ダンジョンに潜るのに必要なものがある。
それは――免許。
世界唯一のダンジョンが存在する都市プルガトリウム。全7層とも8層とも言われるダンジョンでは、人の欲望を満たす様々なアイテムが手に入る。
探索者になるには、アドベンチャースクールと呼ば
れる教習所に通い、免許を取得する必要があった。
主人公ディルは、都市有数の人気教習所の中で、不人気ナンバーワンの反面教師として有名だった。
探索者時代のあだ名は『案内人』。ダンジョン内で使える特殊能力がサポート系で、自力では探索できない雑魚と笑われていた。
だが彼は、いまだ誰も発見できていない幻の第8層を唯一攻略した人物との噂があった。
かつて最強のパーティーに在籍していたディルが、いかにして自堕落な反面教師になってしまったのか。
昔の自分と同じく、深淵を目指す少女との出会いを機に、ディルの物語は再び動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 20:00:00
211485文字
会話率:42%
Dランクの冒険者であるアク・リナンはのんびりとした生活を求めて、自分が生まれ育った辺鄙な村を出ることにした。が、あえて邪魔をする者がいた。ソイツは自分の幼なじみであるAランクの冒険者のプリシラだ。そんなプリシラはしかし、優れた容姿とは裏腹に
とんだ自惚れ者だった。結局のところ、そんな幼なじみと絶縁までして村を出るが、実は彼は最強グラスの剣士であって、そしてそんなことが知られて──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 08:31:22
15291文字
会話率:25%
ダンジョン。
そこは現代世界にはいるはずのないモンスターで溢れ、高い需要が期待できる新しい資源が豊富に存在する地下洞窟世界。
多くの人間は危険も顧みず、その資源、一攫千金を求めてそんなダンジョンへ。
世の中では探索者という職業が
流行っていた、のだが……。
「甘くない。それどころかこれでもかってくらい……塩辛すぎるって、探索者」
探索者歴3年目。低パラメーター。ハズレユニークスキル。
主人公の多白守は日々ため息を溢し夢もないもないしょぼい生活を送っていた。
そんなある日、多白に転機が訪れる。
それは同期で唯一のSランク探索者、そしてテイマーの御影みゆきとの再会。
年上で格上の彼女に惹かれたことで多白の雑魚スキル【下僕の才】が覚醒し……『死後』その効果が発動。
多白は見た目はもちろん、食肉としても人気の愛されモンスター、下僕として最適な『一角兎』に転生したのだ。
とはいえ一角兎は最弱。
御影にテイムされるには強大な強さ必要な上、強くなるためにもそれなりの力が必要。
早速壁にぶち当たったと思った多白だったが、一角兎のユニークスキル『ガードブレイク』が最強だと気づく。
最弱から最強へ、さらに推しの御影にテイムされるという目標に向かって多白は第2の人生で無双を開始するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 07:35:01
19422文字
会話率:29%
銀髪に緋色の目を持つ気弱な主人公ルーシア・メリウスは、その風貌から街の人々に銀髪の悪魔と呼ばれ蔑まれていた。
どの店でも雇ってもらえず、冒険者ギルドに登録する事すら出来ないルーシアは、日々一般の町人でも侵入が許されている町の外すぐに広
がる平原で雑魚モンスターを狩り、その素材を売って生活資金を得ていた。
そんなある日、新しく剣を購入しようとルーシアは冒険者ギルドの側にある武器屋を訪れ、いつもの様に特価コーナーにある3ゴールドの処分品を見る。
そしてそこでルーシアは1本の剣と出会う。
その剣の名は【紅血吸剣ダインスレイヴ】。
その能力は契約者の魔法回路に流す事の出来る魔力量を増大させることが出来るだけでなく、魔力が含まれた血を対価とする事で、通常人が習得出来ない様々な魔法を行使する事が出来る。
しかも……。
「俺を銀髪の悪魔だと罵った奴ら、全員土下座してくれるならこの町を助けてやらなくもな――」
『あの、勝手に僕の身体乗っ取るのは止めてくれませんか、最強の魔剣様ぁ』
その魔剣は魔剣でありながら意識が有り、時には気弱なルーシアの体を乗っ取る少し厄介な存在だったのだ。
しかし、この出会いよってカースト最下位に居たルーシアは徐々に成り上がっていく事になるのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-06 07:00:00
8079文字
会話率:48%
普通に事務職で働いていた成人男性の如月真也(きさらぎしんや)は、ある朝目覚めたら異世界だった上に女になっていた。一緒に牢屋に閉じ込められていた謎のしゃべるうさぎと協力して脱出した真也改めマヤは、冒険者となって異世界を暮らしていくこととなる
。帰る方法もわからないし特別帰りたいわけでもないマヤは、しゃべるうさぎ改めマッシュのさらわれた家族を救出すること当面の目標に、冒険を始めるのだった。
(しばらく本人も周りも気が付きませんが、実は最強の魔物使い(本人の戦闘力自体はほぼゼロ)だったことに気がついて、魔物たちと一緒に色々無双していきます)
この小説はアルファポリスで連載していたものを転載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 21:21:52
165576文字
会話率:63%
王子ジュリオは、運動神経も悪ければ頭も悪く、何をさせてもダメなバカ王子である。
使える唯一の魔法は、最弱回復魔法のヒールのみという体たらく。
母親は救国の大聖女であるにも関わらず、息子はクソの役にも立たないバカ王子と蔑まれ、王位継承権も望
めないという腐った日々を送っていた。
しかし、ひょんな事をきっかけに、ジュリオは国を追放されてしまう。
しかも、追放された隣国で運良く転がり込めた冒険者パーティは、凶悪な魔物により壊滅してしまった。
目の前で仲間が魔物に食われる絶望的な状況下で、ジュリオはついに死を覚悟する、が。
突然現れた弓を担いだ美少女――アンナに窮地を救われ、ジュリオは難を逃れたのだった。
アンナとの出会いをきっかけに、ジュリオは自尊心を取り戻しながら、自立を目指して毎日を懸命に生きるようになる。
やがて、ジュリオは自分に眠っていたヒーラーとしての常識外れな才能に気がつく。
その才能の「秘密」を知ったとき、ジュリオを追放した国は、呪いの病で崩壊寸前であった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 21:05:52
1354129文字
会話率:38%
何時もダンジョンの第一層、そこでこそこそと弱い弱いモンスターを倒す。
それが何時もの日課。
だがそれも今日、終わる。
やっと必要な魔力が揃ったから。
召喚師として職を受けて今まで。
我慢してきた生活がやっと終わる!
最終更新:2023-11-10 16:39:09
4154文字
会話率:36%
残業続き、会社泊まり OL 「宮下墨」はある日疲労で倒れた。
疲労で倒れた後目が覚めるとそこは「中世の世界!?」
階段に座り、買った林檎を食べながら
キラキラスローライフを送りながら、元の世界に戻る方法を調べようと考えていると
階段から落
とされたので、喧嘩を売ると
その国の王子で命の危機……!
果たして主人公はキラキラスローライフという夢を叶え、元の世界に戻れるのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-23 18:33:51
3796文字
会話率:29%
「異能」が人々に発現して100年近くが経った現代。
時を同じくして、世界には「影人」という人ならざるモノが出現。人々はそれに恐怖していた。
影人を討伐するには異能者が必要不可欠であり、異能開花者は重宝された。
また、個の戦闘力に合わせて能
力レベル「1~7」に振り分けられ、「0」だと無能力者、すなわち一般人認定を受ける。それは社会的地位や名誉に大きく影響するものだったが……。
つまらない日常を送っていた高校一年生・柊 蒼斗。彼のレベルはなんと「-1」だった。それゆえ周囲から『無能以下』と馬鹿にされ、蔑まれる毎日。
「君、私のギアになってくれない?」
ある日、そんな彼の元へ一人の美しい少女・霧神 茜が訪れる。
彼女は異能者パートナーである「ギア」にならないか、と持ち掛けてきて……。
蒼斗はそれ以来、厄介事へ足を踏み入れるが……。
これは、柊家の生き残りと霧神家の生き残り、最強の「蒼」と「紅」である運命《ふたり》が、手を取り合い、始まった物語―――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-11 10:06:15
43793文字
会話率:34%
「もうお前と、クソみたいなスキルについていけない。婚約は解消だ」――悪役令嬢サラは、黄金の国オール王子から冷たく告げられた。「あらゆる手を使って婚約者まで上り詰めたのに……」と城を去ると、ある青年と出会う。それは心優しい魔法使い、フラムだっ
た。彼曰く、サラの「サウナを作り出す」というハズレスキルは実は最強で、体力や魔力を回復させ、精霊と交流できるという。彼と共に火の国を目指し、モンスターを倒し、住民から感謝されながら、旅をしていたある日。サラを捨てたはずのオール王子から連絡が来た。「お前さ、悪役令嬢でしょ?俺と結婚したら殺される予定だったんだよ。国を出るとか許さないから」……急いで、でも合間でととのいながら、旅を続けます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-04 18:37:22
28212文字
会話率:59%
さえない銀行員生活の主人公は、まほうのくに支店へ左遷される。そこは異世界で、スキルは『銀行』だった。外訪の途中で魔物に襲われるホームレスを助け、スキルで金を増やしてあげると、実は最強スキルで、ホームレスは勇者で―――え、俺が財務大臣?王女た
ちは妻の座を巡ってバトルを始めてるし?無敵、溺愛、そして金!現代人の気持ちイィー!が、すべてある!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 16:26:55
25216文字
会話率:61%
「ウィム。冒険者になってもウィザードにはなるな」
オレが十四歳になった時、親父がそう言った。そして間もなくして魔物に殺された。
ウィザードの親父は過去に役立たずとされてパーティを追放されている。
残念クラスとして認知されているウィザードの
親父はそれから誰ともパーティを組めずに苦労した。
親父が死んだショックでオレに前世の記憶が戻る。
更にここが前世でやり込んだVRMMO【トラベルファンタジー】というゲームの世界だと気づいた。
ウィザードは序盤こそ火力面で重宝されるが、次第に強力な武器や物理スキルに恵まれた前衛クラスに活躍の場を奪われてしまう。
ウィムは父親の無念を晴らすため、この世界で不遇とされて今ではほぼ存在しないウィザードの道を歩む。
レベルを上げて物理で殴ったほうが強い? ウィザードは難しいクラスだが、実は最強とも言えるんだ。
オレはウィザードでこの世界をやり込む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 13:09:28
126127文字
会話率:31%
わんこ(実は最強)とクール令嬢(実はめちゃくちゃ可愛い)のほんわかする日常。
令嬢にはお馬鹿な婚約者が。
婚約者が令嬢に嫌がらせをしていると知ったわんこは、令嬢を助けるために奔走する!
……はずなのですが…。
これは、最強わんこが大好きな
クール(?)令嬢を手に入れるために頑張るお話。
※わんこ視点で物語が進みます。
※大体の話が五百字くらいで一区切りです。ただ、二千字を超える話もあります。
※日常…になるのかは怪しいです。ざまあはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 19:00:00
26206文字
会話率:21%
僕、桜田洋平。
仕事帰り家へと帰ると突然床が光りなんと異世界に召喚された。
しかしそこで出逢った王様に鑑定された結果ゴミと呼ばれた。
僕は悔しくなりながらも言い返せず森へと歩く。
そこで命を終わらせようとしたときある女性に助けら
れた。
どうやらその女性も召喚されたがゴミ扱いされたという。
僕はそこで決意した、あの王様をギャフンと言わせてやるって。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-06 19:00:47
55132文字
会話率:30%
主人公ランデルは、おっさん冒険者である。 「才能ないのかな……。」
彼は魔法使いだが、なぜか支援魔法しか覚えられず、若いころから伸び悩んでいた。
それでも人の助けになろうと、彼は街の入口で、支援魔法をタダでかけ続けた。
そして20年の時が
経つころ、彼は無自覚に支援魔法を極めていた。
カンストした彼の支援魔法は、
「物理攻撃に魔法ダメージを一時的に上乗せ」
「移動速度・攻撃速度を一時的に高める」
「最大HPを一時的にアップ」
「防御力を一定時間向上」
を超絶高い数値で付与するという、冒険者のステータスを格段に高め、世界の常識をひっくり返す性能を秘めていた。
ランデルの支援魔法は、初心者からベテランまでのあらゆる冒険者に「これなしでは、クエストのしやすさがまるで違う!」と思わせしめるほどであり、特にかけだし冒険者にとって不可欠。
敵へノロノロと攻撃し、ダメージがしょぼい状態であっても、支援魔法によってダメージや速度が数百倍になり、まったくダメージを受けなくなる自分に対して、目が飛び出そうになるのは、この街のビギナー冒険者なら全員が通る道である。
しかし支援魔法の効果は永続ではないため、効果が切れるとすぐに、もとの弱い自分に逆戻り。
ダメージ、攻撃速度ともに激減した自分に戻るだけで「ランデルさんの支援魔法さえあれば…!」というストレスが溜まってくる。
その中毒症状に至った時、冒険者は街の西門のランデルの所へ走って戻り、こう叫ぶのだ。
「支援おね!!!」
…と。
ひたすら支援魔法をかけて生きてきたランデルは、ある時ようやく自分の力に気づき、伝説のブルージュエルを探すために冒険を始めようと決意した――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-05 22:55:28
37654文字
会話率:38%
異世界に来てしまった主人公。
スキルは【『気圧』を操る能力】。
追放され、どうしようと思っていたら…。
実は最強スキル!どんどん集まる仲間!
勇者達は、魔王を倒すため、戦う。
最終更新:2023-08-09 12:18:06
1391文字
会話率:31%
タイトルの通りです。
最終更新:2023-07-23 00:09:31
2363文字
会話率:2%
「無能はいらない」と言われパーティーを追放されたイアン。イアンのスキル〈竜を統べし者〉は一度も効果を発揮していなかった。イアンは竜を探す旅に出ることになり、ひょんなことから古龍であり龍のなかで最強と言われている4頭の龍の一角の羅刹龍の女の子
、
カムイに懐かれる。カムイと過ごすうちに〈竜を統べし者〉は実はとんでもないスキルだということに気づいたイアンはそのスキルを使い仲間を増やして成り上がる!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-18 14:35:16
2670文字
会話率:40%
神と龍に見守られた大陸。
15歳、独り立ち出来る年となった冒険者を夢見る若者達はその日魔法適正を調べるための魔力の色の審査を受けた。
各々が結果をもらう中、少年ファルスの魔力色は『黒』…一般にはあらゆる魔法適正0とされるものだった。
ショッ
クを受ける少年だったが、彼はすぐその魔力に隠された『真の力』を知ることになる。
その力はやがて、大陸にまつわる伝説に、大きく彼らを関わらせることになる。
「あなたはずっと、そこにいたんですね」
※なろう初投稿の初心者です。
いたらぬことも多いと思いますがよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-02 22:15:11
9707文字
会話率:53%
「俺、人間じゃなかったのか……」実は最強種のドワーフだった主人公。荷物持ちしかやらせてもらってなかった。実は超絶魔術を使いこなす神代の魔法使い。凄まじい早撃ち、弓の腕前はエルフ1000人分。ハーフリングが真っ青になるほどの神解錠テク。決して
開かないとされた宝箱パンドラを開ける。もちろん鍛冶や接近戦もお手のもの。撫でるだけで敵が死ぬ。なぜならドワーフだから。その名を聞いただけで魔王が震えあがる「ド、ドワーフじゃと!?ガクガクブルブル……」あらゆる生物たちの頂点。至高にして偉大。神と同義。その名はドワーフ。創世神話にドワーフが出る話はあまりに有名。最強種の力で勝ちまくり、モテまくり「お前らとはモノが違うんだよ」最強の神器を作りまくり「これくらい普通だろ?」超絶鑑定スキル、ゴミかと思ったら国宝級でした。鑑定士も真っ青「やれやれ、こんなことも知らないのか」エルフからモテまくる「里の全員孕ませてください」伝説のドラゴンが自分から乗り手になってと頼んでくる「ベッドの上でも乗って欲しいのじゃ」フェンリルと言えばドワーフのペットの定番。クールフェンリル娘はドワーフの匂いが大好き。大聖女も仲間に。偉大なドワーフの勇姿に敬虔な聖女もベタ惚れ「至高のお方、ドワーフ様こそ世界の希望です」「やれやれまいったなぁ」エルフとダークエルフの争いを止める「みんなドワーフ様の番(つがい)になりたいんです!」「そうなのか?まいったなあ」銀髪ツンデレダークエルフ王女が速攻でデレる。エルフの里に大きな宮殿を作る。健康な処女の女の子たちが入れ替わりで添い寝。飲み物は口移しで「はぁむ、あんっ!くちゅっ……あむ。んっ……!」お風呂はもちろんみんなで入る「ドワーフ様のお身体を洗えるなんて望外の幸せ」「私たちの身体でドワーフ様を洗わせてください」俺を追放した奴ら→「荷物が重くて運べない!」「武器がすぐ使えなくなった!」「ドワーフさんがこんなに強いなんて!」「お願い戻ってきて欲しい!!」「悪いが美少女でハーレムを作るので忙しいんだ。優秀な遺伝子を後世に残す義務があるからな。人を見た目で判断するからそういう目に合う。俺は外見で判断したりはしないさ」「ドワーフさんなんて立派なの!」「すごいのじゃ!」「まさにあらゆる生物の頂点、いやまさに神と言っていいでしょうか」「おいおい俺は大したことはしてないぞ?みんな大げさだなあ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-01 00:12:06
35987文字
会話率:48%
「ディアネット。贅沢三昧、悪事三昧のお前を許してはおけない! 処刑だ!」
悪事の果てに処刑されることになった悪役令嬢、ディアネット(通称ディア)。
悪逆非道と名高い彼女だが、実はものすごーく流されやすいだけだった!
婚約者の悪どい取り巻
きに合わせて悪役令嬢を演じ、気付いたら自分が責任を押しつけられたのだ。
戸惑いながら処刑台に上るディア。
心残りはたったひとつ、好きな相手に告白できなかったことだ。
もしも生まれ変わることができたなら、次こそは流されない。自分の気持ちに正直になって、好きな人に告白する。
そう強く心に決めて処刑されたディアナは、なんと処刑直前にループする。
二度目の処刑台で、ディアは、今度こそ本音で愛を叫んだ。
「私、ほんとはキミのこと、好きなんですけど!!」
相手は、宮廷中からバカにされていた陰キャ眼鏡の魔法使いだ。
派手好きのディアがあんな男を? と周囲は笑うが、魔法使いは冷静に言う。
「俺も嫌いじゃない。結婚するか」
「け、結婚は早くない!? っていうか私、もう死ぬし」
「死ななければ結婚してくれるのか? だったら助ける」
陰キャと思っていた魔法使いは、意外と押しが強かった。
魔法使いの正体は、人間の花嫁を探しに来た魔王だったのだ!
しかも、相性のいい人間の花嫁を手に入れた魔王は最強になるらしく……?
これは、ディアが魔界を居心地よく改革しつつ、しあわせに暮らす話。
そして、常識の違いすぎる魔王と思いを通わせていく愛の話。
ループに隠された謎、魔界と人間界の因縁、ちょこっとざまぁもありつつの、両思いハッピーラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 21:00:00
124700文字
会話率:36%
平々凡々・平穏無事に生きる事を目的としたおっさん(20代後半)が周りに巻き込まれながら面倒な事に絡まれるお話です。
正直毎日更新等は出来ませんので、ゆる~く読んで頂ければ幸いです。
最終更新:2023-06-08 21:00:00
40697文字
会話率:36%