大人の階段を登ろうとしていた学生時代の私が、家族旅行で体験した話。
最終更新:2022-04-24 18:06:06
4198文字
会話率:30%
一九九四年、夏。
インドへ行きたい!どうしても行きたい!
居ても立っても居られない二十四歳の私は、一週間の休暇を取ってインドへの旅に出た。
初の海外旅行、予定は未定、行き当たりばったりの旅だった。片道十二時間、六千キロの彼方まで行って、たっ
た一週間で、何が出来るのか?
これは、インドに翻弄され、笑って、怒って、泣いて、感じた、二十四歳の私の旅の記録である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-12 14:57:33
70847文字
会話率:1%
長岡更紗様主催の『第三回ワケアリ不惑女の新恋企画』参加作品です。
完結済連載小説『防犯シャツが強過ぎて誰も近付かなくなったけど、何故か長身イケメンが私に頻繁に接触を図るようになりました。』の番外編ですが、本作単体で読めます。『防犯シャツ〜
』は読む必要ありません。
◆◆◆◆◆◆◆◆
小料理屋木下を営むあゆみは40歳。
長女が大学進学し、母親もシニア一人旅を始めた。
自分も新しいことを始めたいなぁと思いかけた時に現れた「昔の男」。
長女の父親であり、訳あって結婚せずに別れた男。
思わぬ再会に、あゆみが「後回し」にしていたものが動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-06 11:00:00
36968文字
会話率:29%
娘の婚約者が王弟殿下に決まった。その喜ばしいはずの日に公爵夫人のロゼリンダはショックのあまりに倒れてしまう。なぜなら王弟殿下が「攻略対象」だから。
娘が5歳の時に前世の記憶を取り戻していたロゼリンダ。記憶の中のあるゲームのストーリーを回
避するために思いつく限りの対策をしてきた。けれど、娘の婚約と同時にそのほとんど全てが無駄な事だったと悟ってしまう。前世の記憶に振り回された数十年の月日は長く、後悔は重かった。気持ちを整理し、自分自身を見つめなおすためにロゼリンダは一人旅を決意する。
R15は念のため。
※これは短編小説「君の席は私の隣」「私の名前は君専用」「私の可愛い君におやすみ」から派生したフィリーアローゼの母,ロゼリンダの物語です。
「の」シリーズ(https://ncode.syosetu.com/s7798g/)初の連載小説になりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-31 10:54:41
63186文字
会話率:51%
R15は念の為です。
産まれた時に髪色が黒檀を連想させる黒だった事から、エボニーと名付けられた少女に転生した菊理。
エボニーはフェザーランド家の嫡女だが、記憶を取り戻した時は『母と一緒に毒を盛られて死にかけたが奇跡的に回復した』と言う
、何が有ったと突っ込みたくなるような状況。
しかもここは、妖精が見え、言葉が交わせるだけで聖女扱いされる世界だった。
聖女だからと王太子と婚約させられたけど、髪と瞳の色を理由に初対面で嫌われた。更に父の再婚相手の平民の娘が『絵に描いたような性悪女』で、王太子の婚約者を狙い嘘泣き演技でエボニーを陥れようとする。
婿入り父は馬鹿だった。その妻と娘も都合良く泣く馬鹿だった。
王太子も凡人な馬鹿で、自称妹の嘘泣き演技に騙される始末。
馬鹿はどうでも良い。聖女としての仕事が済んだら国を出ようと思っていたら、今度は聖女を自称し始めた。しかも『姉に虐められている』と金を使って噂を流し、自分が気に入らない貴族も尾ひれを付けて遊び出す。
挙句の果てに王太子は、他国の使者の目の前で婚約破棄宣言をして剣を片手に襲い掛かる始末。
無実は証明したが、次々と国交を断たれて国は窮地に立たされた。
国難を乗り越えたのに、王子と自称聖女が原因で国家凋落の道を辿る事になる。
国家凋落を招いたパーティーから一ヶ月後。
全ての仕事とやるべき事が終わったので国から去ります。
外見で聖女じゃないと罵った王都の住民なんてもう知りません。
助けたのに自分を王太子の婚約者の座から引きずり下ろす為に『聖女じゃない』と罵った貴族も知らん。
行動の遅い国王夫妻も知りません。
調査もせずに嘘を事実と思い込み、冤罪で処刑を企む馬鹿王子も知らん。
去る事で国が滅びようとも、もう知らない。
私は一人で旅に出る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-24 02:21:03
11782文字
会話率:12%
生まれ育った村を出たがっていたレイジェラーンは、行きずりの旅人ラディアンから「魔力がある」の一言をきっかけにこの男についていくことにした。
王都にたどり着いた直後に喧嘩を起こしてしまい巡察隊に捕まった。巡察隊の隊長セイラムに、レイ ジェ
ラーンは得体のしれない何かを感じ取り気を失ってしまう。結局二人は牢に入れられた。しばらくしてやってきたサリデスから仕事を一つ頼まれる。それは街で暴れている魔物を退治してほしいというものだった。
魔物はセイラムだった。一度は取り逃がしたものの、レイジェラーンをおとりにした作戦で辛くも魔物を倒す。その際二人は重傷を負ってしまう。
王都の貴族だったラディアンは自宅に戻り、レイジェラーンは応急で療養していた。
レイジェラーンは一人で旅に出る決心をして城門まで来た。一人旅を決心したのはラディアンを失いのが怖かったから。手に入れたものを失うのが怖かったから。
城門につくと、ラディアンが待っていた。
ラディアンにいきなり抱き着かれ声も出せないレイジェラーンに、彼は家も家名も捨ててきた。一緒に逃げようといいレイジェラーンに何も言わせぬうちにその場から逃げ出す。
人目がなくなったところでどういうつもりかとレイジェラーンが問いただすと、ラディアンは自らの状況を語った。
もう何年も実家に帰らずに旅を続けていたラディアンが王都に帰ってきたのは、妾腹で浮き上がった存在だった彼を唯一愛してくれた父親に懇願されたため。魔法で逃げ出すのは簡単だったがそれでは後味が悪い。
そこで平民のレイジェラーンと結婚を許してくれるならもう旅には出ないし爵位も継ぐと言いつのった。当然大喧嘩となったがラディアンは一歩も引かない。
とうとう勘当されることになった。
レイジェラーンは、ラディアンが一芝居打って勘当されたのだと思った。
この作品はFCブログで掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-23 13:32:47
56291文字
会話率:36%
休日を利用して一人旅をしていた田中は、予約した旅館で女将からとんでもない目に遭う。
ゲラゲラコンテスト用作品です。
最終更新:2022-03-22 15:47:26
1975文字
会話率:93%
【2月中、毎晩更新】昨日の敵と今日は友になりたくて本気出してみる、けど、そもそも友情ってどんなだ。最強剣士×最凶魔術師、めざせブロマンス!
***
リュウは星の導きに従う剣士として、万事に固執しないよう育てられた。
しかし、あるターゲッ
トと接触したとき、同じ年頃のおそろしくきれいな少年に「星に運命決められてたまるか」と激怒され、彼のことが忘れられなくなる。
もう一度、あいつに会いたい。
それだけを胸に故郷を飛び出し、一人旅をして辿りついた荘園地。そこでリュウは空人《そらびと》という謎めいた魔族の存在を知る。やがて捜しびとである少年とも再会。人生初の友だちになってほしくて好意をとことん押しつけるも、相手は手ごわく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-28 18:00:00
102041文字
会話率:54%
世界最強と呼ばれる魔術師、ミア・ローズノートはある時から魔術師でいることに飽きてしまい、魔術師を辞めることにする。それから彼女は魔術を使わず一人で旅をしていくはずだったが、彼女にはまだ無理らしい……
最終更新:2022-02-23 00:00:00
1429文字
会話率:34%
本作の主人公は天羽羚夏という女子高生です。とあることをきっかけに彼女は不登校になった。
あまりにも学校が嫌でほぼ隔月に二、三回しか学校行ってない、正真正銘の問題児です。
一人でいるときの時間が大好きで、機嫌がいい時は一人旅をする。
ある日、
彼女は久しぶりの学校に行って授業を受け、放課後の彼女は秋葉原にほっつき回った結果、路地裏で謎のブラックホールに吸い込まれて、気づいたら異世界に転移された……
そこで彼女は得体の知れない少女と一緒に旅をさせられた、彼女たちを待っているのは険しくて、不思議な大冒険。次から次へと出てくるピンチを乗り越えられるのか?それとも残酷な事実が待っているのか?
冒険を進んでいる一方で天羽羚夏の心境はどんどん変わって行く……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-19 21:00:00
290611文字
会話率:58%
この人生を道に例えるならば、私はもう岐路についているのかもしれなかった。私は一人旅に出かけていた。目についた電車に飛び乗って、どこまでか分からないその行く末に身を委ねた。
キーワード:
最終更新:2022-02-18 14:54:05
3986文字
会話率:4%
大学二年生、二十歳の千田 史織は内気な性格を直したくて京都へと一人旅を決行。そこで見舞われたアクシデントで出会った男性に感銘を受け、改めて変わりたいと奮起する。
それから四年後、従姉のお見合い相手に探りを入れて欲しいと頼まれて再び京都へ。
訳あり跡取り息子と、少し惚けた箱入り娘のすれ違いラブ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-05 09:20:01
100461文字
会話率:38%
体調を崩し、辞職した智(26歳)は、一人旅の途中、無人島へやってきた。
周囲一キロほどの、その小さな島には、一匹の捨て犬がいた。
智は、犬をチャオと名づけ、一緒にキャンプ生活をすることに決める。
漁師の湧とともにチャオを支え、智とチャオのゆ
ったりとした南の島の日常は過ぎていく。
半年が過ぎたころ、チャオの飼い主らしき人が、水上バイクで島に近寄った。けれど、逃げるように遠ざかる。チャオは真冬の海へ飛び込み、必死に後を追うが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-24 20:28:40
33982文字
会話率:32%
あの山の向こうには、どんな景色が広がっているんだろう。
そんな素朴な疑問の赴くままに、特に計画を立てず適当に山を越える「無計画山超えドライブ」をしてきました。
最終更新:2022-01-05 22:22:59
6135文字
会話率:2%
電車の窓から見た景色をざっと書いてみたものです
最終更新:2021-12-31 20:36:51
205文字
会話率:0%
一人旅するやつのはなし
最終更新:2021-12-29 21:00:00
394文字
会話率:0%
家族を救うために一人旅に出た少女。
手掛かりを追って、彼女にとっては未知の大陸へ渡った。
そこで偶然、王族の兄弟に出会う。
彼らの助けを受けて、少女セレイザの、最後の旅が始まる。
最終更新:2021-12-24 08:22:11
244080文字
会話率:39%
エドガー・メイソンは高校3年の5月に、自分が所属していた文芸部が廃部になった事をきっかけに、自分の将来を見つめ直そうとする。アルバイトを続けていたお陰で貯金がかなり貯まっている事に気づいた彼は、一人で「ここじゃ無い何処か」に行きたいと思い始
める。
新天地に行き、新たな生活を送るエドガーは何を見て、何を思うのか。
一人旅とタイトルについていますが、最初は主人公エドガーの人物像を描く話で、主人公が新たな土地へ向かうのは、本編の5話ぐらいになります。また、ヤクザや暴行事件の描写や少年犯罪の描写もありますが、この作品は少年犯罪を容認したり推奨するものではありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-19 22:00:03
124299文字
会話率:55%
かつて神童と呼ばれたジーナス。しかし彼はその才能にあぐらをかき努力を怠ったおかげで平凡な冒険者となってしまう。しかも冒険の途中で腕を怪我して剣も触れなくなってしまい引退。他に才能の無かったジーナスは40歳になっても冒険者の荷物持ちという落ち
ぶれた生活を送っていた。そんな時、かつて彼が怪我を負った『異界の顎』というダンジョンに挑むという若手冒険者たちが現れた。彼はその若者たちの冒険に荷物持ちとして参加することになったジーナス。だが結果的に彼はその若者たちに囮として見捨てられてしまう。逃亡の果てに伝説級の魔物が蠢く地獄で彼が手に入れたのは、どんな怪我でも修復して16歳の健康な体へ戻すことが出来る謎の指輪。そしてダンジョンの最奥に住まう聖獣と従者から教わった今は失われたはずの伝説の剣術『斬神流』だった。地獄のような修行の果てに伝説級の魔物すら打ち破れるようになったジーナスは地上へ戻り冒険者として再出発を図ろうとする。だがギルドに訪れた彼を待っていたのは自分がカイたちを見捨てて逃げた臆病者という悪評と、その事件からすでに三十年もの年月が過ぎ去っていたという事実だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-12 21:35:47
19740文字
会話率:34%
二年前のクリスマスになぜか京都へ一人旅へ行った男の話です。
おバカだと思いますが、全三回に分けて当時の状況やエピソードを投稿しようと思います。
筆休めとして書きます。
最終更新:2021-12-08 17:10:39
2601文字
会話率:8%