Re:act
プロローグ
西暦27XX年
地球は突如飛来した隕石によって半数以上の生物が死滅した。
僅かに生き残った人類は、いずれ発生するであろうと予想されていた核戦争に対応する為に作られた地下シェルター施設に避難した。
外は完全に死の
世界と化していたが、残り僅かな人類は何とか生き延びることに成功した。
地下シェルターに逃げ延びた数少ない人類が、そのシェルター施設を発展させ、地下都市を作ることに成功して数百年。
その頃、ようやく地上の世界にも太陽の光が戻り始めた。
そして更に数百年が経った頃、ついに人類は地上の世界に戻ることに成功し、まだシェルター付近ではあるものの、大規模な都市を一つ作り上げる所にまで復旧できるようになっていた。
しかし喜ぶのは束の間だった。
ある日突然、その都市は正体不明の巨大なモンスターに襲われる。
それは虫のような外観の機動兵器。
そのモンスターが無差別に地上の都市を破壊し始めたのだ。
都市の住人は四肢を持つ作業ロボットを武装しこれを何とか撃退。
その場を凌ぐことが出来たものの、その被害は決して少ないものではなかった。
この事態を重く受け止めた都市の重役達は、アンノウンに対する防衛策として武装強化計画を早急に執り行う。
作業用ロボットを改造、戦闘に特化させた人型機動兵器を開発を急ぎ、そしてこれを量産すると同時に都市自体も巨大な城壁で守りを固めたのだった。
これ以降、度々アンノウンによる襲撃はあるものの、機動兵器部隊による抗戦で市街内部に及ぶ被害はほとんど発生しなくなった。
大きな城壁に囲まれた箱庭とも言える都市の完成である。
そして、正体不明の自立型機動兵器と小競り合いを繰り返していく最中、この世界は新たな暗雲に包まれていくこととなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-01 16:41:42
88814文字
会話率:37%
地球は太平洋の海底火山噴火で、未曾有の危機に陥っていた。
噴煙は世界の空を全て覆い尽くし、地表は明けることのない暗闇に包まれた。地表に堆く積もった火山灰で植物は枯れ、濁った海は澱み、生き物はその殆どが息絶えた。
そんな中でも人間たち
は生き残っていた。
人間が取った手段は二つ。
地下に潜ってそこに巨大な地下都市を築き、来る地球の自浄能力を期待して長い暗闇に耐えるか、新天地を目指して広大な宇宙に飛び出すか。
地球を見捨てられない大半の国の人間が、地下に潜って長い冬を耐える道を模索した。
僕が選んだのは地球を脱出し、移植可能な星を探して世代を重ねて宇宙を旅する道だった。
その日は、移民船『方舟』に日本の移民艦が積載される日だった。
移民ではなく船員として方舟に向かった僕は、そこで不思議な事件に巻き込まれた。港に移動するためのバスに乗った僕は、突然感じた目眩にバスの床に倒れかけた。
顔を上げたときに走る車窓に見えたのは、緑に茂った街路樹だった。そのまま突如として暴走した無人バスが、壁に衝突した。吹き飛ぶ僕に、横転したバスが滑りながらその先に立ち尽くしていた人影に『突き破られた』。
交錯する視線。
意識を失う瞬間に見えたのは、目を見開いて驚いた顔をしている、幼馴染のミモザの顔だった。
そうして僕の冒険は、気絶から始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-02 09:33:26
16867文字
会話率:23%
地球は太平洋の海底火山噴火で、未曾有の危機に陥っていた。
噴煙は世界の空を全て覆い尽くし、地表は明けることのない暗闇に包まれた。地表に堆く積もった火山灰で植物は枯れ、濁った海は澱み、生き物はその殆どが息絶えた。
そんな中でも人間たち
は生き残っていた。
人間が取った手段は二つ。
地下に潜ってそこに巨大な地下都市を築き、来る地球の自浄能力を期待して長い暗闇に耐えるか、新天地を目指して広大な宇宙に飛び出すか。
地球を見捨てられない大半の国の人間が、地下に潜って長い冬を耐える道を模索した。
僕が選んだのは地球を脱出し、移植可能な星を探して世代を重ねて宇宙を旅する道だった。
その日は、移民船『方舟』に日本の移民艦が積載される日だった。
いつもどおり仕事に向かった私は、バス停で職場に向かうバスを待っていた。突如として聞こえてきた大きな破壊音に顔を向けると、そこに見えたのは横転して横滑りしながら私に向かって来るバスの天井だった。
止まる時間。突如として頭に響いてきた『声』に考える時間すらなく、再び動き出した時間に戸惑う私。
バスはそのまま私に衝突して、吹き飛ばされることなくその場に立ち尽くしたままの私は、バスの車体を突き破った。車内を通過する瞬間に、中にいた人影と視線が合った。
視線が交錯したのは、錐揉み状態で車内を舞っていた、幼馴染の伊吹の顔だった。
バスを突き抜けた私は、たぶん体に大きな負荷がかかったんだと思う。眠るように意識を手放した。
そうして私の本当の物語は、気絶から始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-26 20:32:55
13264文字
会話率:28%
西暦2100年。ロボットが日常的に使われるようになった時代。人類とロボットは共生していた。しかし、突如ロボットたちが人類に反抗。理由は不明のまま、人類とロボットの戦争が始まる。その戦争は50年戦争と呼ばれ、50年もの間、地球全土を巻き込む
闘いとなる。
その結果、2150年には人類の人口は約120億人から約12億人まで激減する。世界政府は事態を重く見て、秘密裏に開発していた大型戦艦で、以前から準備していた月移住化計画を始める。幸いにもロボットからの追撃はなく、ほぼ全人類は同年にも月の移住に成功する。
人類は月の表面に住居をつくるのは、困難と考え、月の地下開発を進行する。その結果、1層から7層までの大型地下都市を完成させる。また地球をロボットたちの手から取り戻すべく、自らの体をサイボーグに変え、ロボットたちを殲滅させる組織である地球奪還軍隊(Earth Recapture Army、通称ERA)を設立する。これ以降、ERAは何百回も部隊を編成し、地球を奪還するべく地球に降下することになる。
月に移住し、ERAを設立してから100年後の2250年。人類は未だ月に住み、地球をロボットたちから奪還できずにいた。その間にもERAは部隊を編成し、地球奪還作戦を実行していたが、それらも全て失敗に終わっている。
主人公リーザが所属している第157期団は、現在の中で一番新しい部隊であり、彼女が地球に降り立つことから物語は始まる。パートナーとも言えるカミラと地球に降り立つリーザ。リーザは異様なほど、ロボットに対して執着を抱いており、その戦い方は凄惨そのもの。なぜ彼女がそこまでロボットを憎むか、彼女の過去に何があったのか、そこにある真実、そしてなぜロボットたちが人類に反抗したのか。
全てはここから始まる。
この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。メイン活動はエブリスタです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 00:30:45
139821文字
会話率:59%
帝国暦1783年地球は2度目の氷河期を迎えようとしていた。それを予測していた人類は、地下都市を形成していたが氷河期到来に間に合わず、一部の富裕層だけが地下へ流れることができた。が、その生活は想像以上に過酷なものだった。
これは貴族の特権で地
下都市へ逃れたリアム、平民のため地上に残ったエルナ、2人の少年のそれぞれの10年間と衝撃の再会の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-12 22:42:55
1710文字
会話率:35%
氷河期となった地球。そして地下で生活する人々。平穏な地下生活をする人々の前に1体の巨大ロボットが舞い降りる。彼の目的は地上文明の奪還。地上をあきらめた人類の進撃がいま始まる。
最終更新:2022-01-21 21:40:50
13961文字
会話率:27%
貧困や身分など様々な事情で表の世界では生きられなくなった人、生きにくくなった人が世の中には多数存在する。そんな人たちが身を寄せあって生活している地下都市『川崎アゼリア』---。
主人公であるヒロキは、貧しい家庭に生まれ育ち、実家を出て社会人
になった今も、貧困にあえぐ両親を救いたいと日々願っていた。あるとき、交流型ホステルで過ごしていると、川崎には表の世界では生きられない人たちが集まる地下都市があるという噂を耳にした。その噂を確かめるべく、聞き込みや調査を始め、実際に訪れてみると、そこには壮大な景色が広がっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-09 01:02:58
226文字
会話率:0%
地下都市で起こる人々の群像劇。
1-4部分目までの内容
10年前に突如として現れた窪み。その窪みは国内でも首位に上る都市として名を馳せていた。
狐面で目元を覆う長(おさ)、高校生小説家、暗殺者として育てられた少年、ずっと帰ってこない「おと
うさん」を待つ少女。
そんな彼らの日々はどんな風だろうか。
あるものは散歩に行き、あるものは駅に行き、あるものは当て所なくただ彷徨う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-30 21:00:00
21432文字
会話率:25%
彗星が地球に衝突する。その事実を知った人類は無数の地下都市を造り、災厄の襲来に備えた。しかし運命の日、突如として軌道を変えた彗星“ドロシー”は月の裏側に落下。この幸運によって滅亡の危機から逃れられたと、誰もがそう思った。しかし、それはさら
なる災厄の始まりに過ぎなかった。
月面に生じた亀裂から噴出する謎の物質。地球の引力に引き寄せられ惑星全体を覆ったその銀色に輝く微粒子は、天変地異を引き起こし、実在しないはずの怪物達を生み出す。
想像力が人を殺す。そんな地獄と化した世界で、それでも生き延びようとする人々。そんな彼等の前に一人の超常的な能力を持つ少年が現れ、英雄となった。
それから二五〇年後、月からもたらされた物質“魔素”が引き起こす“記憶災害”について調査していた一五歳の天才少女・星海 朱璃は、炎に包まれた筑波山の頂で奇妙な光景を目撃する。そこだけ円形に切り取られ、延焼を免れた空間。その中心で眠る一人の少年。
彼の顔は、二〇〇年以上前に失踪した救世の英雄“伊東 旭”に瓜二つだった。
◆関連作品◆
最悪の魔女スズランシリーズ
https://ncode.syosetu.com/s0586g/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-17 21:36:32
546960文字
会話率:43%
何でも屋に勤務する山村耕作は、ある少女の捜索依頼を受けた。
場所は地下都市。
そこは一年前に現れた宇宙人が、勝手に作った観光地であった。
宇宙人は人前に姿も現さず、地球人に対し、ただ「観光に来てください」としか告げなかった。
意図は不明。
意味も不明。
それでも仕事は仕事なので、山村耕作は仲間とともに地下都市へ乗り込み、捜索を始めた。
クソみたいな観光地だったせいで、人の気配はほとんどない。
しかも道に迷った。
公園で作戦会議をしていると、クソ馴れ馴れしい女が近づいてきた。
「自己紹介してよ」
ホントに馴れ馴れしい。
山村耕作は強く突っぱねることもできず、いつまでも女に付きまとわれてしまう。
目的の少女は見つからない。
やがて地下都市の深部へと足を踏み入れ、宇宙人の意図らしきものに気づき始める。
それは、地球人と友人になること。
なのだが、彼らはただ純粋に友人を増やしているわけではなかった。
みずからの存在をかけて、戦争をしていたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-27 21:00:00
59808文字
会話率:41%
__これは、地球を守るための、人間同士の戦争だ。
2XXX年、地上の文明は核戦争によって滅びた。
領土を争って多くの人間が戦い命を落としたが、そこで人間が得たものは、高濃度の放射能を帯びほとんどの生物の死に絶えた空っぽの土地だけだっ
た。
多かれ少なかれ全ての人類が放射能を浴びたが、被曝量が少なく生き延びた人類のうち裕福なものは地球を捨て別の惑星へと移住し、貧しいもの、また地球を捨てきれないものたちは地下都市を築き上げ、そこを新たな人類の拠点とした。
その地下都市を束ねる代表的警察組織PHG。PHGは地下都市すべての権力を掌握し、すべての人々の生活はその監視下に置かれていた。
本作の主人公である葛城律は、PHGに所属していながらも、組織内に渦巻く不穏な影に気づく。組織を脱退し、PHGに反旗を翻すレジスタンスとなった彼女は、パートナーである桜井神夜と共に、組織の真の目的を明らかにするため、「Regainers」として活動を始めた。
立ちはだかる障壁の数々に翻弄されながらも果敢に立ち向かう彼女に真実が明かされる時、彼女は果たして何を思うのか。
これは、1人の少女の苦悩と成長を描く物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-25 00:00:00
38452文字
会話率:45%
地下都市に暮らす人類。
博士が人口太陽を開発します。
最終更新:2021-09-19 09:37:52
878文字
会話率:65%
両親を失い難病を患っている妹のためにひたむきに生きる主人公イツキ。
交通事故でトラックに轢かれる寸前に異世界に転移される。
転移された先は狂気と暴力と死が蔓延る地下都市クルドであった。
クルドで出会った少女エマに命を助けられ、常人離れした力
を手に入れるイツキ。
苦難を乗り越えエマとともに地上を目指す旅がはじまる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-08 10:07:19
19407文字
会話率:34%
2×××年核戦争の後、新たに形成された地下都市で生活する主人公の男アキ。彼には周囲に話せない秘密があった。ある日、アキを訪ねる女。物語は彼女との再会により動き出す。
※私の妄想で出来た物語ので中身は稚拙な文です。単なる自己満足。校正校
閲とか無いですし、矛盾も出ると思います。ジャンルや方向性すらも自分で決めていないです。完全行き当たりばったり。その日の気分で物語が変化していくと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-27 18:31:02
76077文字
会話率:63%
下歴百年。鬼の出現により色を喰われた地上都市彩(さい)。鬼に唯一対抗できる力。色式(しきしき)を身につけたひとりの少年、季野吉之がとある目的のために、地下都市メイに降りた。地下闘技場では色式士たちによる闘いが繰り広げられていた。しかし闘技
場には秘密があって――。
色式研究者の弟子であり家族であるシノグとカナタは、共に闘技場へ訪れた。珍しい色式を使う色式士を見るために――。
三人が出会ったとき、地下と地上の二つの世界を巡る物語が動き出す……。
*この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-24 13:02:09
131916文字
会話率:40%
21世紀後半。
全面核戦争により世界人口は1億7千万人となった。
地上は「死の冷却」と放射能性降下物の嵐で壊滅し、
人々は地下へと収容された。
巨大な地下都市を開発するのに人材が不足し、
科学者は故人の意識をヒューマノイドロボットにマイン
ドアップロードし、労働力とした。
しかし、「戦争の傷」はその記憶を惨たらしく蝕んでいたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-23 02:28:31
2464文字
会話率:12%
――これは、空から降ってくる謎の怪物『天魔』から地上を取り戻さんと戦う、異能力を獲得した人間たちによる戦争の記録である。
100年前、突如人類を襲った空から降ってきた怪物――天魔。滅亡の危機から逃れる為、生き残った僅かな人類は巨大な地下都
市を作って地上を放棄した。
そんな彼らに救いの手を差し伸べたのは、一部の天魔と契約をして異能力を獲得した人間――天魔憑きだった。
天魔最強と名高い【銀月鬼】と契約をした銀髪碧眼の女剣士、ユフィーリア。
生物を殺すことに特化した葬儀屋一族に名を連ねる少年、ショウ。
性別・性格ともに真逆な二人がコンビを組み、精鋭部隊『第零遊撃隊』として様々な難関任務に立ち向かう。
熾烈な戦争の行方は果たして――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-16 23:37:14
1078760文字
会話率:41%
二九六番。
それが、少女の名前だった。
帝国の大地下都市、その最深部でボロ雑巾のように扱われていた少女は、やがて瀕死となって処分が決定される。
そんな折、突如、少女は草花が広がる楽園のような場所に誘われる。
そこで、一匹の
老いた竜と出会う。白く彩られた美しい竜は、少女に問うた。
『――お主は、死にたいと思っておるのか?』
自分を取り巻く感情の意味が分からない少女は、しかし竜が紡いだ言葉を聞き、自分が恐怖に涙していることを知る。そして、竜は少女に言う。
『お主は、お主の願いを見つければよい。望まずして死ぬというのなら、せめてお主が望むかたちで死んでほしい。……それが、儂の願いじゃ』
己の願いが分からない少女は、竜に願われて力を授かる。
――龍の巫女、十七代目の継承者。神聖種族が一種、『聖天竜』より授かりし竜魔法。
この世で身分を分ける唯一の手段――魔法。少女はいつしか剥奪された名前を呼ばれ、戦う術を持ち、死の際から返り咲く。
そうして、奴隷の叛逆が始まる。
やがて、地下都市に蔓延る強大な敵の数々を倒し、少女は地上に這い上がる。その先で、少女はフォーツェルトの家名を持つ男勝りな美女剣士――セチアと出会う。
これが、運命の出会いとなった。公爵令嬢の立場を嫌うセチアに匿われることとなった少女は、その見返りとしてセチアの代わりに公爵令嬢の役割を任じられた。それもまた、国家に叛逆するために重要な手札となる。
同時に、セチアは語る。
「――この屋敷の仲間と、そしてお前と共に、私はこの力が全てだっていう血みどろな世界を変えてやるのさ」
これは、一人の奴隷少女が莫大な力を授かり、一人の令嬢と出会って始まる叛逆の物語。
少女の名は、アヌリウム。
竜の巫女であり、破壊令嬢こと――アヌリウム・フォーツェルト。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-08 19:20:54
13624文字
会話率:33%
終末後の東京。新宿に築かれた巨大な核シェルターの中には「未来に送るべき人材」としてコールドスリープについた数千人が眠り、多くがそのまま覚醒の時を迎えられずに死んでいた。
一人目を覚ました少年は、目覚めてすぐに理由も分からないままシェルターを
追い出され、廃墟となった砂漠に放り出される。
少年は絶望の中、ピアニストになる夢を奪い友人を死なせ、自分一人を覚醒させた老人に復讐すべく砂漠を生きるが、再会した老人からある「計画」への協力を求められて――。
「砂の丘を越えて」https://ncode.syosetu.com/n2446cz/ の続編というか、ネタバレ編ですが、こちらだけお読みいただいても構いません。(前作よりもちょっとダークです)
カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-02 02:31:54
240955文字
会話率:41%
『西暦二〇九九年』――文明も社会も進化を止めた、『終末』後の世界。
子供たちは地下都市の、子供たちだけの社会で、学校に通い決められた日課をこなすだけの、単調で無感動な毎日を送っていた。ある日、「冷凍睡眠」から目覚めたという、『前時代』を知
る少女が転入してくるまでは――。
都市の学校に通うユウキは、遅刻常習の罰として「十五日間の奉仕作業」のペナルティを課される。「規則違反者は、都市から存在を抹消される」という噂の流れる学校で、ユウキに課された「罰」は、意外なものだった。
一方、『終末』前の「普通の女子高生の記憶」を持つマリアは、理由の分からぬまま夜の砂漠をさまよい、砂漠に住む青年に助けられ「村」に迎えられる。記憶の中の世界と現状との断絶の原因を探り始めたマリアを待っている、「現実」とは――。
※ カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-14 02:09:57
178717文字
会話率:37%
地下都市で暮らす人たちの多様性。
遥彼方様主宰「イラストから物語企画」参加作品です。
最終更新:2020-11-22 20:00:00
2628文字
会話率:30%
シベリアン王国の一室にて王太子のオールド・シベリアンは想い人と一緒になるため婚約者であるリリアナ・マネーズ公爵令嬢に婚約解消を命じた。リリアナは婚約解消を受け入れると同時に2人に借金返済を迫る。そこから可笑しくなっていくブラックコメディのよ
うな物語である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-09 17:37:49
2276文字
会話率:75%