。避けられたかもしれない死。再び身近な者を失った少女は何を思い、どこに救いを求めるのか。
魔法が織りなす世界で、ハードボイルドな少女の戦いが始まる。
ヒューマンドラマを織り交ぜた魔法バトルファンタジーの世界へようこそ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 21:17:42
1350635文字
会話率:21%
「説明しよう!
仮面ヒーロー・ウォードとは、救いを求める声に応え、悪と戦う者の名である!
そこに悪ある限り、ウォードは戦い続ける!
きっと悪がいつかいなくなるその日まで!
戦えウォード! 明日の笑顔を守る為!
抗えウォード! 善良
な人々の為に!」
きっと素晴らしい明日が来ると信じた人間の希望。
なにも為せなかった人間が遺した幸せな日々の残り香。
そこに何も無かったとしても、善を信じる者は送り出された。
いつかその善が世を救う。
これは、そんな夢を見ながら眠りについた、世に絶望した人間の記録だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-02 17:09:04
6644文字
会話率:28%
かつてこの世界は御使いと救い主の犠牲により救われた。
そして現在のある大国。
王に次ぐ権力を持つと言われるほどの大貴族アリアンナ家の令嬢のロレイン・アリアンナは苦悩を抱えていた。
アリアンナ家の現当主である父親、ティモシー・アリアンナ伯爵が
狂気に囚われたのだ。
救いを求めるロレインの前に現れたのはまるで天使のように美しい便利屋だった。
紐解かれるアリアンナ家の血塗られた歴史、巨大なる陰謀。
ロレインの依頼から始まった壮絶なる戦いが幕を開ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-06 00:07:00
372854文字
会話率:36%
世界が崩壊するような危機が迫っているのか!?→NO
俺には特殊な力があるのか!?→NO
元の世界には帰れるのか!?→NO
せっかく異世界に来たのにないない尽くしの男子高校生【東城薫】。
彼は気まぐれでワガママなロリ女神の力で適当な町へと転
送されてしまう。
爆乳魔術師お姉さんのお店に住み込みで働くことになった彼は、特に不自由なく過ごしていたが……。
『暇』という、現代っ子にとって最大の天敵との戦いに苦しんでいた。
スマホもネットもない異世界で最大の驚異となるのは『暇』そのものだったのだ。
元の世界で唯一の趣味だった『読書』に救いを求めるも、この異世界には堅苦しい書物しかない。
気楽に読めて時間を潰せるラノベがない。
ないなら、自分で書くしかない!?
褐色銀髪ロリ娘や金髪魔性男の娘といった幼い誘惑とも戦いながら、彼は異世界でライトノベル執筆に挑むのであった――
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
初めての長編小説です。至らぬ点も多いでしょうがやんわりと読んでいただければ幸いです。
内容とは全く関係ありませんが、私はポニーテールが大好きです。
※不定期更新予定です。
※一応「R-15」にしていますが、直接的なえっち描写などはありません。ちょっぴりエッチな表現や下ネタがたまにあるだけです。基準がわからないので設定しておきました。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-22 19:41:27
15599文字
会話率:39%
【けれど、本の中は違う。その薄っぺらな紙の上で、文字の羅列でしかない「ヒーロー」はいつだって私を「ヒロイン」として救い続けた。本を読んでいるあいだだけならば、私はヒロインとして、ヒーローに助けられることを待っているだけのか弱い生き物でよかっ
たのだ。】
本の中に救いを求める一人の女性が合コン帰りに書店に寄る話です。
(別名義で書いていた小説の再アップであり、この作品はnote、カクヨム、エブリスタ、Tumblrにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-05 18:28:55
2614文字
会話率:19%
在宅ワークを楽しむ僕。
しかし隣から聞こえてくる声は救いを求める叫びだった——。
「助けて 殺される」
救いを求める女性を僕は助けることが出来るのか?
最終更新:2021-03-31 08:13:07
3930文字
会話率:32%