戦乱の世。
数々の国が睨みを利かせ自国の領土を広げる野心を持つ中、デストリーネ王国はつかの間の平和を謳歌していた。
その王国の最東にある小さな村の中でデルフという少年はのどかに生活を送っている。
剣技に才能がなく諦め、さらには誰であ
ろうと僅かには絶対持つとされている魔力もなかった。
ただ、一つだけデルフには英雄にもなれる力が宿っている印が体に備わっていたがそれも魔力なしでは扱うことができないものだった。
周りからの落胆の視線に耐えかねデルフはいつしか剣を持つことすらもやめてしまった。
だが、あるときデルフは森の奥で悪魔と自称する女性に出会う。
悪魔と仲良くなったデルフだが村に忍び寄る魔の手に気づくことはできずにいた。
その後、デルフに最大の悲劇が襲いかかる。
何もできなかったデルフは自身の弱さを恨み騎士になることを誓う。
その目的は強くなり守りたいものを守れるようになるために。
そうしてデルフはデストリーネ王国に潜む闇に立ち向かっていく。
これは貧弱な少年だったデルフが戦乱に染まる世界を揺るがし変容させる物語。
*基本、三日に一投稿。
*改稿表示のある話数は誤字脱字などですのでもちろん物語の変更はなく読み直しは不要です。
*カクヨムにて同タイトルの掲載をしています。今まで投稿してきた話を見直しして投稿する予定ですので時間があるときに投稿する形となります(なろうでも順次推敲していきます)。読みやすくする目的で物語が変わるということはありません。
→9/21 7章まで完了折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-18 14:48:12
1396481文字
会話率:31%
「守りたいものがあるんだ」
若き青年、スメットは悪魔と契約した。そして、魔王となった。生を授かってから八年の妹、エルを守るために。
数年後……なんの因果か、魔王スメットの妹エルは聖女となる。魔王と聖女。決して相容れない存在となってし
まった二人だが、仲は良かった。特に魔王スメットは何かと聖女エルに世話を焼いた。
月日が流れ、聖女エルは寿命を迎える。魔王スメットは不老となっていたため、妹が先に逝くことに抵抗を覚えた。それでも、寿命は寿命。スメットはエルに別れを告げた。
そして、ここから新たな物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-16 07:17:04
13837文字
会話率:34%
――仲間守るために大魔法ぶっ放したら3000年経ってて記憶も無くしたけど日記(黒歴史)見たら思い出した件についての考察――
「なんてどうでしょう?」
「この上なく馬鹿にされているような気がするんだが」
「私に限ってそんな事は有り得ません
」
「……」
――時を超える無職(20)~記憶能力喪失だけど頑張ります~――
「これだったらどうですか?」
「おいこら、オレは無職じゃない。それと記憶能力失うってなんだ」
「えー、まだだめですか? なら……」
「人の話を聞け」
――何かの見返りを求めていたわけではない。
かつての戦いでその男には守りたいものがあり、自身の行いでそれを成し遂げた。それだけのことだった。
だが因果は巡るものである。
時を経て、その男は全てを失ったかのように見えた。記憶を失っていたのだ。そう、愛すべき仲間と過ごした日々や楽しかった思い出さえも。
それを取り戻せたのは必然だったのか? 他でもない自身が記した記録は語る。そして突きつけられる自身の行いの結果。全て読み終えたその時、男の胸に去来するものは――
「こんな感じならどうですかね?」
「却下。オレをカッコ良く見せようとしないでくれ。もっと普通にして。お願いだから」
「えー」
――こんな感じでユルく語り継がれるかもしれない「冒険譚」――
この作品は「カクヨム」様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-04 17:00:00
187552文字
会話率:29%
――何かの見返りを求めていたわけではない。
かつての戦いでその男には守りたいものがあり、自身の行いでそれを成し遂げた。それだけのことだった。
この作品は「カクヨム」様にも掲載しています。
最終更新:2021-09-25 16:00:00
6330文字
会話率:28%
影。それは、人間の足元に付く形。また、光線に妨げられた暗い部分のこと。そして、時は明治。裕福な家族に囲まれた少年の悠斗であったが、家族が影と呼ばれる魔物に殺されてしまう。希望から絶望へと変わっても守りたいものがある。
※戦闘系、能力系、恋
愛系、魔法系、萌系といった色々ありますが面白い内容となっているのでご安心ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-26 08:28:17
72213文字
会話率:44%
神は気まぐれに人間が滅びんだ世界へ救いを与えようと考えた。男に神は選択肢を突き付けた。「人をやめて守りたいものを守るため困難に立ち向かうか、それとも運命をただ受け入れ滅びを待つか」と。男は家族を友を次こそは守るために立ち上がった。それが例え
……
プロローグがとても長くだいたいシリアスです。プロローグは主人公が人間だった時のお話です。人をやめてからが本編なんでプロローグってことにさせてもらってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-24 13:00:17
19298文字
会話率:59%
「君は俺の騎士だ」
この国の王子に"眷属"として任命された、平凡な侯爵令嬢フェオドーラ。しかも、その王子様は、この国で信仰されている神子リュシルの生まれ変わり。しかも私は、この国を揺るがす"聖杯"に
選ばれしものだった────
こんな超平均的能力値の侯爵令嬢に大役が務まるわけがない!
これは、一人の少女が守りたいものを見つけ、それを守り抜くお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-13 22:10:29
242277文字
会話率:45%
何の前触れもなく異世界に飛ばされてしまった社会人の主人公。
その先で待ち受けていたのは、魔物だらけの生活に慣れ、残酷な行為をいとわない子供たち。
国の郊外に位置する、寛大な優しさを持つ農民たちの村。
しかし、どこか残酷な一面を持つ彼ら
を目の当たりにし、主人公は自分がすべきことが何かを考える。
かつての漫画家としての夢、物語を作る喜び、かつて自分がいた世界での挫折、そして村の人々と心を通わす中で、主人公が成長と決断を繰り返す物語。
注意 これは恋愛小説ではありません
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-11 22:32:22
2439文字
会話率:51%
最初に言っておきますと、これは誰も笑顔になれないお話です。簡単に言えば魔王を討伐する勇者パーティのお話です。勇者と戦士と魔法使いと盗賊と僧侶と、そして聖女。全員が一つの目的のために努力し頑張り、ただ死力を尽くして戦う物語です。悪意を持って動
いた人は誰も居ません。ただ己の守りたいもののために、まっすぐ突き進んだだけ。それなのに、どうして誰も笑顔になれなかったのでしょう?「俺はなにがあっても魔王を倒す。それが彼女との約束だからだ」「うん、魔王を倒そう! 私も頑張る!」かって勇者様と聖女様がそう意気軒高に声を上げていたことは、私の記憶の中でいつまでも輝いています。これは伝説に名の刻まれぬ勇者と、そして聖女。あるいはどこまでも馬鹿な勇者パーティたちの惨めで哀れな物語です。※過去作(https://ncode.syosetu.com/n9566hb/)と関連性がありますが単体で読むことのできるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-15 16:13:31
22382文字
会話率:15%
これは出来損ないと呼ばれる第五王子リヒトルディン=ヴァルコローゼが己の守りたいもののために踏み出す物語――。
ほかの王族とは髪色も瞳の色も違う第五王子リヒトルディンは『出来損ないのリヒト』と呼ばれていた。しかし楽観的な性格のリヒトは大
して気にしておらず、王座を約束されているものの『禁忌』が好きな第一王子アルシュレイの親友としてのらりくらりと生きていた。
ところがある日、アルシュレイの部屋で半身が腐敗した彼から「僕たちは嵌められた」「逃げろ」と告げられる。
地下に逃げたリヒトは、そこで巨大な扉に磔にされていた女性から「助けたければ己が身を差し出せ」と言われ承諾。その術によってアルシュレイと命を繋がれ、その身に呪いを宿すとともに、命を糧として膨大な呪いが詰まった巨大な扉を封印した。
結果としてアルシュレイの腐敗は食い止められたがその意識は戻らず、王を王たらしめる存在である白薔薇(ヴァルコローゼ)のリリティアと名乗った女性からこのままではふたりとも命を落とし、国にも呪いが溢れてしまうと告げられる。
そこでリヒトはリリティアとともに「アルシュレイを呪った首謀者を見つけること」「呪いを浄化すること」を目的として、ほかの王族や城に勤める者たちと話し、ときには剣を交えながら謎に立ち向かう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-20 22:29:43
119923文字
会話率:38%
たとえどのような城であっても、守りたいものがある。
それが砂でこしらえたものであろうと。
最終更新:2021-03-16 21:45:31
3082文字
会話率:0%
記憶を失った少女レノアと隻腕の保護者ロイド。
束の間の王国と帝国の休戦、平穏は嵐の前の静けさのように、少女と保護者は小さな町でひっそりと暮らす。保護者がとある依頼の為に町を出ている時に、少女の運命は夢に導かれ動き出す。大切な人を守るために、
創造の神へ手を伸ばす少女レノアと大切な人を守るために、破壊の神へ手を伸ばすロイド。血の宿命は二人を引き離す。互いの神に隠された過去は知れず、創造神と破壊神の争いは世界を巻き込む。
お互いに守りたいものの為にその強大な力をぶつけ合い、混沌とした時代の幕が開けた。創造神の力で世界には魔力が満ち、破壊神の力で世界に魔物が放たれる
魔力という武器を手にした人間は己の欲の為に動きだし、世界を切裂く大戦争へ。世界に魔法が生まれた時、混沌の時代の行く末は光か闇か·····それとも?
創生の魔法使いと破壊の魔法使いは己の望む未来へ向けて走り出した
長編ファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-21 19:11:42
200135文字
会話率:56%
少女は気づけばそこにいた。
なぜここにいるのか。自分は一体誰なのか。
その少女は何も分からなかった。
そんな彼女はミュートという少女に出会い、世界のイロハを教えてもらいながら楽しい日々を送っていた。
しかし、楽しい日々は徐々に終わりを告
げ、気づけば周りには荒れた大地が広がっていた。
守りたい。取り戻したい。そう願った少女はミュートへとその思いを打ち明けた。
これは心優しい少女が守りたいものを守る物語。
初投稿&更新は超不定期です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-06 03:53:58
916文字
会話率:25%
彼を怒らせたら、彼に狙われたら、
.....彼に触れれば、帰れない。
愛してはいけない。
ーー 前世、“世紀の殺し屋”と呼ばれた男は、死刑により世界を追放された。
しかし何の因果か転生し、そのイかれた強さを武器に異世界にて便利屋を営ん
でいた。
“依頼すればなんでもやる。細かな手伝い、潜入捜査、モンスターの駆除.........人殺しに至るまで。”
魔性を纏わす人たらしは、その処世術で世間を上手く渡りつつも、今日も殺しに飢えていた.........が、そんなある日、日常が変わってしまう。
.....きっかけは、たった1人の、少女との出会い。
仲間が増え、出会いが増え、守りたいものが増えていくに連れ、彼は自分自身に苛まれることとなる。
彼には、今の彼を形成するに至った、苦しく辛い過去があったのである ーーーー。
過去を掘り起こそうとする”自分“を黙らせ、騙し、ずっとここまで来た彼だったが..... ーーーー。
「ハロー」.......... 彼がその手を下す時、たった一言の“ご挨拶”に隠された、非情過ぎる意味とは........。
.......彼は今日も、報いを待つ。
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雄としてのヒエラルキーの頂点にも立てるであろう、災害級で最悪級な力を蓄え続ける、面(ツラ)の良いバーサーカーが主人公!!
ロマンあり冒険ありサバイバルありバトルありの超絶ファンタジー!!!
........チートでハーレム?クソ食らえ!!こちとら超絶ファンタジーなんじゃ!!!!!!
楽して冒険ができるかよ!!!!!
そんなんで冒険と呼べるかよぉおお!!!!!
なろうの邪道!!!!!ここに見参!!!!
大冒険の幕は、とうに開いた!!!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-05 12:33:20
121762文字
会話率:52%
現代社会の中で平凡と暮らす<中村ライ>___そんなライはまだ知らない一度至って平凡で、平和で、秩序があった世界はがへいしたことを。
二つの世界を行き来して、現代文明、機器を異世界に持ち込める能力とある程度の力を武器に。
守りた
いものためにライは奮闘する‼
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-01 18:59:37
38882文字
会話率:45%
神の遊戯はデスゲーム
神を楽しませるための世界。
魔王は守りたいものの為に抗い戦い、勇者は人々を導く。
果たしてこの遊戯を終わらせることはできるのか。
最終更新:2020-09-09 07:00:00
6247文字
会話率:44%
母親という人の強かさとは
きっとこういうことなのだと思う。
守りたいものがあるということは、
きっとこういうことなのだ。
キーワード:
最終更新:2020-09-04 21:25:44
1165文字
会話率:20%
高校一年の隼(しゅん)は、五月の連休明け、ズル休みを続けていた。
なぜなら、生きている意味がないと気付いてしまったから……。
死に場所を求めて、地下に広がる混沌の街・【迷路街】をさまよっていたとき、ハイソサエティ都市・【蒸気街】の爆破テロ
犯の重要参考人に出会う。
それはなんと、世界を牛耳る香煙家・当主候補『香煙 朱(こうえん あや)』だった!
彼女との出会いが、隼の運命を大きく変えていく……!
隼の右腕が義手となり、さらには世界手配犯である暗殺者に狙われるのだが、それを企てたのは、朱の側近であるシラカバ。
上級隠密クラスの戦闘能力がある彼の前に、仲間の世界手配犯の暗殺者たちが次々に立ちふさがる。
戦闘能力が異常に高い彼らに、隼はどう挑んでいくのか。
彼の『守りたいもの』と、『強さ』は比例する──!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-31 12:03:12
116243文字
会話率:34%
守りたいものを守る力を、叶えたい望みを叶える力を・・・。
小さな箱庭のような空間を大事にしてきた少女が、望みを叶えるために動き出す。
その瞬間から世界は動き始めた。
「もう我慢なんてしてられない、私は絶対諦めない」
ファルエン国第一王女、ツェリアの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-20 17:00:26
2295文字
会話率:12%
剣崎誠一は書き上げた魔法陣に悦に入っていた。しかし、不注意から手を切り、魔法陣に血が付着する。すると魔法陣が発光し始め、目を開けると麗しい容姿をした青年が目の前にいた。青年は慇懃に話す。「どうぞ、聖女を召喚するために力を貸してください」と。
誠一は、彼にこちらの世界にいてほしいと望むが、彼は向こうの世界に守りたいものがある。誠一は彼に協力することを決める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-28 19:36:23
18608文字
会話率:33%
冒険者歴10年のルシフ・シャロ。彼は10年経っても最弱冒険者だった。天職は戦闘に不向きな『学者』。そんな職業を持つ彼は能力値が最弱ながら知識と技術と努力で相手を無双する。勇者の師匠になったり学園で最強になったり、昔から仲の悪い受付嬢と言い合
ったりと自由な生活を送る。
そんな毎日にある日異変が起きる。裏で動く大きな事件の前兆。突然現れる魔族と魔王。敵か味方か分からない精霊。そんな人物たちに振り回される主人公は昔夢見た最強の冒険者となり、自分の守りたいものを守ることができるのか。
笑いあり涙ありの物語。最弱の冒険者が気づかない間に最強の仲間入り。これはそんな物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-18 19:00:53
23207文字
会話率:63%