紅時は前世の記憶を持つ廓の禿。
郭で出会う人々の日常を生きている。
少女である紅時は、前世である少年の紅コウの想い人の先生を待ち続けている。
【完結】倫敦《ロンドン》 時折《トキオリ》、春〜君を辿って〜 の外伝です。
最終更新:2023-10-15 19:00:00
32320文字
会話率:42%
時は、何時頃《イツゴロ》か、日本が西洋と合流した時代に、天都《てんと》と云う都会で、同居をしている伊藤 明継《いとう あきつぐ》と紅《こう》。
二人とも男性であり、明継・二十六歳、紅・十四歳。二人の年の差は、十二歳。
端から見ると何
の接点も無く、暮らしている様に見えるが、三年前から、明継の家に紅が住む様になった。
紅はこの部屋から一歩も出た事がなく、日々を明継との繋がりだけで生きてきた。
明継の勤めている宮廷で通訳として雇われ、梅ノ木の元で、紅とあってから、家庭教師として、任命され、急速に接近した後、一見華やかでも、宮廷の孤独さに同情して、紅を連れ出した。
(一話目から読まないと話の脈略が分かりません。読みづらいですが、順々に下に降りて頂けると、有難いです。読み方まで指示して申し訳ありません。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-03 00:48:01
361170文字
会話率:44%
時代はいつ頃か。明治時代の片田舎に住んでいる林 秋継と紅時夫妻は、奉公している婆と次男の終一と共に、慎ましやかにも暮らしていた。隣に住む伊藤継一の嫡男、啓之助と稲の品種改良をしている。ある日、玄関の引戸の前に桜ノ木が置かれていた。近隣ではま
だ、満開の桜はなく、秋継が燻かしがる。同時に、黒い子猫が家に入って来た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-12 22:19:37
19360文字
会話率:48%
職場繋がりでセレブな夫の『元妻』な私たち。今日は年に1回、集まっておしゃべりをする日。
会場に選ばれたのは、英国名物のお茶会「アフタヌーンティー」を給する可愛いカフェ。
初めての人でも分かるように、「アフタヌーンティー」の歴史やマナーを
説明しながら、美味しいお茶と軽食に舌鼓を打ちましょう。
それに、このカフェはちょっと特別。元職場の私たちの職種にピッタリの、素敵な名前のお菓子が名物なの。
年に1回のイベントだもの。思いっきり楽しんでもバチは当たらないわよね?
史実に基づくフィクション(であってほしい)!
◇公式企画「秋の歴史2023」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-03 17:47:11
8648文字
会話率:28%
能力で父親を呪い殺してしまったかもしれないと本気で思い悩む少女・高梨李依。そんな彼女の前に現れた少年・岡本信人もまた人の心の声を聞くという怪異な力を有していた。少年曰く、彼女はまだ自分の能力を正確に理解していないというのだが……
二人
の母親同伴のもと李依に想いをよせる百合っ子・神坂すみれも加え開催された肝試し大会。李依の母親・みゆきは信人の母親・遥のせいで夫が命を落としたと密かに恨んでいた。それを信人に能力で知られてしまい衝動的に崖から突き落とそうとする。すみれが能力で阻止しようとするも失敗。始まるループ。繰り返される日常に誰も気が付かない。そんなさなか信人は自分の記憶に他人の記憶が混じっていることに気付かされ突然意識を失ってしまう。
ロンドン出張に向かう飛行機で爆発事故に巻き込まれ死を覚悟した李依の父親・界人は、人生を初めからやり直していると錯覚するほどのリアルな走馬灯を体験する。このまま死んでしまっては李依が一生後悔すると悟った界人は走馬灯の中の自分に死の危険が迫っていることをどうにか知らせようと奮闘するのだが……
界人が飛行機事故には遭わずにロンドンに辿り着けた並行世界で人知れず開始されていた記憶の干渉における時間の非連続性に関するシュミレーション実験の内容とは? すみれと信人の能力に隠された秘密とは? 李依の能力の正体が明らかにされたとき界人に覚醒した力とは? 複雑に絡み合う時間軸と並行世界の果てに李依が最後に願ったのは!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 12:02:23
141722文字
会話率:65%
少年はイギリスの首都ロンドンの路地裏で死んだ瞳をしていた。
自分の親に捨てられ、名前もわからず懸命に生きようとした。
だが盗みを働き、貴族に捕まる。そして暴行をされ、売り飛ばされる。
もうなにもかも諦めていたがある女に助けれる。彼女は、魔女
だった。魔女に手を引かれ、ついて行った僕だった……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 01:06:31
2020文字
会話率:0%
シースク新聞社の新米記者、レイク、ラーンはとある事件の真相を探して世界を飛び回っていた。だがなんの情報もなく、ロンドンの酒場でやさぐれているととある老人と出会う。その老人に渡された手紙の場所にやってくるとその老人が待っていた。そこでその老人
がその事件に深く関わっている人物だと知った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-11 08:09:14
6576文字
会話率:46%
この物語は、ジュリーロンドンの「What Was I Made For」を聴いて私が浮かんだストーリーを言語化したものです。とてもきれいな曲です。
読んでいただいた後、そちら聞いていただき、あなたなりに浮かんだストーリーを考えていただくと楽
しいかもしれません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-14 00:00:00
4061文字
会話率:42%
この物語は、ジュリーロンドンの「cry me a river」を聴いて
私が浮かんだストーリーを言語化したものです。
読んでいただいた後そちら聞いていただき、あなたなりに浮かんだストーリーを
考えていただくと楽しいかもしれません。
最終更新:2023-08-13 19:30:01
3283文字
会話率:50%
ことの発端はイギリス。首都ロンドンの市街地で突如として発生した陥没事故だった。以降もこの超常現象は世界各地で確認されるが、真相は不明のまま時は経つ。大穴の影響によって「魔力」という不思議な力が民衆に広がって間もなくの出来事である。1692年
6月10日、かのセイレム魔女裁判にて一人の少女の実刑中に事件は起きた。死刑者が死なない。何度首を絞めようが、首を切り落とそうが、すぐに再生し苦しむ素振りすら見せない。人々は不死身の少女を「悪魔の子だ」と恐れ、罵り、こう呼ぶようになる。死してなおも人の存在(カタチ)に囚われた《亜人(トレイター)》と。
時は経ち現代。とある1人の男子高校生の物語が幕を開けようとしていた。春から高校生になった恵庭大翔(えにわ ひろと)は、入学時に受ける魔力値測定にて高い魔力を有していることが判明し、主催のITCO(国際亜人対策機構)から日本支部への招待を受ける。そこで待っていたのは亜人の抑止力的機関「八つの枢要罪」の一人であるサガミノラだった。財団から彼女との契約打診を受け、了承した大翔は主人(メシア)としての生活をスタートさせるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 22:31:11
3962文字
会話率:33%
ロンドン空襲を目論むドイツ空軍の大編隊を辛くも迎撃した、英国空軍パイロットのシトロンフィールド中尉。
基地へと帰還する為にスピットファイアを旋回させた彼は、驚くべき物を目撃する。
それはパイロットの間で密かに囁かれている、大空ならではの怪異
だった…
※本作品は、夏のホラー2023参加作品で御座います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-11 07:30:25
3084文字
会話率:19%
1888年、夏の終わり。ロンドンの貧民街で娼婦の惨殺遺体が発見される。今迄類を見ない程の惨状に、スコットランドヤードの警官達は頭を抱えてしまう。そんな時、新聞の号外記事を読んだパーシヴァル・エルマー・ヒースコート侯爵が現れる。数々の難事件を
解決してきた彼は、今回の事件も解決出来るのか――
夜霧に紛れて蠢く犯人を探し出す、ダークミステリー!
倫敦怪人録の意味を理解した時、きっとあなたにも解ける謎がある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-06 20:51:24
113726文字
会話率:51%
1914年、世界大戦勃発の緊張が走っていた時に、突如世界各地を天災が襲った。
人々は怖れを込め天災を「裁き」と呼び、我々の住む世界の時間軸とは異なる文化を進む事となった。
「裁き」が起こってから20年後、電力文化は衰退し、代わりに巻車(ゼ
ンマイ)文化が到来。
人々は新たな発明品の到来に明るい未来を思い描いていた。
場所はイギリスのロンドン。
青年のクリートは自分の祖父が行方不明になったことを知り、メイドのネイトと共に各地を冒険することになる。
同人で執筆中のディア・プロキシマシリーズ、第一章を公開しております。
続きが気になった方は下記URLや同人誌即売会にて購入をご検討ください。
・https://naeyuuna.booth.pm/
・https://twitter.com/naeyuuna359
Twitterにて直近の同人誌即売会の参加予定を書いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-13 20:00:00
23757文字
会話率:28%
19世紀イギリス。ロンドンのサウスエッジ通りのクリーニング店で使用人を含めた一家七人が惨殺された。
まるで獣が食い散らかしたかのような遺体に、新聞は『サウスエッジの人喰い狼』と名付けた。
優秀だが一匹狼のロンドン警視庁捜査官アーサー・バー
トレットは、サウスエッジの人喰い狼を持ち前の執念深さで埠頭へ追い詰め、逮捕も目前と言う所で、何者かに銃撃される。
目覚めると、信じられない事に自分が十七歳の侯爵令嬢、アリス・ガーフィールドに成り代わっていたのだ。
アーサーは仕方なくアリスとして振舞うが社交界の一癖も二癖もある人間達のお陰でトラブルに巻き込まれてゆく。
※一応、歴史上の人物の名前は出てますが、時代背景はちょっとだけ現代に近くしてますので悪しからず〜。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-08 16:43:11
85215文字
会話率:42%
霧の都のマギ
という乙女ゲームがあった。
19世紀ロンドンをモデルにした、ロンディニウムを舞台に主人公であるシャーロットが様々な怪事件を解決するという内容のADV。
そんな世界の悪役令嬢、ソフィア・ロングフェローに転生してしまった主人公。
彼女は最初さっさとトンズラしようとしていたが、はたと気付く。気付いてしまった。
これ、本当に世界征服できるんじゃ?
と。
蒸気機関、飛行船、電信、ダイナマイト、ボルトアクションライフル……西部開拓、東方問題、諸国民の春……全てがソフィアの頭の中にはあった。
これは世界征服を目指して暗躍し、自身の利益を最大限に追求し続け、ゲームと歴史の歯車が狂っていく物語。
ーー・ーー
夕陽が差し込む部屋の中、ソフィアは彼女の背景からは考えられないほど酷く簡素な椅子に座りながら言った。
「正直、世界が私の物にならなくたっていいんだ」
シャーロットは彼女に問いかけた「なら、なぜ」と。彼女は楽しそうに笑う。
「それはね――」
カクヨム・ハーメルンにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-16 21:14:07
162167文字
会話率:44%
ロンドンの証券会社で働くデイビーズ・ジョージは、実力では成し上がれず、好感や家系で昇進する社会にうんざりしていた。そんなある日、ジョージは帰り道にマンホールに落ちて気を失ってしまう。
気がつくとジョージは知らない場所のベットの上で目を覚
ました。何がなんだか分からずに外に飛び出してみると、急に腐った醜い豚に襲われてしまう。何とかその場はシャルルという青年のおかげで助かったが、なぜこんなものがいるのか事情を聞くと、自分が地球のパラレルワールド、つまり異世界に転移(転生)してしまったことを知る。
ジョージはひどく驚き絶望したが、この世界で自分はデイビーズ・ハリーという貧しい農家の息子で、両親は既に他界しているということを段々と受け止め始める。
そして、この世界はサモンズという未確認危険生命体に支配されつつあるということも知る。
救ってくれた青年、シャルルは自身の計画に協力するならば現実世界へ帰ることを手伝ってもいいという提案をする。ハリーはひとまずということで、計画に協力。そして、シャルルとともに世界を救う旅へとでかけた。
旅先で出会う仲間、まさかの出来事、実力での成り上がりなど沢山の事がハリーらを待ち受ける。
これは、友情や権力、そしてとても低い身分から才能を発揮し成り上がる、異世界物語である――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-12 07:01:08
7519文字
会話率:33%
とっても魅惑的で深みのあるハスキー・ボイス・・・そんな『ジュリー・ロンドンさん』の、在りし日の歌声です♪
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最終更新:2023-04-01 10:30:50
1180文字
会話率:29%
中世の苛烈な魔女裁判の生き残りたちは、各地で密やかなコミュニティを築き存続させてきた。
リーア厶も魔女の末裔の1人。
そんな彼は、ひっそりと1箇所に住み続けるという魔女の慣習を破り、ダブリンからロンドンへ大学進学!
珍しく晴れ渡るロン
ドン。
新生活に慄きときめく彼が出会ったのは、妖精の粉まみれの青年だったーーー。
《魔女の末裔 冴えない薬学生と妖精のお気に入り》折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-29 18:44:21
1744文字
会話率:35%
19世紀、ロンドン。身分制度がハッキリとしているこの時代に生まれたパン売りの少年、フィル・エバンス。彼の家はパン屋を営んでおり、父親は、とある伯爵の料理人として勤務している。ある日、パンを売り終わったフィルが帰路についていると、貴族の家の中
から発されたセイクリッド(=貴族)という単語を耳にする。不思議に思ったフィルは父親にセイクリッドについて教わる。セイクリッドを知った直後、セイクリッドによってフィルは惨劇に見舞われる。父親もセイクリッドによって命を落とし、フィルはセイクリッドへの逆襲を誓う。
この作品は「Twitter(@Saku_Shousetsu)」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-27 16:55:12
6577文字
会話率:39%
-世の中見えるものが全てじゃない。
彼女は僕の言葉を聞いて笑った。外側と内側を繋ぐ女妖精はいつだって楽しそうで、時折哀しそうだった。
新人ロンドン市警巡査の僕と謎多くも美しい女妖精の織りなす摩訶不思議な事件簿。
-ようこそ、奇妙奇天烈の内側
へ。歓迎するぞ、アダムの子。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-19 10:48:33
35939文字
会話率:65%
地球から遠く離れた惑星「アングローン」。その首都「フィフス・ロンドン」が舞台。
貧困によりそれぞれの両親を失い、寄り集まって暮らす5人の少年少女・ミリータ、ジェーン、マリコ、アーウィン、ドノヴァン。彼らは盗みや詐欺などを働いて生計を立ててい
るが、それゆえに大事件に巻き込まれたり、各人の能力や体力などを駆使してそれらを解決したりする。
・登場人物
●アングローン底辺団(作中でこの呼称は出てこないが、便宜上こう呼ぶ)
--ミリータ・マシューズ
主人公。物語は主に彼女の1人称で進められる。14歳。変装の名人。「そこらへんから拾ってきた物」で変装用のマスクを作ることができる。強盗や窃盗のスキルもある。両親を餓死で亡くした。
--ジェーン・ダウエル
14歳。詐欺と話術の名人。アングローンの先住民族の血を引く、青みがかった銀髪。アルバイトなど正当な労働で収入を得ることが他の4人より比較的に多いが、当然ながら年齢詐称はしていることが多い。
--マリコ・サンディエル
14歳。スリの名人。嗅覚が優れている。仲間の中では比較的冷静なまとめ役だが、時に感情的になることもある。黒い長髪。他の4人よりも年上に見える外見をしている。
--アーウィン・ブラック
14歳。頭脳明晰な少年。IQテストの結果では183もある。武器にも詳しく、語学にも長けている(ただし、読み書きは得意だが聞いたり話したりは苦手)。コンピューターのハッキングや機械の改造もできるが、銃などの銃器の扱いには慣れていない模様。ミリータに恋愛感情を持つような言動や行動も見られるが、大抵は激しく拒絶されたり、冗談として受け流されている。10歳の頃、母親が貧困ゆえに適切な治療を受けられずに亡くなった。
---ドノヴァン・ヘイン
14歳。肉体派の少年。身体能力が高いが、頭があまり良くないため、他の4人にフォローされることが多い。また、空気を読めない失言も多い。喧嘩は誰にも負けないと自負し、高精細を誇る王宮の機械ロボットも「人間の心変わりに機械は勝てない」の一言だけで全てねじ伏せてしまった。
「AIのべりすと文学賞」出品作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-16 22:00:00
82816文字
会話率:68%
ある夏の日。モデルやタレントとして活躍中のアンは、芸能界に嫌気がさしてかつて英国貴族の血を引く彼女の曽祖母が経営していた小さなホテルの再オープンの日に合わせ広島の古都・尾道を訪れる。一方、その数日前、遠く離れたイギリスの名門貴族ウォルズリー
の若き当主ジョシュアが、一族の危機を救うべくプライベートジェットで日本へと出発する。
しかしアメリカ・ニューヨークに本社を構える巨大軍需企業とその手先がジョシュアとアンを追う。尾道を訪れたアンを出迎えるのは、想像を超えた半人半獣の怪物たちとの戦いと、ジョシュアとの運命的な出会い。そして嵐となったその夜、一匹の白猫に導かれるように一族の過去と現代が溶け合い、夢とも幻ともつかない不思議な出来事が二人に起こる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-09 21:53:39
113625文字
会話率:53%
ヴィクトリア朝のロンドンに住むカウガールのソレダード・ミラグロスは、神秘と人間の調和を守るブリティッシュ・ミスティカル・ユースに仕えているが、一連の出来事が彼女の邪魔をするとき、彼女は「恋人」と一緒にロシアに旅行しなければならない.未来の予
言を参照し、何が起こるか... すべての戦争を終わらせる戦争。
1880 年代の宇宙物語の一部。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-03 00:00:00
11836文字
会話率:6%