白魔導師のルーミアはリーダーのアンジェロからパーティの追放を言い渡された。本来なら後衛職として離れた場所から前衛の味方に強化魔法や回復魔法をかけ戦闘をサポートするのが白魔導師の仕事。だが、ルーミアは対象者に触れないと支援魔法をかけられないと
いう致命的な欠陥を抱えていて、それ故に『欠陥白魔導師』と不名誉なレッテルを貼られてパーティを追い出されてしまう。
生活のために冒険者として再起を図ろうとするも、仲間に支援魔法をかけることが仕事の白魔導師は一人では活動ができない…………そう思っていた時ルーミアは閃いた。
「そうだ。自分に支援を重ねがけして私が闘えばいいんです……!」
支援魔法を誰かに、ではなく自分に。そして自分を対象にした支援魔法ならば誰かにかけるのと違って、いつでも、好きなだけかけられた。自身の有り余る魔力から発動される支援魔法の恩恵は想像を超えたもので、ルーミアは向上した身体能力から繰り出す拳で木をへし折り、巨大な岩をも粉々に蹴り砕く。そして白魔導師とは思えない活躍を重ね、周りに認められたルーミアはやがて〖物理型白魔導師〗として名を馳せていく。
一方でルーミアを追放して新たな白魔導師を迎え入れた彼らは気付いていなかった。ルーミアの支援魔法は射程こそゼロに等しく使い勝手は悪かったものの、その恩恵は特大だったことに。
新しい白魔導師はルーミアに比べると支援の質が著しく落ち、今までルーミアの支援に支えられていたアンジェロ達はこれまでのように戦うことができなくなり落ちぶれの一途を辿る。
ルーミアの価値に気づいてパーティに戻れと押しかけるが、彼女が頷くはずもなく。
「俺達のパーティに戻ってきてくれ。お前の力が必要なんだ。頼む」
「今更そんなこと言ったって、もう遅いですよ?」
自分だけならば周りに気を遣うこともないし、支援魔法を寄越せとこき使われることも無い。
そちらに戻る気なんてこれっぽっちもありません!
これは物理型白魔導師という異名を持ったルーミアが立ち塞がる困難を殴る蹴るの暴力で解決したり、自由気ままにダラりと生活したりする物語。
・こちらの作品はカクヨム様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-02 12:09:06
373757文字
会話率:40%
生きることが苦しくて諦めた筈なのに目を覚ましたら異世界で三つ子の長女でした!?しかも女神達からの祝福で不老不死になったらしい…
前世の反動でイケメンは無理だけど恋愛は諦めきれない超恋愛体質次女と前世から引き続き痛いの大好きで研究者気質のド
M三女と娘たちにだけイエスマン過ぎるイケメン父との生活に早くも今世を諦めたいのに祝福で叶わないなんて…
とりあえず私も好きに生きてみようと思います。
他人は知らない。私は私の大事な人だけ大事に出来ればそれでいい。
好きなだけ図書室に籠って好きなだけお菓子を食べて…なかなか悪くないんじゃない?
なんて人生甘くない!?
母の最期の言葉の謎と転生した三つ子の共通点とは・・・?
これはせめて普通の人生が歩みたかった三つ子の長女のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 16:54:33
37122文字
会話率:65%
夏の入口、ある日の夜。
軽薄な大学生・晴兎(はれと)のオンボロアパートに、現役美少女JKの真理那が座り込んでいた。これが赤の他人ならまだしも、彼女は晴兎にとって親密な従姉妹!
九州から東京まで逃げてきた真理那を匿う晴兎は、せっかくの機会
だからと理由をつけて、真面目な従姉妹がやりたくても出来なかったあの手この手で楽しく過ごそうとする。
友達でも恋人でもなく、「いとこ」だからで片づけられそうもない。
普段はすまし顔でずけずけ言ってくる癖に、時折ポロッと方言で本音が漏れる。
秘密に親密で、妖しく意味深に繋がっている、大事ないとこ。
そんな二人の一幕は、楽しい夏休みの始まりと終わりのようで……。
『好きなだけここにいろ』
そう言ってくれたからこそ、彼女は今日もまた秘密の繋がりを求めた――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 20:00:00
60154文字
会話率:57%
かつて戦場を素手で駆け抜けた男は、圧倒的な「権力」と「腕力」を有するスカーレット王女として生まれ変わってもなお戦闘を欲した。
「敵か味方かは自分が決める」
国王もその存在に頭を悩ませ、苦肉の策に〝生殺与奪〟の権利を与えてはみたものの、敵
の血でドレスを汚す様から血塗れ姫と呼ばれ恐れられていた。
今日もスカーレットが乗る馬車に襲い掛かる間抜けな「敵」が現れる。掃除をしなくてはいけないと、ドレスを翻し躍り出る――。
※この物語は前日譚という設定です。もし読者の皆様に反響があれば長編化を検討します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 12:16:34
1512文字
会話率:49%
落ち目の貴族令嬢ジゼルが嫁いだのは黒い噂のある伯爵家。
曰く、奴隷商人のお得意様で、
曰く、屋敷の地下で買った子どもたちの手足を切り刻んでいる──らしい
不在がちな伯爵の託けを預かったのは家令のビル。
ある日、中庭で子どもの姿を見かけたジ
ゼルはひょんなことから地下室へ訪れることとなり……
※よくある令嬢ものかと思ったら全然違うのでご注意ください重ためですどうしてこうなった
『マリブラ!〜偽装結婚した伯爵の不在〜』を連載用に書き直したものです。色々もうちょっと詰めたかったので、好きなだけ書きました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-15 10:10:15
152850文字
会話率:47%
軍事物資の莫大な支援があれば、いつでもどこでも戦争なんて起こせる。支配され搾取されることに不満をいだいている人々など、どこにでもいる。パワーバランスにしたがって誰だって我慢してるだけだ。自衛戦争が絶対正義ならば、権力者は好きなだけ人を殺して
世界を修正できることになる。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-06-19 14:41:47
5672文字
会話率:0%
何か才能があるだけだはない絵を書くことが好きなだけのごくごく普通の少年がある日を境に全てが変わってしまう話。
最終更新:2023-05-14 10:54:36
1360文字
会話率:5%
猛獣と呼ばれた女傭兵のシューカは、冒険者に憧れていた。強さを極めた彼女が求めたものは金と名声。チヤホヤされたいという下心丸出しの彼女は決意する。誰の命令も受けずに好きなだけ暴れて英雄と呼ばれようと。
シューカはまだ知らない。彼女がどれほ
ど規格外かを、彼女の甘い考えがどれほど世界を危機に追いやるかを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-14 03:14:56
3151文字
会話率:40%
高校2年生、天近すばるは親の都合で一人暮らし。家賃の負担がなくバイト収入で好きなだけ趣味に没頭していた。アニメやマンガが見放題のサブスク配信を充実させ、ついでに運動器具なんかも揃え、割と快適な日を送っていた。そんなある日、夢を諦めて歩いて帰
って来た年上幼馴染、カナと再会する。そこですばるの部屋のことがバレてしまい……。
幼馴染であるカナは偶然を装い、すばるの優しさに甘え、ほぼ毎日のようにすばるの部屋に入りびたる。
そんなカナに対し実家に戻った方がいいよと説得するすばるだったが、カナから出た言葉は「魅力的なヒロインになるから置いてくれ」の一点張り。
そんな彼女を放置すること数日後、バイトを終えたすばるを出迎えたのは趣味に影響されてヒロインを目指す幼馴染の姿だった。
気づけば当たり前のように部屋にいる幼馴染、そんな彼女を許してしまうすばるは恋に目覚めて――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-08 23:08:53
56493文字
会話率:57%
ブラック居酒屋に勤めていた元社畜。仕事は辞めた。五行幸成27歳の夏。
社会人になって初めてのまとまった休暇に新発売のゲーム、『クラフトアドベンチャーワールドオンライン』を好きなだけやるのだ。
意識が飛ぶまでやり過ぎて、気がつけ
ば異世界。
クーラーの効いた快適な部屋にいたはずが、なにここくらくてさむくてなんか臭い。
スタート地点は毒々しい沼地。
ハードモードで始まる異世界転移?
土で作った四角いお豆腐ハウスから始まるリアル箱庭ゲーム。
五行幸成の、ちょっとだけ長めの、人生の夏休み開幕である。
※カクヨム でも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-11 15:16:40
115590文字
会話率:25%
ここは冥界。
死した魂がたどり着く場所。
見知らぬ女性を凶刃から庇い命を絶たれた男レイジ・ベアの魂は、冥界の女神シュワの前で涙し跪いていた。
しかし。
「んなぁ~に満足気に泣いてるんですか。もしかして、私に褒めてもらえると思い
ましたか? よくやりましたレイジよ……なんて言ってもらえるとでも? ハッ! そんなこと言いませんよ、このすっとこどっこい!」
そんなレイジに対し、女神の反応はひどかった。
罵倒する女神が言うには、レイジの魂はこれまで百万回転生を繰り返し、そのすべてで何かを庇い犠牲になって死んでいるのだという。
「せっかく今回は運命に干渉して、すべてが極めて平凡な男にしたのに! それなのに……それなのに貴方って人はああああああ!」
泣き叫びながらレイジの胸ぐらを掴み、激しく揺らすシュワ。
「と、いうことで。次こそは絶対に違う死に方をしてもらいます」
しばらく罵声を浴びせたあと、冷ややかな視線はそのままにシュワがレイジに手をかざす。
「どうぞ、助けたいなら好きなだけ助けてください。でも、そのせいで死ぬことは許しません。ずっと見ていますからね。病死でも餓死でもなんでもいいから、べつの死に方してください」
その後、テーベ村の少年ナミラに転生した魂は、世界でも珍しい能力である【ギフト】を授かっていることに気づく。
それは魂に刻まれた百万回分の記憶と能力を獲得できる、あまりにも強すぎる【前世】という名のギフトだった!
こうして始まる百万一回目の人生。
百万の前世を集めながら、何かの犠牲になって死ぬという運命に挑む少年の物語。
こちらはカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 16:05:58
502035文字
会話率:43%
※毒親、暴言、暴力注意。
ヒロインをいじめる悪女サーシャに転生した。前世の苦い記憶を今世と重ねて、どうせ断罪されるなら好きな事を好きなだけしたい!!
※世界観は雰囲気で楽しむ流れでお願いします!
最終更新:2023-03-13 10:39:51
87615文字
会話率:19%
過労で死んでしまった主人公、勢野出雲(せのいずも)は剣も魔法もダンジョンもある異世界アストランタに不死鳥として転生。
目覚めてすぐに出会った銀髪イケメンに連れられて行ったのは魔王城だった。
しかも出雲が転生した不死鳥は『七つの大罪』怠惰を司
るベルフェゴールだと言われて!?
好きなだけ寝て自由に過ごす為に頑張る主人公の異世界生活が今始まる!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-11 07:41:51
4399文字
会話率:33%
この作品は、面白いと思った私が見たいろんな夢を物語にした。いろんなテーマがあるので、好きなだけを楽しんでください!
ファンタジー、異世界、RPG、魔法、中二病などなお話があります。
最終更新:2023-03-08 05:27:38
2054文字
会話率:0%
ヘッドギア没入型VRMMO『WEAPON BLAZE ONLINE』を楽しんでいた生産職廃人、田中龍一は女神の手違いにより落雷をくらい、脳が焼き切れて即死してしまう。
平謝りを続ける女神に対し、詰め寄って問い詰めたところお詫びにアバター
の全てのデータと女神の権限で好きなだけ異能をくれる事に。
気を良くした龍一はありったけの異能を習得。しかし本人のあずかり知らぬ所で選んだ異能が特殊な条件を達成、神憑《かみがか》りという1つのスキルへ変貌を遂げ、性別までも女性へと変わってしまった。
精霊、悪魔、天使、神すらも作成したものに無意識的に宿してしまう神憑りのスキルと訪れる客達に翻弄されるレイスの武具工房の主人、レイスの明日はどっちだ?
スーパーポジティブ主人レイスに、ライバル心むき出しでゲリラ来店を仕掛ける鍛冶師志望女の子をバイトに加え、今日も作成した喋る特別な武具を必要としたあなたに。
タイトルの頭に★が付くのは3人称となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 08:21:32
121598文字
会話率:67%
これからも
同じような歌を歌っていくんだろうな
好きなように好きな歌を歌える
人それぞれ色彩がある世界
そんな世界が好きなだけ
キーワード:
最終更新:2023-01-18 21:19:34
737文字
会話率:100%
『私は今からできるだけ濃い文字で、できるだけ長持ちするであろう紙にこれを記す。』
現代の日本、自分の世界に入り込むのがちょっと好きなだけの平々凡々な男はいつも通りの代わり映えのしない日々を過ごしていた。しかしある日突然、第三次世界大戦と人
類滅亡の幕開けに立ち会ってしまう。
デモ隊の隆盛とそれに対抗する国家権力による道路封鎖、また誘発される流通機能の麻痺やそれによる食料品不足など。目まぐるしく変わる世界情勢、崩壊の足音が忍び寄る日常。完全なる非日常の地獄はすぐそこまで迫っていた。
しかし他人の喧騒に対して恐怖を抱いてしまう男は、人類が滅亡の危機に瀕していてもその性格が変わることはなかった。周りの人々とコミュニケーションをとって助け合い何とかして生き延びる道を捨てることを選択し、完全に人類が滅亡してしまうまで男は一人で引き籠って過ごすと決めてしまう。
人類が滅亡に向かって一直線に進んでいき、世界が混乱の渦に巻き込まれる中、人の手を借りることなく孤独に生きた男は何を思ったのか。
孤独に慣れ、周りから人の声が聞こえなくなるほど時が経ち、もう自分の行動できる範囲に人は残っていないだろうと悟った男は何を考えたのか。
もうできることが絶え、居場所を転々とせざるを得なくなった男が最後に遺したモノとは……?
『死にゆく世界の歪みより、希望を込めて。』
ダークなSFやディストピア小説が好きな方にオススメの作品です。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。内容に加筆はしていませんが、話数の立て方が小説家になろうの文字数制限の関係で変わっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-10 15:21:30
6460文字
会話率:12%
ゴーストが認知された現代社会。
幼少の頃より人には見えないゴーストが見えていた幽谷イヅナは霊災害に巻き込まれてしまう。破壊された街、ゴーストに取り憑かれた死体たち、除霊師の結界で塞がれた逃げ道。最悪の状況下で繰り広げられる命懸けのサバイバル
へと強制的に参加させられたイヅナだったが、イヅナは強力な武器を持っていた。それは前世から引き継いだ莫大な霊力と、それを稲妻に変換する術式。イヅナは結界内で唯一電化製品を好きなだけ仕様でき、ゾンビやゴーストに対してある程度の対抗手段を持っている非公式のノラ除霊師だった。イヅナは霊力を駆使して都市機能が停止した結界内で仲間と共に生き残る。いつか結界の外に脱出することを目標として。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-10 14:41:56
20624文字
会話率:41%
ヤンデレの枯渇・禁断症状に効果のある超短編集になります。
〈用法・用量〉
15歳以上 好きなだけ
15歳未満 服用をお控えください
〈成分・分量〉
ヤンデレ たくさん
メンヘラ 少々
〈注意〉
死亡描写・流血描写
があります。苦手な方は服用をお控えください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-05 14:24:10
11556文字
会話率:1%
人に造られた機械による思考と変わった愛…物語は曖昧な所で終わってしましいましたが好きなだけ妄想してくれると幸いです
最終更新:2023-01-05 04:04:18
1978文字
会話率:46%