兄を亡くした高校生ソータが、妖怪退治で成長する話
冒頭から船怪談、漁師怪談、夢怪談と展開し、ソータは自ら怪異に飛び込んでゆく。
少年の帰る場所を模索する物語。
さわやかな読後感を目指しました。
最終更新:2023-07-03 08:57:05
12617文字
会話率:37%
皇帝の命で、顔も知らない伯爵に嫁ぐことになった皇女キーラ。だが、初対面の席で、父親ほどにも年の離れた婚約者は、彼女を妻とする気はない、と、冷たく明言する。帰る場所もなく、今いる場所で必死に生き延びようとするキーラと、彼女を気に掛ける武官、オ
ルレイ・ノルドウッドの関わりの行く先は。
知様主催「ぺこりんグルメ企画」、柴野いずみ様主催「ざまぁ企画」参加作品です(ざまあ成分はかなり控えめです)。
全11話、30000字弱。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 21:14:41
29325文字
会話率:47%
漂泊の民、と呼ばれる者達がいる。
足の向くまま気の向くまま、国境を越えて世界を巡る、自由であり孤独な者達。
彼らは家を持たない。重い荷物を持たない。辿り着く場所も、帰る場所も持たない。
彷徨の路を進む活力は、美味い飯ぐらいしかない、そんな者
達だ。
冤罪をかけられ、罪人の焼印を頬に押された青年スヴェンと、
閉鎖的な故郷から飛び出した蜥蜴人の術師である“赤紫鱗(マゼンタスケイル)”。
そんなふたりが道行のさなかで、「巨人の娘」と曰くつきの女に出会った。
短編連作です。今後増えるかもしれないし、増えないかもしれません。
個人サイトのリクエスト企画にて製作しました。
個人サイトおよびカクヨム様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-31 22:38:46
78082文字
会話率:57%
シヴァの大森林で生まれた主人公ユーエン。ユーエンは赤ん坊の頃にヒト族の集落に捨てられてしまう。彼はほぼヒト族と同じ容姿でも、虫人(ムシビト)という異なった種族だった。それ故、ヒト族の集落では辛い生活を強いられる事となってしまう。ある日、住ん
でいた集落が何者かによって襲われ焼け野原に。帰る場所を無くしたユーエンは、そのまま世界を巡る旅に出る。スキルを磨き、種族を進化させ、何としてでも生き残れ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-21 17:39:45
1713文字
会話率:42%
再会を果たした少女たち——莉々・琉々——は、故郷に帰るため、まちを巡る。
最終更新:2023-05-08 11:20:46
5129文字
会話率:41%
いつもストーカー被害に悩む夢居は、ある日逃げ込んだ河原で謎の少女、カゲリと遭遇する。
この謎の少女は昔、瓶に詰まっていた所を夢居に助けられた怪異だった。カゲリは今こそ恩を返したいと、夢居を追いかけてきたストーカーと仲間をまとめて掃除し
てしまう。
更に、帰る場所に困る夢居に自身の住処を提供。こうして、冥界での不思議な2人暮らしが始まったのだった。
カゲリの元にやって来る怪異と縁を育んだり、不思議な技を教えて貰ったりしながら、夢居は少しずつ成長していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-15 16:36:22
63642文字
会話率:66%
山内紗央莉は10歳年上の旦那政志、そして義両親家族と一緒に暮らしていた。
結婚6年目、30歳になった紗央莉に奇跡が、
『...子供が出来たの』
『まさか...』
不妊の政志、紗央莉まさかの妊娠だった。
不安を払拭し、後は出産を待つば
かり。
幸せを噛み締める紗央莉達に1本の電話が。
『ふざけるな!』
それは政志の別れた妻、史佳が失踪したとの連絡。
そして史佳は政志達の前に表れるのだった...
本編2話+閑話1話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-27 20:20:58
14948文字
会話率:40%
ガルシア男爵家の庶子として育てられたクロエは、家族として認めてもらえずに使用人として働いていた。そんなクロエに与えられた部屋は階段下の小さな物置き。
父であるカイロスに不気味で呪われているという噂の公爵家に嫁ぐように言われ、何も持たされず
に公爵家に送られたのだが、相手からすぐに出ていくように言われてしまう。
何処にも帰る場所の無いクロエを憐れんだのか、一晩だけなら泊まっても良いと言われて、借りている部屋を綺麗にして返そうと掃除を始めるクロエ。
綺麗になる毎に、徐々に屋敷の雰囲気が変わっていく…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-10 18:00:00
47537文字
会話率:36%
「ココは……何処だ?」
大潮と暴風雨によって島の峡谷に挟まる様に座礁する船。その中で目覚めた男は船から一歩出て絶句する。
「何でじゃ? 船は……確かに沈んだ筈……」
だが目の前には……薄く噴煙がたなびく低い山がそびえ、自分の足元
には……確かに沈んだ筈の……“自らが沈めた筈の”船が在った。
男はその場にへたり込む……
「何故じゃ?? 何故、儂は生きておる?? 日の本から出奔する時……神仏に加護は無用と誓した筈じゃぞ!!!」
娘を助ける為に……他の全てを捨てる……そう誓った。帰る場所も、先祖から賜った名も、“虐げられる民を助けん!”と誓った仲間も……
方々が裂けた甲板の上で一時座り込んだ男は、神仏の無情を嘆いたが……誰も自分を罰してはくれない事を悟った後、仕方なく立ち上がった。
そして……それから数年、自分が居るのが激しい海流と暗礁に囲まれた小さな島である事を知った。
全てを捨てた男は偶然島に行き着いた娘を助け……二度と関わるつもりの無かった人の世に再び現れる。そこには……自分の知る者達とは違う……しかし同じ様に虐げられた民の姿があった。
男は新たに誓う……一丁の村田銃を背負い、今度こそ革命と開放の嵐に飛び込む事を……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 15:08:39
17674文字
会話率:54%
共和国大統領の在原葉一は戦時中、国家を予算を使って奇妙な実験を行っていた。それは敵国である皇国との平和を模索する為のものであり、訳あって皇国から亡命してきた巫女の力を借りて、遂に実験を成功させた。しかし、成功直後にクーデターが起きてしまい、
実験結果を国で活かすことなく銃撃され、意識を失ってしまう。
~~~~~~~~~~
共和国とは大きく異なる――皇御国。
そこで目を覚ました〝青年〟葉一は名前以外の記憶が欠落していた。漆黒の闇世界に放り出され混乱していた中、導となる光――巫女夜澄に保護され身を寄せるようになる。
日々記憶を手掛かりを探しつつ、国民との価値観に違いを感じ始めた頃。敵国との戦争が勃発した。
逃げ込んだ防空壕で、葉一は目の痛みと共に視界に映ったのは、まるでゲームのような二つの選択肢。その片方を選んだ日より、葉一は皇御国における歪な伝統を知る事になる。
記憶もなければ、帰る場所もない。知らないようで知っている世界で、葉一は徐々に世界の真実に迫る。
この世界の真実とは何なのか、自分は何者なのか。
自らが誇れる選択肢を選ぶ時、真実の扉は開かれる――。
※注意※
・電撃文庫に送る前の物です(修正前)。期限ぎりぎりで色々削った結果、無茶苦茶になっていたという自覚はあったので。
・場面の切り替わりを意識して話数を区切っています。その所為で、内容が短かったり長かったりする部分がございます。事前にご了承をぉ~!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-14 18:00:00
122527文字
会話率:52%
――貧乏だから不幸せ❓ いいえ、求めているのは寄り添ってくれる『誰か』。
◆
第二夫人に最愛の旦那様も息子も奪われ、挙句の果てに家から追い出された伯爵夫人・フィーリア。
両親も既に事故で亡くなっており帰る場所もない彼女は、なけなしの
餞別だけを持って大雨の中を歩き続けていた。
しかし目的地も希望も生きる理由さえ見失いかけた時、とある男の子たちに出会う。
言葉汚く直情的で、だけど決してフィーリアを無視したりはしない、ディーダ。
喋り方こそ柔らかいが、その実どこか冷めた毒舌家である、ノイン。
10歳前後に見える彼らにとっては、親がいない事も、日々食べるものに困る事も、雨に降られる事だって、すべて日常なのだという。
そんな彼らの瞳に宿る強い生命力に感化された彼女は、気が付いたら声をかけていた。
「ねぇ君たち、お腹空いてない?」
まるで野良犬のような彼らと、貴族の素性を隠したフィーリアの三人共同生活。
平民の勝手が分からない彼女は、二人や親切な街の人達に助けられながら、自分の居場所を見つけていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-08 22:00:00
22338文字
会話率:28%
覚悟は出来た。これを飲み終わったとき、それで僕も終えよう。
眼下に広がる夜景、そして季節を象徴している華やかなイルミネーションが、僕の目を突き刺すようにちらついている。
吐いた白い息が空に消えていく、もうすぐ僕も。
けれど、強い風に
押された時踏ん張ってしまうのは何故なのだろう。もう帰る場所は無いというのに。
もう一度だけ、この手で君を抱きしめたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-08 18:25:04
990文字
会話率:7%
ある女の子は帰る場所が無く困っている時に偶然1匹の黒猫に出会うお話。
最終更新:2022-10-19 19:18:23
464文字
会話率:20%
そこは魔獣のはびこる世界。原因不明の異常地域『死海』よりあふれる魔獣を狩る存在、冒険者が多く存在する世の中。『死海』の中でも現れる魔獣の量、強さのばらつきが確認されており、冒険者は対応するためにランク分けされていた。その冒険者の中でも異彩を
放つ少女、アルテミス。彼女は20年前伝説となったパーティー『幸翼』のメンバーの娘で、最高ランクSの力を有していた。
この物語はそんなアルテミスの冒険譚…という名の旅の話を少女から聞く少年、ディフェイクの物語。しがない薬屋を営む少年は時折帰る少女の話を聞き、無事を祈る。目を布で覆い、穏やかな表情をたしなめ日々を営む。
二人はにこやかに話しをし、日々が過ぎてゆく…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-05 12:09:59
1476文字
会話率:59%
古都の町家を購入してバルにリノベーションした高辻将平は、内装工事を終えた日に奥庭に突如大穴が開き困惑した。大穴から一人のエルフ少女――ミミルが出てきたからだ。
言葉が通じない中、ミミルの魔法でなんとか意思疎通ができるようになり、将平は大穴が
異世界を繋ぐダンジョンであること、地球に来てしまったミミルは異世界に戻ることができないことを知る。
そして、確認のためダンジョンへと連れられて入った将平は、ダンジョンに日常生活にないロマンや心躍る冒険心を刺激され、帰る場所がないミミルを保護し、共に暮らすという選択をするのだが……。
日常生活をしながらダンジョン攻略を行う将平視点のお話と、言葉や文化の壁で生じる大小様々なすれ違いを描いたミミル視点の話、ミミルの救出を目指すミミルの仲間たちの話(第三者視点)があります。
第一部:出会い・攻略編
将平とミミルの出会い、ダンジョンの攻略と日常生活を描いたお話。
第二部:姉妹の絆・仲間の絆
第三部:(非公開)
第四部:(非公開)
注:更新は月曜日と木曜日がお休みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 12:00:00
1241289文字
会話率:21%
界願大戦。のちにそう称される史上最大の戦争に、たった齢17歳にして身を投じる少年、アランは、突如として所属していた隊がたった一人の少女によって壊滅させられ、帰る場所を失ってしまう。しかし、仲間の仇であり、殺したいほど憎きその少女は、身を焦
がすほど追い求めたアランの妹『リリア』にあまりに似すぎていた――。
意図せず始まった妹の空似と妹を探す旅に待ち受けるのは、終焉か、はたまた再会か。その答えを知るものはたった一人。
だから、
全ては――――のために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-30 20:47:24
79372文字
会話率:61%
言葉のない“おかえり”が聞こえる。
親族に看取られながら74歳で生涯を終えた夏宮義朗は、黄泉の国の案内人によって魂が帰る場所へと向かう。しかしその道中で不思議な濃霧に視界を奪われ、気が付くと義朗は現世に戻るだけでなく高校2年の男子生徒に若
返っていた。
現代の高校生として転生した夏宮義朗は、現役の女子高生である孫、萩庭凜とともに人生で二度目の高校生活を謳歌しつつ、黄泉へ戻るための手掛かりを探す。
【注意】
黄泉の国や死後の世界の世界観については、完全に自己解釈です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-23 20:37:56
109703文字
会話率:57%
「ファルベ君。悪いが今日この場を持って僕のパーティーから抜けてくれないか」
齢十歳を迎えたその日に、冒険者パーティーの一人だった、ファルベは追放された。
この世界には「スキル」と呼ばれる超能力が存在し、追放された少年――ファルベもそれ
を持っていた。
彼の持つスキルは、物体に色を付ける「着色」と、付けた色を変化させる「変色」だった。
戦闘に使えないため、到底冒険者としてやっていけない能力だからと、それまで数年間、雑事をこなすことで籍を置いていたパーティーから追い出される運びとなったのだ。
元々孤児で、帰る場所を無くしたファルベは様々な手段を駆使し、過酷な環境を生き延びた。
そして、五年後――十五歳になったファルベの今の肩書は、「冒険者狩り」。
最弱だった少年が、何故そう呼ばれるようになったのか。彼の思惑と、隠された真実とは。
――これは、「冒険者狩り」の少年と、その弟子の少女が織りなす物語。
カクヨム・ノベルアップ+でも連載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-20 00:02:47
577414文字
会話率:42%
遠い未来、宇宙開拓の作業員として最果ての星へとやってきたリヒト。しかしその星は未知の生物が支配していた。
「どうせ帰る場所もないし」
任務は、増援部隊が来るまで生き残ること。
果たして彼らの運命は?未知の生物の正体とは。
※それっぽい言葉を
並べたなんちゃってSF。勢いで読んでいただけると幸いです
※ストックが少ないので週刊連載予定。気に入っていただけたならある分全部出すのでどうかコメントください。お願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-16 06:00:00
319875文字
会話率:30%
あなたは帰る場所のない人で、そんな寂しいところが私と似ていると思っていた。あなたの帰る場所になれたらと、ずっと願っていた────
最終更新:2022-09-10 14:12:37
2248文字
会話率:30%