響国の都。日常的に妖や式神が存在し、呪術が使われている世界。陰陽師として忙しく働く美緒は、ある日、東宮の警護に当たるよう命じられる。
東宮の後宮には最近大臣家の姫君である華奈姫が嫁いできたが、その頃から東宮の宮では怪異や妖の襲撃が起こるよう
になっていた。
警護として東宮のそばに仕える美緒に、東宮は惹かれる。美緒も東宮の美しさや聡明さに惹かれるが、身分も年齢も差がある二人は想いを言い出せない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 21:32:24
39893文字
会話率:45%
パプチ地区と呼ばれたインフィニタという国から始まる物語。インフィニタの5つの公用語、アクア語、スノウ語、サン語、ヤマト語を操る貧しい子供は、逞しくいきていた。町の人達に愛され、守られて育ったその子は、滅ぼされた幻のヴィサス族の末裔だった。
パプチ侵攻を企むアクア国との戦乱に巻き込まれていく。そんな騒乱の中で、スノウ国からやってきた諜報員、レオナルド=ロイドと出会う。レオナルドは初めての任務でインフィニタに潜入していた。反発していた2人が共に闘うことになる。
同シリーズの「天の雫」の8年前の話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 20:58:29
468297文字
会話率:47%
生きているだけで災害級な、高圧縮の呪いの塊、魔王。人間を恨みながらも、このまま他の生き物に迷惑をかけ続けるくらいなら、早く死んでしまいたいとも思っていた……
そんな魔王に人間との共存の仕方を学んでもらうべく、魔王城にやってきた勇者一行
は魔王を異世界転移させる!
転移先はなんと、魔法が使えない王国。姫君に拾われ、魔王はすこしずつ人間に歩み寄っていく。
体のほとんどが闇の魔法と呪いで構成され、これまですべてのことを魔法に頼ってきた魔王は、魔法が使えない場所ではたしてなにを思うのか。
なぜ勇者は魔王を殺さずに共存の道を選ぼうとしたのか。
魔王の出生の秘密を知った時、魔王の本当の人生が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 16:00:00
12497文字
会話率:47%
ギャグコメディ。
昔なつかしおなじみ魔王、姫君、勇者、魔法使いなどが登場するありがちなファンタジーRPGに出演した魔王様は、ストーリー上でさらってきた姫君にベタ惚れしてしまいます。
お人好しな側近、女好きの魔王軍統括総司令、クセつよ勇者パー
ティらを巻き込み、魔王様は姫君を返さないためにゲームの結果をひっくり返しにかかるのでした。
この後に続くシリーズの序章的作品です。5まで完結済み。
pixivにも同じものが掲載されています → https://www.pixiv.net/users/15465019/artworks
また1と2をまとめた4コママンガつきの同人誌もあります。
BOOTHに載っていますが管理者が違うこととほぼ放置のため、気になる方は直接お問い合わせ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 08:00:35
22438文字
会話率:50%
記憶喪失の治療には、自分を客観的に把握することが有効らしい。
なのでこの場を借りて書き記しておく。
僕の名前はゼオ。
貴い身分の方に仕え、命を賭けてその身を守る騎士を目指し、アストレリオ学園に通っている。
ある日、自分は三大国家の姫君であ
るランシア様の護衛を務める任務につき、その中で戦闘になったらしい。
重症を負い、治療を受けた自分は翌日、記憶を失っていた。
この世界には剣もあるし魔法もある。
人が乗り動かす巨人のような機械の鎧もある。
更に奇妙なことに、自分は三百年前から蘇った幽霊、ヒューグとやらに取り憑かれてしまっている。
ヒューグの話では、記憶を失う前の自分には仕える女性がいたそうだ。
そんな女性いるはずがないという人もいる。だが、僕はきっとどこかにいると信じている。
会ってみたい。そして、どんな人なのか確かめたい。
※※※この作品は「カクヨム」にも掲載しています※※※
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-28 08:00:00
132682文字
会話率:38%
大学生だった私は海で溺れ、生前読んでいた本の中の令嬢ジェシカに転生した。ジェシカは十歳になると、家族ともども殺される運命にある。なんとかこの運命を書き換えねば!
そんなある日、私は美しい少年リゲルと出会う。彼は男爵の下でこき使われる唄い手だ
った。彼と仲良くなった私は、幼いながらに約束を交わす。
「僕のこと、迎えに来てくれる?」
「約束する。迎えに行くわ」
そんな中、とうとう事件は起こってしまう。
訳あって、生き延びるため男装することを決めた私。
キザな仕立て屋に拾われたり、やさしい姫君に仕えることになったり、今度の人生は波乱万丈だ。
大きくなって再会したリゲルと、憎み合ったり、恋に落ちたり。
これは訳アリなツンデレ少年と、彼を愛した伯爵令嬢のおとぎ話。
甘くて切ない、愛の物語。
※作者比糖度高めです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-28 00:00:00
193166文字
会話率:47%
大学進学を控えたある日、主人公:鈴木龍太は友人からあるDVDを受け取る。その映像で恋人と友人の関係を知った龍太は、別れのメッセージを送った。気晴らしに出かけた龍太はそこで元友人たちと出会うと、目の眩むような光に包まれ気がつけば異世界にいた。
無能であったことで龍太は召喚された城から出され、一人で生きていくことを決意する。
そして力を蓄え、旅に出た先で、彼は運命と出会う。
傷付き、孤独と絶望に苛まれた彼を待つ運命とは……。
※気まぐれ更新
※細かいこと考えずにゆるっと読んでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 23:23:44
32794文字
会話率:33%
大国、フィラフィス王国には平和の裏でたくさんの闇が存在し、民の暮らしが脅かされ始めていた。
秘密結社による王国事変、魔族による侵攻作戦、テロ組織の革命、巨大魔獣の侵攻などなど。
だがある日突然秘密結社が壊滅した。
原因は不明。現場ではただ
一人、才能無しという烙印を押された運び屋が目撃されているのみだった。
運び屋の名はクロス・エルフィド。どこにでもいる15歳の少年のはずだった……表では。
実はクロスは200年の時をたった一人で生きてきた老練の時空剣士だった。
とあるトラブルで赤子となってしまい、若夫婦に拾われて愛情を持って育てられることになる。
200年で培った知識、経験はそのままにクロスはすくすくと育つことになる。
15歳で成人したクロスは若返り前、一人好き勝手に生きてきたので、今回はメンタル年寄りらしく表舞台に立たずに陰ながら若者を救っていく、日陰のヒーローになろうと決意する。
秘密結社? なんか各地で実験してるそうですが、全ての実験が終わって大事件が起きる前にさっさと潰しておきますね。
学園を狙ったテロ組織? 敵の仕込みが完了すると生徒に被害が起きるので先読みして潰しておきますね。
巨大魔獣が街に向かってきた? 通りすがりに倒しておきますね。
勇者を狙う黒騎士の影? 先に正体突き止めて教育しておきますね。
運び屋になったクロスは行く先々でいずれ稀代の大事件となるフラグをしれっとぶっ壊し、暗躍することになる。
しかしやってることがあまりに大きすぎて次第に、裏のヒーローの名が大きくなっていくことになる。
クロスの実力を知る【王国の姫君】や【神託の女勇者】【追放された美少女薬師】など表の英雄達に甘々にされながら今日も日陰のヒーローはしれっと問題の根を潰していく。
通常ファンタジーやロールプレイングゲームのお約束を違う方向からぶっ壊していくノリの異世界ファンタジー。
序章はメインキャラ見せ。
フラグクラッシュは1章からです。
※17万文字の書き溜めあり、しばらく毎日投稿です。
※エルフなど長寿命生物が存在しない異世界です。
※あらすじの内容は一部予定を書いてるので変更するかも折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 12:00:00
303240文字
会話率:46%
※「眠り姫」を助けた皇子のとんでもない秘密と姫自身の秘密をめぐる物語
グリム童話の「いばら姫」を新解釈(?)し、恋愛をテーマに短編化。
一方的に才能を与えられた姫君は本当に幸せだったのか?初対面でキスした皇子と結ばれて幸せにになれる?という
「ありがちな童話の不思議」に理由を作って話にしました。グリム童話の二人とは全然違うキャラかもしれませんが、広い心でお読みください。
- 短編賞創作フェス折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 02:46:54
7713文字
会話率:5%
世界の破滅を望む一部の者たちによって世界は魔物や妖が跋扈する荒廃した大地へと変貌していった。
それまで世界を支配していた住人たちは次第に追い詰められ、やがて大陸の東の東、果ての果て
極東と呼ばれる地『天照桜ノ大國』に辿り着いた。
この国の美
しい姫君によって、大逆転の策。秘中の秘、異世界召喚が行われた。
だが大軍勢を召喚するはずだったこの儀式で召喚できたのは何故かたった一人
14歳の少女だった。
もう国の存亡潰えたかに思ったが、実はこの少女、好奇心旺盛なだけの思春期の少女では
無かった。知る人ぞ知る天才少女だったのだ。
果たして少女はこの国を救う事ができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 20:57:41
52269文字
会話率:22%
少年従騎士セルゲイ・アルバトロスは気が多い十七歳。王太子グラスタンの〈盾仲間〉を選ぶ御前試合にて親友フェネトを負傷させてしまう。自責の念に苛まれるセルゲイを見知らぬ少年が見舞い……。一年後、王子の結婚式に国王の試練が仕掛けられ、王の謀略はや
がて本物の蛮族と戦火を招く。燃えるサフィーラ島に突如現れた海賊の目的、ドラゴンと共に消えた姫君。神子姫の警告する〈片足の男〉とは。剣を手に、盾を背に、己の正義と騎士の十戒を胸に王子と騎士は海賊の頭目争いに荒れる海へ繰り出す。真実の宝をめぐる大冒険。これは、僕らを繋ぐ勇気の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-20 23:00:00
78603文字
会話率:31%
緑豊かなフロス国。
彼の国には一際美しい花の異名を持った可憐な姫君達がいた。
これはそんな姫の一人、純白の百合姫とその傍付き騎士の始まりのお話。
キーワード:
最終更新:2024-02-18 15:29:31
7786文字
会話率:27%
気が向いた時しか仕事をしない。好きな言葉は「一攫千金」。ぐうたら魔女のエファリューは、家賃滞納、ツケの踏み倒しの常習犯。とうとう首が回らなくなり、夜逃げ同然で街を抜け出した。
夜の闇にエファリューは嘆く。
「ああ! なんの見返りも求めず、た
だただわたしをひたすら甘やかして養ってくれる、都合のいいお貴族様をお恵みください!」
逃亡先で出会ったのは、隣国の姫君の側近を名乗る眉目秀麗な青年アルクェス。彼はエファリューに跪き、熱烈に彼女を求めるのだった。
「何もしなくていい。ただただ其処にいて、気が向いた時に微笑んでくれる程度でいい。だからどうかお願いいたします! これから一生、貴女を囲う許しをください!」
しかしそれは求婚でもパトロン宣言でもなくて
行方不明の姫君の身代わりを務めよとの脅迫であった──。
※舞台設定的に「六畳一間」の概念はありませんが、イメージが伝わりやすいようこの単語を使用しております。
※聖職者の階位等の名称は造語です。ふわっとファンタジー設定です。
※完結済。他サイトにも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-16 16:16:58
145510文字
会話率:41%
異世界に転移した破反 律(ははん りつ)17歳。
その世界は、戦国時代のような和風な異世界で反力という力のある場所であった。
襲われている少女を助け、側近諸共妻とすることになる。
短めです。
最終更新:2024-02-06 19:03:28
6252文字
会話率:64%
鷺洲漣(さぎのすれん)は、入院友達から送られてきたメールを読み、異世界の神の来報を待っていた**レンは、侯爵令嬢の代役になることに何のためらいもない、割と振り切ったタイプの異世界転移ファン・高校男子だ。神の依頼を受けて、大帝国の皇太子婚約者
である侯爵家の一の姫のクローンに納まる。姫君をコンパニオンとして従え、皇宮を闊歩する**派手なざまぁはありませんが、貴族男子限定、屈辱の罰則をご用意しました、お楽しみに折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-06 13:16:38
86850文字
会話率:42%
剣士志望、剣道一直線少女、国東友加(くにさきゆか)。父は公安、母は桜田門、兄2人は京都府警というまるで隠密一家のようなメンバー構成の家に生まれ育った。ちなみに父と母の結婚は、立場的にマズイコンビネーションなので、子ども3人を国東籍に入れる時
だけ結婚届、出生届、離婚届と続けさまに出してクリアした。気の毒。結婚式はおろか同居だってしていないのに、なぜ夫婦なのか誰にもわからない。真実の愛なのかもしれない。友加と兄ふたりを育ててくれたのは、両親ではなく京都のでかい木造家屋に住む国東の祖父母である。
コロナ禍の真っただ中で迎えた高校3年の夏休み、鞍馬の山裾にある道場で朝稽古に励んでいた時、突然光に包まれ、現在の東京都文京区、根津神社付近に飛ばされてしまう。そこで襲撃されている女性を助け、お家騒動に巻き込まれていく。助っ人は、桜田門の検死医、森田幾絵、そして、上の兄の部下、捜査四課の古谷虎蔵。
3人は無事に事件を解決して帰還できるだろうか。がんばれ。
時代劇仕立ての推理っぽい、ギャグの入ったお話です。作者の合いの手がうるさいかもしれません。主人公が現実感のないままに環境に適応していく様を描いたつもりです。ギャグメンタルがないとやっていけない異常状態なのです。
江戸の人口およそ80万人、男女比1対2。車も電柱もない時代の東京に行ってみませんか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-10 22:40:36
100128文字
会話率:49%
スタンダードな異世界恋愛。凡庸な王子と才にあふれる婚約者のよくある話。
最終更新:2024-02-04 21:00:00
9204文字
会話率:10%
エルフの御姫様と真っ白い獅子のハートフルストーリー
キーワード:
最終更新:2023-05-17 15:31:39
19018文字
会話率:8%
本作品は古典文学作品『虫愛ずる姫君』の翻案小説です。
毎度、馬鹿馬鹿しい噺を一席。
昔々のそのまた昔、今からおよそ千年昔の平安時代。
花の都のとある、お邸で大納言様の姫君が、御両親様たちから大切にされながら暮らしておられました。
この姫君
、美しく聡明で心優しい、端から聞くと正に完璧な貴族のお姫様なのですが、何の因果かとにかく虫が大好きなのでございます。
その上、化粧もしないし、召し使っている幼い男の子達と一緒になって貴族男性の目も気にせずに庭で遊びまわっております。
とにかくやることなすこと、もうメチャクチャ。到底、上級貴族の姫君とは思えないことばかりいたします。
これは、そんな奇妙な姫君にまつわるお話でございます。
それに加えてまずは、言うまでもないことでございますが、ご覧の通り本作品はあくまでも小説──すなわち、全くの作り話にすぎません。つまり、これから語られる話はあくまでも虚構の中のお話しでございまして、例えその内容がどのように尤もらしく聞こえようとも、それらは全て私が口から出任せ出放題の嘘八百を、無責任に並べ立てただけのシロモノに過ぎず、したがって現実世界におけるいかなる人物、団体、あるいは言説等々との関係は一切ございません。ですから皆様方におかれましても、本稿において語られる言葉の一部始終を決してお信じになられぬよう、切にお願い申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 19:45:04
64842文字
会話率:18%
とある王国の王女として転生したソフィアは赤毛で生まれてしまったために、第一王女でありながら差別を受ける毎日。転生前は仕事仕事の干物女だったが、そちらのほうがマシだった。あげくの果てに従兄弟の公爵令息との婚約も破棄され、どん底に落とされる。婚
約者は妹、第二王女と結婚し、ソフィアは敵国へ人質のような形で嫁がされることに……
だが、意外にも結婚相手である敵国の王弟はハイスペックイケメンで……ソフィアは前世の畜産の知識を生かし、酪農業を興す。
同タイトルの短編を長編にしたものです(日間総合ランキング最高30位くらい。2023/11/18)。短編は検索から除外してます。
毎日更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 21:03:28
194885文字
会話率:46%
婚約者として問題なく日々過ごしていたはずなのに、突然告げられた婚約破棄の言葉。
「私は姫、あなたは王子。国を背負っているふたりがそんなに簡単に婚約をなかったことになんてできるの?」
思い悩む姫君をよそに、周りの人々によって事態はさらなる
混迷へ。
はからずも悪役令嬢ポジションで騒動の渦中におかれた姫君。
ふたりをとりまく人々の思い。
婚約破棄を告げた王子の思惑はいったい?
2023年8月中に完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 21:16:42
62036文字
会話率:30%
リネットたちペアデ王国の王一家は、フォルツァ王国に襲われた。メイドのふりをして生き残ったリネットは、敵国の王子のメイドとして暮らすことになった。リネットは滅びた国を再建することを心に誓う。
最終更新:2024-01-21 07:05:40
14741文字
会話率:57%