過去にあった出来事によって人間不信に陥り、望が丘高校に入学と同時に親元を離れ、一人暮らしを始めた 一ノ瀬 柊(いちのせ しゅう)。
彼の高校生活は目立たず、静かに終わるはずだった。
ある日の放課後、"学校の女神様" 朝比
奈 月 (あさひな るな)
と話すまでは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 14:00:00
53256文字
会話率:41%
高校進学と同時に小さな飲食店でアルバイトを始め、慣れない生活の中でも猫と僕だけで過ごす穏やかな暮らし。入学して3カ月が経とうというのに新しい友達は出来ない。それどころかクラス一番の嫌われ者になってしまったけれど、読書に紅茶を楽しむ休みは悪
くない。そんな6月最後の土曜日。
「明日からしばらくは休んでくれていいよ」
アルバイト先の副店長から突然の長期連休を告げられた。詳しく話を聞くと、どうやら遠回しに『クビ』を宣告されたことが分かった。理由は単純明快、接客業に不向きな顔のせい。笑えない代わりに、他で頑張ったつもりだったけど駄目だったらしい。
週明け、気を取り直して登校すると何やら視線を感じる。相手はクラス一の美少女。だから気のせいかもしれない――。
え、いや、そう思い込むことも出来ないほど視線を感じる。なんなら目まで合っている。落ち着かない気持ちで過ごし1日が終わった放課後。
「ちょっとお話があるの。ついてきて……ください」
美少女の後をストーカーのように着いて行くが、赤信号で逸れてしまった。慌てて追いかけて行った先で見た光景は、学校で魅せる洗練された所作や姿勢、仕草どれを取っても綺麗でどこか大人びている美少女ではなく、ただ無邪気な笑顔で楽しそうにブランコを漕ぐ「上近江美海(かみおうみみう)」の姿だった――。
この日を境にたった1週間で秘密や約束が増えていき、救い救われ、がむしゃらに過ごして行くうちに、クラス一番の嫌われ者が一転、気付けば後に引けないくらい学校で一番の有名人になってしまう少年の成り上がりスクールライフです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 12:00:00
747966文字
会話率:31%
地方の港町に住む高校生の桜、桐香、恵、莉里は暇があれば集まって遊びに行くような親友同士だった。
その日もいつも通り、放課後に遊び、また明日と言って別れた。
しかし、別れ際に莉里は不慮の事故により死んでしまう……はずだった。
莉里が死ぬ寸前、
時間が止まり、桜、桐香、恵の前に現れた死神は戸惑う3人に告げる。
『汝らに選択肢を与える。1つはこのまま莉里の死を受け入れ、この世界での生活を続ける。もう一つはこの世界とは別の世界に行き、7翼の堕天使を抹消する。成功した場合、莉里の死の運命を書き換える。』
3人は困惑しながらも親友を救うために異世界転移を決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 08:00:00
117189文字
会話率:62%
マランドロはジェントルマンである!
サンバといえば、華やかな羽飾りのついたビキニのような露出度の高い衣装の女性ダンサーのイメージが一般的だろう。
サンバには男性のダンサーもいる。
男性ダンサーの中でも、パナマハットを粋に被り、
白いスーツとシューズでキメた伊達男スタイルのダンサーを『マランドロ』と言う。
サンバチーム『ソール・エ・エストレーラ』には、三人のマランドロがいた。
マランドロのフィロソフィーを体現すべく、ダンスだけでなく、マランドロのイズムをその身に宿して日常を送る三人は、一人の少年と出会う。
少年が抱えているもの。
放課後子供教室を運営する女性の過去。
暗躍する裏社会の住人。
マランドロたちは、マランドラージェンを駆使して艱難辛苦に立ち向かう。
その時、彼らは何を得て何を失うのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 00:05:01
8418文字
会話率:14%
超自称進学校に通っていたが、ある日教頭先生のセクハラ現場を目撃してしまう。
そして放課後、目の前に現れた教頭先生に口封じのためにカッターで刺し殺されてしまう。
目覚めた先はなんと…….
最終更新:2024-05-03 22:35:51
26949文字
会話率:23%
「でね、その従姉妹の家で飼ってる猫ちゃんが、凄く警戒心が強くてなかなか私に懐いてくれないんだけど、おやつをあげた時だけはすぐ近寄って来て、夢中で食べてくれるのが、超可愛いの!」
「……そうか」
とある放課後の教室。
そこで俺はいつもの
ように、隣の席の朝比奈と二人で、世間話に興じていた。
……嗚呼、今日も朝比奈は可愛い。
小動物を彷彿とさせる、小柄な身体とくせっ毛の髪。
いつもニコニコ笑っている、太陽みたいな明るい性格。
朝比奈は元来口下手でコミュ障な俺に、唯一優しく話し掛けてくれた、天使のような存在だった。
そんな俺が朝比奈に分不相応な恋心を抱いてしまったのは、言わば必然だったのだと思う。
「……あー、ごめんね田村くん、また私ばっか喋っちゃって」
「……いや」
そんな、気にしないでくれよ朝比奈。
俺は朝比奈が楽しそうに話しているのを見てるだけで、赤スパを投げたいくらい心が満たされてるんだから……。
「私なんかと喋ってても、田村くんは楽しくないよね……」
「――!?」
朝比奈!?
いつも笑顔を絶やさない朝比奈が、目に見えてしょぼんとしてしまった。
嗚呼、違うんだ朝比奈ッ!
俺はただ口下手なだけで、楽しくないから話さないわけではないんだッ!
「あっ、もうこんな時間。私、家の手伝いしなきゃいけないから、先帰るね。またね、田村くん」
「……あ、あぁ」
何か言わなきゃという焦燥感に駆られたものの、結局喉から言葉は出ないまま、寂しそうに一人帰って行く朝比奈の背中を、俺はただぼんやりと眺めていた――。
「……はぁ」
その後俺は、藁にも縋る思いで、隣町にある占いの館で俺と朝比奈の相性を占ってもらうことにした。
「す、すいません」
勇気を出して仰々しい扉を開けると、店内は間接照明でいかにもオカルティックな空気を演出していた。
「あっ、いらっしゃいま……せッ!?」
「?」
狭い店内の中心に座っていた占い師風の人物が、俺の顔を見るなり、露骨に狼狽えた素振りを見せた。
占い師さんは顔を物々しい仮面で隠しており、声もボイスチェンジャーで加工しているので性別すら不明だが、体格的におそらく女性だろうと思われた。
「あのー、俺の顔に何かついてますか?」
「い、いえいえいえいえいえ! 何でもありません! ど、どうぞお掛けください!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 21:01:40
6678文字
会話率:54%
「セルマ、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「「「――!!」」」
貴族学園の教室に入った途端浴びせられた、私の婚約者であり、我が国の王太子殿下でもあらせられるロバート殿下からの台詞に、私は思わず言葉を失った。
「あ、朝からタチ
の悪いご冗談はおやめください殿下。みなさん困惑されているではありませんか」
突如始まった王族の婚約破棄劇に、クラスメイトたちからの視線が集中する。
皆一様に畏怖と好奇が入り混じったような表情で、事の成り行きを見守っている。
「もちろん冗談などではないさ。君にはつくづく失望したぞセルマ。君がイジメをするような、最低な人間だったとはな! 君のような人間は、僕の婚約者に相応しくない!」
「イ、イジメ……!?」
まったく身に覚えのないワードが出てきて、一瞬意味が理解できなかった。
「しらばっくれても無駄だぞ! 僕がこの目で、何度もその現場を見ているのだからな! そうだよな、ララ!?」
「は、はい……」
ロバート殿下に呼び掛けられ殿下の隣に立ったのは、男爵令嬢のララさんだった。
ララさん……!?
「わ、私がララさんのことをイジメていたとでも仰るのですか!?」
「その通りだとも。――昨日も掃除の時間、君がララに罵声を浴びせているのを、僕はしっかりと目撃していたぞ!」
「ば、罵声って……! あれはいつも掃除の時間になると、ララさんがトイレに行って掃除をサボっているので、それを注意しただけです!」
「だーかーら! それがイジメだと言っているんだよ僕は! 君は軽く注意しただけのつもりかもしれないが、それで心に深い傷を負ったララは、放課後僕の胸で小一時間泣き続けていたんだぞ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 21:05:54
5882文字
会話率:50%
「ジュリア、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「……!」
貴族学園のとある放課後の教室。
各々が帰り支度をしていると、私の婚約者であり、我が国の王太子殿下でもあらせられるダリル殿下が、唐突にそう宣言した。
「……どういうこと
でしょうか殿下? 随分急な話でビックリしてしまいましたわ。私があまりそういった冗談が好きではないことは、殿下もよくご存知ですよね?」
「フン、もちろん冗談などではないさ! こんなこと冗談で言えるものか! 僕は君のことを、つくづく見損なった! まさかキャシーに対して、あんな陰湿な嫌がらせをしていたとはな!」
「ダリル様、あまりジュリア様を責めないであげてください! わ、私は本当に……、気にはしていませんから……」
「キャシー、無理をするんじゃない! 辛い時は素直にそう言っていいんだぞ!」
「ダリル様……」
ダリル殿下が、男爵令嬢であるキャシー嬢の肩に両手を置きながら、慈愛に満ちた瞳を向ける。
クラスメイトたちも、何事かと遠巻きにざわついている。
「話が見えないのですが? 私はキャシー嬢に対して、嫌がらせなどした覚えはございませんよ?」
「フン、そうやって白を切るというなら、こちらにも考えがある! ついて来い!」
そう言うなりキャシー嬢の肩を抱きながら、さっさと教室から出て行ってしまう殿下。
私はフウと一つ溜め息を吐いてから、野次馬のクラスメイトたちと共に、殿下の後を追った。
「これがその証拠だ!」
ドヤ顔で殿下が指差したのは、校舎裏にある壁の一角。
そこには夥しい数の、ありとあらゆる落書きがされていた。
この壁は、通称『匿名掲示板』。
最初は誰かがほんの悪戯で悪口を書き始めたのだが、それに対して他の人間がどんどん便乗していった結果、今では虚実入り交じった、まさしく匿名掲示板と言えるものにまで発展してしまったのである。
「これがいったい何だというのでしょうか?」
「よく見てみろ、ここを!」
殿下が指差した箇所に目を向けると、そこには『男爵令嬢のキャシーは本当に生意気』と書かれていた。
「それが何か?」
「まだとぼけるのか! これを書いたのは、君だと言っているんだよ僕は!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 21:03:47
4007文字
会話率:56%
坂進高校二年生の高城和美はある日、
放課後の校内で小さな鬼の姿を目撃する。
小さな鬼に襲われて校内を必死に逃げる和美の前に現れたのは、
巫女装束を纏った同級生──西生奈菜だった。
最終更新:2024-05-03 21:00:00
276294文字
会話率:40%
幼い頃、モンスターから人々を救う『ウェイカー』に憧れていた主人公『織﨑 萩』は、栃木県立春ヶ丘東桜高等学校に通う2年生である。部活はバスケットボール部。趣味は努力。
萩達のひとつ上、青野や鈴木達3年が出場できる最後のインターハイも近
くなり、萩達バスケ部員は部活に一層力を入れていた。しかし。放課後の部活中、体育館のど真ん中に突如として『異界門』が開いた。門の中から続々と湧き出てくる無数の『モンスター』。悲鳴が木霊し、絶望が連鎖を呼ぶ中で、血だらけの親友が萩に手を伸ばした。そのとき、萩が取った行動とは?
「みんなじゃなくていい。たくさんじゃなくていい。世界中なんて大きいことは言わない。ただ俺は俺の身の周りにいる大切な人達を護りたい」
仲間な友人を失いながら、それでも萩は『目覚める者――ウェイカー』として残酷な世界で抗い続けていく。これはそういう熱く儚き物語だ――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 18:36:47
341985文字
会話率:33%
ある日の放課後、男子中学生の加納は部活にも行かず、教室で ただボケーッと着席していた。やがて1人きりになり、ヒマを持て余した彼は、教室内をウロウロと散歩し始める。すると床に落ちていた1冊のノートに行き当たり、それを拾い上げる事に。名前の書か
れていないそのノートの持ち主を探る為、中を開く加納。そこには何とも卑屈な言葉が書かれていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 13:01:42
18377文字
会話率:39%
緑の美しい郊外に住む女子中学生の葉月は、同級生とも義母とも表面上は上手く付き合っていたが、誰とも心を開けずにいた。そんな中、梅雨が明けた七月に転校してきた男子、森宮透真とある秘密を共有するようになり、二人は放課後、駅で交流を深めていく。
両
親を喪った葉月と、転校を繰り返してきた透真。大切な人との別れを経験してきた二人は、次第に同じ未来を夢見るようになる。しかし歳月が進んでいくにつれ、葉月はこれまでの人間関係に向き合わなければならなくなっていく。
―ーーー放課後、駅へあなたに会いに行く。
自分を偽り続けてきた私たちが、本当の私たちになれる時間だ。
あなたと同じ夢を見た。一緒の夏を迎える夢を。
私と同じ温度だったころのあなたと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 18:52:56
129719文字
会話率:33%
高校教師の俺。
いつもと同じように過ごしていたはずなのに、ある日を境にちょっとずつ何かが変わっていく。
テスト準備期間のある放課後。行き慣れた部室に向かった俺の目の前に、ぐっすり眠っているマネージャーのあの娘。
そのシチュエーションの最中、
頭ん中で変な音と共に、俺の日常を変えていく声が聞こえた。
『強制フラグを、立てますか?』
その言葉自体を知らないわけじゃない。
だがしかし、そのフラグって、何に対してなんだ?
聞いたことがない声。聞こえてくる場所も、ハッキリしない。
混乱する俺に、さっきの声が繰り返された。
しかも、ちょっとだけ違うセリフで。
『強制フラグを立てますよ? いいですね?』
その変化は、目の前の彼女の名前を呼んだ瞬間に訪れた。
「今日って、そんなに疲れるようなことあったか?」
今まで感じたことがない違和感に、さっさと目の前のことを終わらせようとした俺。
結論づけた瞬間、俺の体が勝手に動いた。
『強制フラグを立てました』
その声と、ほぼ同時に。
高校教師の俺が、自分の気持ちに反する行動を勝手に決めつけられながら、
女子高生と禁断の恋愛?
しかも、勝手に決めつけているのが、どこぞの誰かが書いている某アプリの二次小説の作者って……。
いやいや。俺、そんなセリフ言わないし!
甘い言葉だなんて、吐いたことないのに、勝手に言わせないでくれって!
俺のイメージが崩れる一方なんだけど!
……でも、この娘、いい子なんだよな。
っていうか、この娘を嫌うようなやつなんて、いるのか?
「ごめんなさい。……センセイは、先生なのに。好きに…なっちゃ、だめなのに」
このセリフは、彼女の本心か? それともこれも俺と彼女の恋愛フラグが立たせられているせい?
誰かの二次小説の中で振り回される高校教師と女子高生の恋愛物語が、今、はじまる。
※2024.4中旬より、連載再開いたします。
各公募の方にもエントリーしますので、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 12:24:26
55681文字
会話率:33%
俺、並家 新丞(なみや しんすけ)は夏休み直前の放課後、不良達に絡まれている最中、隣のクラスで起きた勇者召喚に巻き込まれてしまった。
そう、ラノベでは使い古されてしまって、最早味のしなくなったガムのようなアレにだ!
このまま、魔王でも倒
してくれって言われるのか?
いいね。チート、無双でウッキウキ!
……そう思ってたんだが、同じく召喚に巻き込まれた天才美少女・天野 彩加(あまの さいか)と共に、俺は何故か魔王の手先として捕まっちまった。
これから異世界で暮らしていくにしても、取り敢えず逃げないと!
チート?馬鹿言え。あるわけねぇだろ、自力だよジ・リ・キ。
まぁ、これはそんな話だ――。
※この作品は全9話の作品で、既に書き終えています。
投稿は毎日です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 00:22:30
25574文字
会話率:41%
幼い頃に両親が離婚し母子家庭で育った少年|黒羽 真央《くろは まお》は中学3年生の頃に母親が何者かに殺された。
母親の殺された現場には覚醒剤(アイス)と思われる物が発見される。
だがそんな物を家で一度も見た事ない真央は警察にその事を
訴えたが信じてもらえず逆に疑いを掛けられ過酷な取調べを受ける。
その後無事に開放されたが住んでいた地域には母親と自分の黒い噂が広まり居られなくなった真央は、親族で唯一繋がりのあった死んだ母親の兄の奥さんである伯母の元に引き取られ転校し中学を卒業。
自分の過去を知らない高校に入り学校でも有名な美少女 |青海万季《おおみまき》と付き合う事になるが、ある日学校で一番人気のあるイケメン |氷川勇樹《ひかわゆうき》と万季が放課後の教室で愛し合っている現場を見てしまう。
その現場を見られた勇樹は真央の根も葉もない悪い噂を流すとその噂を信じたクラスメイト達は真央を毎日壮絶に虐めていく。
虐められる過程で万季と別れた真央はある日学校の帰り道に駅のホームで何者かに突き落とされ真央としての人生を無念のまま終えたはずに見えたが、次に目を覚ました真央は何故か自分のベッドに寝ており外見は別人になっており、その姿は自分が母親に最期に買ってくれたゲームの最強の裏ボスとして登場する容姿端麗な邪神の人間体に瓜二つだった。
またそれと同時に主人公に発現した現実世界ではあり得ない謎の能力『サタナフェクティオ』。
その能力はゲーム内で邪神が扱っていた複数のチートスキルそのものだった。
前の人生で送れなかった真央は名前を変え、|明星 亜依羅《みよせ あいら》として表向きは高校生活を満喫し、裏では邪神の能力を駆使しあらゆる方法で自分を陥れた者達に絶望の復讐していく痛快転生物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 19:10:00
463222文字
会話率:67%
極度の内弁慶かつシスコンの男子高校生、土田時見は一通の手紙に困惑していた。
その手紙の送り主である彼女は、完全無欠で冷徹無比、容姿端麗な学園屈指の美少女、大橋朝香。その手紙には時見が放課後屋上へ来るように書かれていた。
屋上へ向かった
時見は大橋に告白されるが、時見は自分と大橋では釣り合わないという理由で一度は断るも、大橋は強引に時見との交際を取り付けた。
家に帰った時見は妹の小春に慰めてもらうが、驚くことにそこには大橋が。
重度のシスコンを目撃した大橋は時見のシスコンを治し、時見を更生させることを決意する。
そんな二人を中心として繰り広げられるラブコメディー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 23:01:55
31068文字
会話率:38%
ある日、ひょんなことからVRMMOを始めることになった。エンジョイ勢。
天上院咲(てんじょういんさき)、彼女はゲームを通して名を上げることが出来るのか?
☆祝・中学2年生編開幕☆
★には画像があります。
第1章から第2章は、GA文庫 第12
回後期一次選考通過作品。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 22:03:46
1287169文字
会話率:44%
あたし、朝日詩苑(あさひしおん)は勝気な性格とギャルのような見た目のせいで人から遠ざけられる事が多かった。
だけど高校入学の際に心を入れ替える。
今度こそ、皆と同じように大人しく友達を作ろうと。
そして隣の席になったのは氷乃朱音(ひのあか
ね)という学年主席の才女だった。
あたしは友好的に関わろうと声を掛けたら、まさかの全シカトされる。
うざぁ……。
とある日の放課後。
一冊のノートを手にするが、それは氷乃朱音の秘密だった。
そして、それを知ってしまったあたしは彼女に服従するはめに……。
ああ、思い描いていた学校生活が遠のいていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 21:10:00
102200文字
会話率:37%
高校生になって三か月。鳥谷寿人は気の合う友人もいて、家族仲も良好。成績も悪くない、等身大の高校生活を送っていた。そんなある日、クラスメイトの絵川小鹿から手紙を渡され、放課後に残って告白される。
まだ知り合って間もない、よく人柄も掴めてい
ない相手だったが、手紙を渡す場面にはクラスメイトもいて認知済み、告白の場には彼女の友人が隠れていた。今までうまくやってきた寿人はリスクリターンを考えて、その告白を了承した。
寿人は友人関係も、勉学もうまくやってきた。しかしそのせいで、毎日が繰り返しの日々だと感じ、つまらなさを感じていた。そんな時、現れたのは中学時代のあこがれだった先輩である旭川鶴海。
寿人は、先輩にそのことを相談する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 18:00:00
22011文字
会話率:55%
【割と涙腺破壊兵器】高三の夏。放課後、天文部の部室で本を読んでいた僕は、突然に正体不明の女の子"山田 海月"に声をかけられる。僕はしどろもどろになりながらも彼女と話している内に、自然と打ち解けて彼女の事をもっと知りたいと
思い始める。だが、彼女──"山田 海月"にはある秘密があり……青春の甘酸っぱさと切なさが交差する、超感動ストーリー!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 22:01:38
6255文字
会話率:23%
木下茜は失くしてしまった携帯ストラップを探していた。
仲良しの住永奈美からもらったお揃いの誕生日プレゼントで、銀色のクマが肩を組むようになっている。落し物届やゴミ捨て場を探すため、奈美に掃除の係を押しつけ、パン屋へ行く誘いも断った。探
しても見つからないまま帰っていると、公園で他の女子と遊ぶ奈美を見かける。
翌日から、奈美や他の女子から距離を置かれるようになった。話しかれられず、携帯メッセージの返信もない。一緒に帰っていた道も、離れて歩くようになった。
孤立して一人で携帯のゲームをするようになったある日、男子から対戦型ゲームに誘われる。初めは奈美達にどう思われるか不安だったが、徐々に男子と遊ぶことに楽しさを覚えていく。
しかし男子が急にサッカーをするようになり、遊ぶ相手がいなくなった茜は再び孤独感に襲われる。その夜、家でストラップのことを思い出し、再び探し始める。仲直りのため携帯メッセージを送信するが、奈美のメールアドレスが変更されたことを知らせる通知が届く。
絶望して過ごす翌日、またゲームをやろうと男子から誘われた。茜は自分が嫌われたのだと思っていたが、事情による思い過ごしであった。距離を置かれただけでふさぎ込み、相手と向き合おうとしなかった自分に気がつく。奈美と話し、仲直りする決意をした。
翌日の帰り道に呼び止め、掃除の係を押しつけたことや、放課後の誘いを断ったことを謝った。すると奈美は・・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 05:52:09
24010文字
会話率:17%
夜の放課後。誰もいない学校の桜の木の下で彼と彼女は出会う。
内気な彼と活発な彼女。対極な二人はなかなか素直になれないながらも少しずつ打ち解けていこうとする……が……?
(毎日更新。計7話。完結保障)
最終更新:2024-04-26 23:05:24
8224文字
会話率:36%