「死ね」「偽勇者め」「貴様のせいで!」
魔王を倒したオレに集まる人々の信望を憎悪に挿げ替えた王族は、戦争犯罪者として勇者を殺すことを決めた。罵る声の中、残酷な処刑で命を奪われかけたオレの前に立ち、手を差し伸べたのは黒髪の美女。リリィと名乗る
彼女は、オレに復讐を持ちかける。
日本から召喚され、死に物狂いで鍛えて、魔王と死闘を繰り広げ……オレはこの世界に拒絶された。元の世界に戻れないなら、お前達に相応の死をくれてやる! 復讐から始まる、暗く切ないダークファンタジー。リリィの正体と目的が明かされた時、オレは何を選ぶのか。
※残酷描写、流血シーンがあります。意外と主人公が前向きです。
【同時掲載】小説家になろう、カクヨム、エブリスタ、アルファポリス、ノベルアップ+、ノベルバ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-16 12:21:22
183877文字
会話率:41%
アレクは9歳の時に史上最高の聖なる力を持つと見出されて勇者になった。魔物退治に明け暮れた。
しかし、名声を欲しがる新しい勇者――実は偽勇者による裏工作によって、39歳のアレクは勇者をクビになる。
でも人々は知らない。
アレクが最強を超えた
超最強だったことを。
勇者時代、あまり評価されなかったが、魔王や邪神がアレクを恐れて隠れているせいで功績を残せないだけだった。
一方偽勇者はしょせん偽者であり、次々とぼろが出てくる。
追放されたアレクは決意する。
――もう自由に生きる、と。
まずは暮らしていける環境を整え、その後は超個人的な理由で若返りのためにお金を稼ごうとする。
でもなぜかアレクが自分のために行動を起こすたびに、邪竜が死んだり、街の危機が去ったり。
勇者時代には得られなかった『正当な評価』をされていくのだった。
※ざまぁ開始は遅め。12話ぐらいから。
※微エロ注意。毎晩治療します。
※2020/08/06 日間総合1位! 日間ハイファンタジー1位!
※2020/08/10 週間総合1位! 週間ハイファンタジー1位!
※2020/08/20 書籍化決定しました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-14 23:03:47
503919文字
会話率:42%
「追放、クビ、解雇――まあ言い方はなんだっていいや。とりあえず、もうこの勇者パーティにおまえは必要ない」
付与魔術師のアルマは、強化魔術しか扱えない。しかし、天才的な資質とたゆまぬ努力の末、若くして究極の強化魔術《天鎧強化》を習得し、弱小
勇者パーティを影で支え続けていた。だが勇者へリィンは、そんなアルマを「強化魔術しか使えない無能」としてパーティを追放してしまう。
途方に暮れたアルマは、そんな折に運命的な出会いを果たす。一つの事柄を極め、星に認められた最強の存在にのみ与えられる称号――〝超越せし者《エクストラ・ワン》〟を冠す大漢ディゼル。彼の元で修行を積み、アルマは本当の付与魔術の使い方を知る。
「味方ではなく、己の肉体のみを強化するッ!! それこそが真の付与魔術師というものよッ!!」
それから一年――究極の強化魔術に耐え得る肉体を身につけたアルマは、師匠を越える偉業を成し遂げるため地上に帰還した。
伝説の男の元で鍛えられた埒外の天才付与魔術師は、瞬く間にその名を世界に轟かせていく――。
一方、アルマを追放した勇者パーティはこれまで難なく踏破してきたダンジョンに悪戦苦闘し、雇った付与魔術師にも逃げられ、偽勇者として悪名を轟かせ没落していく。
*最終ざまあ展開は《第十七部:012 勇者、咆える》で行われます。本格没落展開は《第九部》からはじまります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-03 10:02:19
207761文字
会話率:52%
勇者様、その証を見せて下さいませ!
*******
辺境の木こりのユシアは勇者選定の儀で勇者に選ばれなかったものの
その夜自分の体に『勇者の証』があるのを見つけてしまう。
え、これどうしよう
最終更新:2021-06-22 06:34:58
5581文字
会話率:25%
勇者として異世界に召喚され20年、タクヤは、偽勇者だと断罪された。
婚約者の王女と共に元の世界に帰ることにした勇者のお話し。
勇者と王女がイチャイチャするだけで特に事件とかは起こらないです。
最終更新:2021-05-29 09:50:39
2701文字
会話率:55%
パーティーリーダーにとってパーティーのマネジメントは非常に重要です。適切な仲間を向かい入れることがパーティーの質を向上させるでしょう。
ですがちょっとまってください。あなたが追放しようとしている仲間は、本当に役立たずなのでしょうか?
本書では実例を交えて、パーティーのマネジメントを学びます。
※本作は以下のサイトでも掲載しています。
カクヨム:https://kakuyomu.jp/works/1177354054921761459/episodes/1177354054921761506
note:折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-12 12:04:18
3964文字
会話率:0%
『力の勇者』の称号得たアリエスは、勇者パーティを結成して各地で活躍をしていた。
そんな中アリエスは、パーティの初期メンバーだがお荷物だった、調教師のジークを追放する。
それを境に、勇者パーティは失敗ばかり。アリエスはジークに異常なまで
の敵愾心を持つようになり暴走し、偽勇者として投獄され処刑される。
投獄中に賢者モードになったアリエスは、自分の行いを反省しながら処刑された。
アリエスは死んだと感じていたが、気が付くとジークを追放した翌日に時間が巻き戻っていた。
何故過去に戻ったか分からなかったが、前回の失敗をしないように立ち回るとこ。そして、暴走した自分に最後まで付いてきてくれたメリルを幸せにしようとやり直しを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-06 13:14:00
9827文字
会話率:19%
かつて異世界より勇者が召喚された。
異常な身体能力、圧倒的な文明力、個々が持つ『天恵』と言う特殊能力で、大英雄と呼ばれたその勇者は戦乱蔓延るエルドラド大陸を平定した。各領地は大英雄のような有能な勇者を求め続け、戦争が終わった現在でも教会
は勇者を召喚する。エルドラド大陸は勇者たちの力によって急速に発展していくのであった。しかし大量召喚によって悪事を働く『偽勇者』の存在が浮き彫りになる。帝国はそれに対抗する手段として帝都と各領にエリート集団である『対勇者警察隊』(以下対勇隊)を設けさせた。
ルーク・ブライトウェルは10年以上前、勇者に家族と親友を殺害された過去を持つ。二度とこの惨事を繰り返さぬように鍛錬を積み重ね、無能力者ながら勇者と同等の力を手に入れた。そして地元クラネスの対勇隊に史上初めて現地人として合格すると、その後も功績をあげ続け、18の春ついに帝都の対勇隊へと招聘されることとなった。
これは無能力者の主人公と、それを取り囲む勇者達の二冊目の英雄譚。さらに異文化で溢れた日常。
そして、ある一つの願いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-03 00:02:03
18200文字
会話率:33%
勇者は偽勇者と呼ばれ王国を追放される。
10年後すべて遅かった。
勇者は王国に復讐を誓う。
家族も元恋人もすべてなかったことにしようと思う。
新しい未来のために
最終更新:2020-07-29 06:00:00
16869文字
会話率:36%
ニシ・ユタカはただの会社員だった。だが会社が潰れ無職に。やけくそで酒を飲み続け気を失うとまったく見知らぬ場所で目が覚めた。周囲にはものものしい武装した兵士たちが。
そして現れた王様から、勇者として召喚したと告げられたのだった。しかし、
問題があった。七人も勇者候補が召喚されたからだった。
一同困惑する中、特別な力を持つ賢者が真っ先に「偽者」、と指し示したのがユタカであった。ならば無用とばかりにほうぼうの|体《てい》で城を追い出される。無一文でユタカは呆然とするしかなかったのであった。
しかしそんな彼に声をかけたのが農場経営者の息子。人手が足りないので働かないか、と誘われてほいほいとついて行くことに。
これが悪かった。
魔王の手先と思われて殺されてしまうのである。ゲームオーバーだ。
そのはずだった。しかし、この限界状況でまさかの能力に開花するのである。
“六道無体”という怪しげな能力がユタカを幽体のまま活動することを可能にしたのだった。
自由な身になって異世界ながらも新しい楽しい生活を築こうとする男の物語のはじまりだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-23 20:23:34
23739文字
会話率:36%
俺が好きになった人は偽勇者だった。(※重複投稿しています)
最終更新:2020-05-29 07:59:59
1414文字
会話率:10%
堕天の魔王を壮絶な旅の末打ち倒した偽勇者アレン。しかし王都に帰還したアレンを待っていたのは、王と仲間達による断罪だった。偽の勇者である事を国の役職者達の前で暴露され、大将軍殺し、大英雄殺しに加え戦争全ての罪まで背負わされたアレンに王が与えた
のは公開処刑だった。何故アレンは自分を勇者だと偽ったのか?アレンは本当に大将軍や大英雄を殺害したのか。アレンの旅はどんな結末を迎えるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-25 23:12:40
4403文字
会話率:38%
ゲーテ原作『ファウスト』のその後の物語。
最近のマニアックな読者の間では、「アタマを空っぽにしてそのまま無防備に読んだり、観られるラノベやアニメが多すぎ」、「カタルシスがなくて困る」などとの声が上がっています。
あなたはどう思いますか?
私は個人的には脳の負担にならないのでそれもそれで好きなのですが、少し調べてみると、「飽き飽きしてきた」、「作画だけで内容がない」、「なろう系」など多く言われていることが判明しました。そう言われてみると、確かに時には異世界ものでも、少し頭を使って考えるものがあってもいいかなぁと............
ですので、あなたも少しだけアタマを使って考えるような物語で、哲学者になりませんか? コロナ期間中は一緒に本の虫になりませんか?
振り返ってみると、現代と近世、今も昔も我々人間が「日常」に抱える問題――デマ、フェイクニュース、いじめ、女性差別、身分差別、同性愛に対する偏見と誤解、大量虐殺(ジェノサイド)、イデオロギー戦争、経済危機、命に関わる流行病などなど、は変わっていないようです。ですので、主人公がこれらの問題に苦しみ、挑む王道異世界ファンタジーラノベテンプレ物語を、ゲーテ作『ファウスト』を題材にして書いてみたいと思います。
舞台は16世紀ヨーロッパをモデルにした架空の世界です。ウィンナワルツ等、その時代に存在しないものも登場しますがご了承ください。
----以下あらすじ----
『ファウスト』の物語は終わっていなかった。ファウストの魂は実際には天界に召されず、以降もずっとメフィストの手中にあり続け、物語を見せ、楽しませ続けなければならなかった。
そのせいで彼の魂は幾多の世界で人生を送った後、悠久の時に耐えられず、精神が崩壊した。そうして魂の自由を嘆願した次第だったのだ。
それを見かねた神はファウストに贖罪の機会を与える。
その内容は、次の世界で「自ら問題を発見し、定義し、解決」すること。
そうしてファウストは、いじめ、身分差別、デマ、フェイクニュース、経済危機、自然災害、同族嫌悪、同族狩り、ジェノサイド、イデオロギー戦争などの問題であふれる異世界に魔王を倒す勇者として召喚される。しかし彼を待ち受ける謂れのない誹謗中傷、過酷な試練の数々......果たして彼は見事、自由を手に入れることができるのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-22 16:47:25
144152文字
会話率:40%
ゲラゲラコンテスト用に考案していたが間に合わなかった作品です
最終更新:2019-12-14 13:17:34
1731文字
会話率:100%
とある高校のクラス1つがまるごと消えた。
知れる由もないことだが、勇者を求める異界の女神が己の世界へ召喚を行ったからだ。
女神は異界を貶めるものに対抗できる力を、彼らの能力に合わせて称号という形で与えた。
そのうちの一人に勇者がいた。女神
が見出した人材だ。
勇者には称号とは別に与えられた力がある。
聖石と呼ばれる、聖なる力を宿した石を不自由なく扱うことができる力だ。
これは魔に絶大な効力を発揮するが、同時に純度が高いと人にも影響を及ぼす。人もまた等しく穢れた種族だからだ。
しかし女神の思惑とは別に、選ばれた勇者は、勇者たる称号を略奪されてしまう。
勇者号を奪った者は自ら勇者を名乗り、異界で活動を行うが、所詮はまがい物に過ぎず、勇者とは真逆の行為に異界の命運は予期しない方向に進んでしまう。
そして何より、偽勇者は聖石を扱う能力まで奪えなかった。
このことが異界上層部の計画も狂わせていく。
一方、称号なしの勇者は裏切られの道に進む。人々からさげすまれ不信に陥った彼もまた本来の勇者としての道を外れてしまう。
偽物の勇者と称号なしの勇者という前代未聞の事態は、悲しい結末へと収束させていく。
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※休日に1回更新します。
※平日は定時に帰れた日に更新します・・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-11 20:56:02
27468文字
会話率:36%
妹のように思い、可愛がっていた幼馴染が勇者だった。
思い起こせば常人の数百倍はある魔力や、鍛えもしていないのに魔物よりも高い身体能力と明らかに常人離れしていたけれど、それでも俺からしたら、いつも後ろについてくる、可愛い妹分だ。
勇
者なんて魔物と真っ向から戦う危ない職業になった幼馴染を守ろうとした末に思いつく「俺が先に全部解決すれば危機はなくなる」と。
そう考えて行った善行のせいで、知らず知らずの内に多くの少女達から好かれてしまう。
ブックマーク、感想、評価、レビュー、などをいただけると、とても嬉しく思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-18 22:58:52
303355文字
会話率:51%
この世界で最強の力 グー チョキ パー
数年前 世界を滅ぼそうとした魔王。
その運命に抗った人々。
勇者達の力をもってしても魔王を封印する事しか出来なかった。
何故なら勇者は偽りの者……本物ではなかった。
偽物は栄誉を拒否し身を引き
仲間達は散り散りに
今は自分を知らない街でひっそりと、静かに
暮らしていた。
偽勇者の力《ジャンケンにおいて絶対に負けない》
魔物を魔族を……悪を震撼させた彼が
再びその力を奮う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-21 23:13:12
10185文字
会話率:23%
舞台は異世界「アレンガルド」、そこはかつて世界神と邪神が支配権を賭けて争った世界。
世界神の手により、地球より転移したいじめられっ子の少年・多田周太は『勇者』として順風満帆な生活を送っていたが、ある日突如現れた青年に聖剣ーー即ち勇者の称号を
奪われた。
訳の分からないまま偽勇者、邪神の眷属の烙印を押された周太は屋敷を焼かれ、養子を殺され、神にも見捨てられる。
『俺の全てを以って、奴等の全てを穢してみせる。その時の表情を見るまでは死ぬものか』
神の雷に全身を焼かれながらも、最愛の人を代償に生き延びた少年は。
名を変え、
心を捨て、
全てを憎み、
世界に挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-28 11:00:00
15399文字
会話率:31%
夢見ていた大学生活はブラックなバイトと不慣れな一人暮らしに押しつぶされていた。
そんなある夜、この物語の主人公風間業平は偶然強盗のトラックに引かれ、命を落としてしまう。
そこから、異世界転移のお約束通りの天使に出会い、チートで最強のギフトを
貰おうとするが……。
ギフトガチャで爆死(?)
金を稼ぎ、恋人を作り、自分の望む勉強をする、そんな夢の生活を異世界で送ろうとして出鼻からくじかれた物語。因みに業平の能力は地味ですが強く、勇者達にも頼りにされるレベル。
しかし、【鑑定】の使える業平は自分の正体を知っていた。
勇者の祭壇に召喚された魔王後継者
その点を見て見ぬふりをするあたりが普通の一般人気質である業平の特徴なのかもしれない。
これは一般人気質だった1人の大学生が何万回か死んで、生き返って、『闇堕ち』して、無双して、疲れて、恋愛して、幸せなハッピーエンドを迎える話です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-21 23:23:39
66203文字
会話率:38%
始まりは八年前。
帝国に拉致され、勇者のレッテルを張られた俺は、頭のトチ狂った四人の仲間『戦士』『魔法使い』『聖女』『支援使い』と共に魔王討伐の旅に出た。
だが、戦士は暴言と暴走ばかりの煩悩野郎だし、魔法使いはビッチでフレンドリーファイアし
まくるし、聖女は毒舌で心を八つ裂きにしてくるし、支援職は借金とゴミアイテムを量産しまくり『実は俺が裏からパーティを支えてる』的なオーラ出してくるし……もう嫌! ダメ! このまま魔王軍の幹部とかと当たったらまず間違いなく全滅する!
そんなこんなで、俺は決意した。
そうだ、仲間を追放しよう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-24 18:00:45
41126文字
会話率:30%