「メイリーン・ツリョウド・ショカルナ!お前の罪は明らかだ。罪人のお前は王太子妃に相応しくない!よって婚約を破棄する!」
王太子ミセラサの声が夜会のダンスホールに響き渡る。
「あ…はい」
お約束の断罪スタート。でも、この令嬢、何かが違う
?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 16:32:53
31676文字
会話率:38%
今夜も大盛況のバーの、バーテンダーと向かい合うカウンター席には、今夜もどなたもお着きになりません。皆さん、ご存知なのです。そこがこれからあの世へ旅立つ死者の専用席だということを。そこで甘いカクテルを召し上がったお客様は、どなたでも天国に行く
ことができるのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-19 08:37:34
1836文字
会話率:62%
普通のオッサンサラリーマン、タカシ。別に虐められてないしブラック企業で過労死寸前でも派遣社員でもなく、病室から一歩も出られない気の毒な患者でもない。
トラックにも轢かれなかったが、勇者召喚で異世界転移させられた。
ハズレ職業だった
ので王国から追放されたり、ガタイがデカイ勇者からも馬鹿にされてから迷宮に放置される前に、病原菌をバラ撒いて魔族を一掃する手段を教えてやると、何故か責任者に選ばれて細菌研究所へ。
ナチスのメンゲレさんでもビックリな人体実験を、攫って来た魔族の子供とか、死んでも構わない魔族奴隷で実施。
ガンジーでも勢い付けて殴られる悪魔の所業で、例えマザーテレサでも許さないで後ろから刺されるレベルの悪行。
自分の陣営にだけ牛痘を施して、第一回散布で天然痘に赤痢もコレラも付けて、魔族敵国にバラ撒くと、反ワクチンの連中まで一掃できて、魔族八千万人近く、人類側で一億人以上殺せたので、経験値は研究所員や散布役で案分されたにもかかわらず、まず経験値が二億以上入って来た。
カルマ値が最悪になって邪神側の者に堕ち、職業は闇系のネクロマンサー、種族はエルダーリッチに落ちぶれ果て「俺、死んでんの?」となったが不老不死、敵国も魔族も結構な数が死んで、研究所全員で「ウェ~~~~~~~イッ!!!」で乾杯。
第二回散布、十種混合ウィルス散布とか、更に悪魔の所業を積み重ねると、ガンガン経験値が入って来て、カウンター回りまくりの大フィーバー(死語)。
さすがに敵国が対魔国同盟無視して攻めてきたが、レベル五千万以上の異常すぎるネクロマンサーなので、黒い「沼」を展開して二万人ほど瞬殺。
経路の都市を略奪強姦放火して来た連中には情けは無用と、地獄の底から生えてくる腕に捕まった連中も地獄へ。
回収した金属とか武具防具をギルドに売りに行き、追放されていたポーターの少年を拾ったり、病気の妹さんも暗黒魔法で治してパワーレベリングしたり、一緒に冒険者登録したり、ついでに平民だけで構成されている国内防備の第三騎士団に配属されたりもする。
魔国領域にも出陣を命じられ、平民騎士団にもパワーレベリング。
ついにゲートを超えて魔界へと向かわされるタカシの明日はどっちだ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 03:22:11
378918文字
会話率:29%
ぎぃぃ......
ひしゃげた扉を開けるとそこには荒くれ者が集う酒場が辺り一面に広がる。少女セリアは鼻腔に容赦なく入ってくる煙草の煙をもろともせずにいつものカウンターに座る。
「はぁぁ、狩りが終わった後の煙草はうめぇなぁ」
セリアは咥
えた煙草から出てくる紫煙を天井に立ち昇らせると、ある男が彼女の隣に座る。
「んぁあ、依頼ね」
混濁した瞳と生気のない声色をその男に向けるセリア。依頼内容は、どうやら知り合いのイカれ博士の元に国が主導の討伐部隊がやってくるらしいので助太刀して欲しいとの事。セリアはこの依頼を承諾した。しかしセリアは知らない、この依頼から、彼女の物語が大きく変わることを。
そして徐々に彼女は狂っていく。
変貌していく容姿と共に。
さぁ紡いでいこう、ある1人の、強かな少女の物語を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 20:20:40
68216文字
会話率:42%
人よりも周囲から気づきを得るのが得意な女学生、鹿倉由美絵《しかくらゆみえ》は、ある日インターンシップの帰りに駅前の雑踏の端に座り込んだ男、新部高典《にべたかのり》に気を留めた。
上質なメンズスーツを身に着けた中で、シャツだけをしわだら
けにした高典に興味を覚えた由美絵は、高典の油断を誘って行きつけのバーラウンジへと連れ込む。レディススーツから色気のあるワンピースドレスへ着替えた由美絵に翻弄されつつ、高典はひとまず一杯を共にすることにした。
カウンターに並びでカクテルを飲んでいると、由美絵は高典のシャツのしわについて尋ねる。高典はその所以を喋ってみせるが、そこに嘘があることを由美絵は看破した。
シャツにしわをつけたのが他ならぬ高典自身であることを由美絵に指摘された高典は、逡巡を経て質問に答える条件を由美絵に持ちかける。ショットグラスに注がれた酒を一方が飲んだら質問ができて、もう一方は答えなければならない一問一答だ。由美絵がシャツのしわの”なぜ”を問うなら、由美絵も高典の質問に答えなければならない。由美絵は酒の余興を受け入れた。
お互いに飲んでは問い、問われては答えを交互に繰り返すうち、由美絵は自身の中で納得のいく答えに辿り着いた。その答えを示された高典は、回答を継いで自ら語る。シャツのしわは高典の新人時代の失敗と分不相応だった傲慢さの象徴だった。
秘密を語り合った2人はしばらくただの友人の様に酒を交わす。楽しい一時を過ごし終えると、由美絵は青シャツの襟を正してラウンジから去る高典を見送った。
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本作はgithubで管理し、note及びカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 22:36:45
10938文字
会話率:53%
本文よりも長くなりそうなあらすじとネタを必死に考えているが、そんなヒマがあったら本を読め読書しろラノベより小説より文学だ古典だ。そして検索して書け書くのだ。文才が無いとか云ってる余裕は無いのだ。親や面の皮や国の所為にしてる場合じゃないのだ。
俺もお前もブラウザゲームの無料お詫び石で引くガチャガチャのキャラクターじゃねえんだ。レビューやヒョロゥワーさんやカウンターキリ番げとーなどを気にしている場合では無いのだ。ラノベオワタ論よりも、文学史の中に、ライトノベルとWEB小説を位置づけろ。ナラティブに語れ。いったいどんな作品にハマって推し作家はどなたなのか自分の言葉で語ってみやがれってんだ。てやんでいべらぼうめいコンチクショ~(乱文乱筆よりも冒頭からあらすじでないことをお詫びしたいの意)折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-01-25 10:13:28
592文字
会話率:0%
ある日、部活帰りの妹・咲希から渡されたのは新作だと言うフルダイブ型のVRMMORPG『Free Area Online』通称FAO。
咲希とそれをプレイすることになった今川 有咲は知らず知らずの内に扱いの難しい人外系という種類の中でも精神
面で特筆して不人気なゾンビを選択する。
人外用のスポーン地点と称されたゾンビのあふれかえる地下墳墓をマイペースに攻略していく最中、とあるアイテムとスキルを手に入れて、有咲の不死者生活は本格的に幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-17 20:00:00
42514文字
会話率:23%
西山輝幸は仕事の面接に落ち帰路を急いでいた。
そんな時、黒猫が車に引かれそうな場面に出くわし黒猫を助ける為に命を落としてしまう。
生と死の狭間で猫耳を生やした美少女が新しい人生をプレゼントしてくれるという。
恩恵を選ばせてくれるというので
カウンターを選んだ輝幸はシュバルツ・クロイツェンとして生まれ変わる。
使えないスキルを貰ったとして冷遇されるが努力を重ね最強へと駆け上がっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 18:21:13
167663文字
会話率:37%
魔法が科学のように超発達した地球文明が、資源不足から異世界侵略を計画した。
人工的な転生により【転生兵士】が侵略の為に送り込まれていった。
だが、その異世界は様々な歴史を経て、平和を享受しており
【転生兵士】達の姿など微塵も無かった。
その異世界の少年【マシュー】は、幼馴染の【レベッカ】と共に、成人の儀に挑んでいた。
そこでスキルを何個か授かって、大人として認められるはずだった。
しかし、マシューが授かったスキルは異常な数で、しかもそれが殆ど使えない状態。
さらに、マシューは己の中に、別の人格が存在することに気付くのだが……。
その騒動の中で、世界の変革を求める、危険な思想集団も介入して、マシューの運命は大きく動転する。
その世界の中で、異世界侵略の転生者は一体どうなったのか?
全ての謎は【リンカネティックエンカウンター】に帰結する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 00:00:00
135113文字
会話率:44%
騎士団の入団試験に落ちてしまった青年リック、彼は幼いころから騎士になることを夢見ており、諦められずに王国兵士から、騎士になるため、兵士の部隊である王立第四防衛隊に入隊して騎士を目指します。第四防衛隊でリックは王女を守るために、幼馴染の勇者
との練習で磨き上げた、最強のカウンター攻撃を駆使し、兵士としての数々の任務をこなしていきます。わがままな幼馴染の勇者の世話をしたり、憧れの王女様の希望をかなえたり、新人冒険者と一緒に飛び回ったりと、大忙しの大冒険を繰り広げていきます。
神から魔王討伐を託された勇者、馬で颯爽と平原をかける騎士達、金や名誉のために自由気ままに魔物と戯れる冒険者。そんな彼らがかっこよく活動できるのは誰のおかげか考えたことはありますか? そう。彼らが戦えるのは帰って来る場所を守る人がいるから…… 都市や町を警備する兵士、地味な彼らの活躍なしには勇者達の活躍はないといえるでしょう。勇者として尊敬もされず、騎士みたいな名誉もなく、冒険者のように報酬が高いわけでもない、ファンタジー世界の裏方である兵士さん。この物語はそんな王国の平和を守る、兵士たちにスポットを当てた物語となっております。
※投稿は不定期でです。ノベルバにも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 12:45:01
1637755文字
会話率:65%
「ダイナ、君との婚約を破棄する!!」
王立学院の卒業パーティーで王太子殿下『ヤール』が婚約者である侯爵令嬢『ダイナ』に婚約破棄を言い渡す。
その一部始終を多くの参加者とともに見ていた『ダイナ』の親友である聖女『ミラ』。
『ヤール』の言葉に心
を傷つけられた『ダイナ』は泣きながらその場を去っていく。
そして、『ヤール』は『ミラ』に告白する。
「聖女ミラ、僕と結婚してほしい」
え? もしかして婚約破棄の原因は聖女であるわたしですか?
『ヤール』の口から次々と語られる『ダイナ』の悪行、それに対して『ミラ』が語ったこととは・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-22 11:25:59
7496文字
会話率:40%
「イクセル・フェルトン、私と結婚してほしいの」
夕方、学園に併設された王立図書館にて。
いつものように僕は貸出カウンターに座り本を読んでいた。常連の一人である公爵令嬢レクシー・フォースターは図書館に入ってくるなり僕の元に訪れて開口一番そう
言った。
自称悪役令嬢の彼女は、聖女を虐げたとしてこのままいけば処刑されるのだという。
聖女に嫉妬をしているというくだらない噂をはねのけるために、彼女と婚約するふりをすることにした折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-21 22:01:29
15471文字
会話率:47%
鏡花作品にメルヘンな夢を追い求める読者に、カウンターパンチを食らわせる、死の祝祭劇。
怪談よりも恐ろしい描写もあるので、気分が悪くなる人がいるかもしれません。
最終更新:2023-12-13 01:31:45
57177文字
会話率:43%
〜あらすじ〜
大事な家族を失ってしまった青年ハルトは、
その事実を受け入れきれないまま生きる意味を見失い憂鬱な日々を過ごす。
母親が亡くなってから13年、ハルトを育ててくれた祖父母がこの世を去って2年、度重なる不幸により心身ともに疲弊して
しまっていた。
そしてある日、限界を迎えてしまいハルトは祖父母が残した喫茶店のカウンターにうつ伏せになったまま目を閉じて永遠の眠りについた。
徐々に意識が戻り始め目を開けるとそこには信じがたい光景が広がっていた。
目の前の光景にも驚いたが、ハルトの中で1つある考えが浮ぶ、
それは、【自分が死んでしまった】のかどうかである。
そんな事を考えていると目の前に背中に6枚の翼が生えた1人の女性が現れ、彼女はハルトにこう告げる。
「初めまして、私はオメガと申します。」
突如目の前に現れたオメガなる人物と出会い、
生きる意味を見失った主人公ハルトが異世界で大事な人と場所を守る為に、未知の世界に身を投じて行くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-11 22:00:00
409060文字
会話率:54%
冒険者を冒険者組合に紹介して、組合の依頼を冒険者へ仲介する仲介人。彼らは新米冒険者の中から有名冒険者を発掘(スコップ)することから「スコッパー」と呼ばれている。
中堅スコッパーのエクスは、二つ名が付く☆6以上の有名冒険者や英雄の発掘経験はま
だない。
彼は英雄を発掘することを夢見て、今日も組合受付カウンターのお姉さんに高難度依頼を引き受けられる冒険者を紹介するが……。スコッパーの発掘実績と信頼がものをいうため、一筋縄ではいかないようだ。
そこに同じ依頼を仲介しようとする同期のスコッパーがやってきて──。
表舞台には立たずに裏方として光が当たる人を支え続ける「スコッパー」が主人公の、短編ハイファンタジー!
(カクヨムweb小説短編賞 応募作品)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 22:40:35
9917文字
会話率:47%
酒を飲むことは、心を呑むこと。
最終更新:2023-12-08 07:00:00
219文字
会話率:0%
防御は最大の攻撃たりうるとしても。
たまにゃあ、こっちからも——
最終更新:2023-10-21 06:59:27
253文字
会話率:0%
ボールはまるっこいのに、矢印みたいなハートをしてる。
最終更新:2023-08-28 07:00:00
474文字
会話率:0%
大学二年の頃、人生で一番酷い一年を過ごした。彼女にはフラれ、サークルでは大喧嘩し、そのせいで勉強にも身が入らなかった。友達と呼べるような人間はいなくなり、大学に自分の居場所がなくなったような気がした。そんなある日、叔父にある提案をされた。
それは「一年休学して、俺の喫茶店を代わりにやってくれないか?」というものだった。乗り気でなかったが、叔父の熱意にほだされてつい引き受けてしまった。
カウンター席が五席、四人掛けのテーブル席が一つ。山手線内の某所にある、小さい喫茶店。誰が来るんだと思っていたけど、来る客は有名人ばかりで……?
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-21 12:00:00
9383文字
会話率:61%
地球上の全ての植物が異常成長して都市を侵食する現象「カウンターグリーニング」発生から三十年後。
激変した地上環境により、人類はその個体数を大きく減らすことになったが、それでも生き延びている人々はいた。
樹海の迷宮と化し、貴重な資源と凶暴な敵
性生物を内包する東京23区。
今は「東京深樹区」と呼ばれるようになったこの街で、一人の少女が資源回収のため、今日も戦う。
生きていかなければならない。この世界で。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-20 22:41:13
4353文字
会話率:15%
福岡の高校に進学したばかりの少年、古賀瞬矢。
授業も終わり、せっかくなので今日は何か食べて帰ろうと考える。
そんな彼が見つけたのは『中村亭』という、とんこつラーメンのお店。
店に入ってみると、そこでは同じクラスの女子がカウンターの向こうに立
っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-07 19:14:26
3999文字
会話率:17%
(1皿目)
カウンターの内側にいるマスターに俺はトンカツを注文した。
しいな ここみ様主催のとんかつ短編料理企画参加作品です。
最終更新:2023-11-01 01:00:00
1611文字
会話率:18%
都心にある地方銀行。カウンターテラーとして勤める怜美と春奈がいる。クールな怜美とホットな春奈。小さい頃から猫と結婚するのが春奈の夢で、いつものように夢を語っていた。そこへまさに理想のオス猫である優があらわれ、春奈は猫に恋をする。野良にみえた
ため優を保護するが、寮住まいの春奈の部屋では飼えない。怜美のマンションへ優ごと転がり込む。女二人と猫一匹の同居が始まる。しかし優は地元の野良保護団体が餌やりをしている猫だった。ある日、保護団体から猫の返却を求められる。絶望する春奈。だが保護団体は春奈がきちんと愛情持って飼ってくれることを確認し、優を譲ってくれる。
怜美はもともとは営業部のエースで行内トップの成績を獲ったこともあったが、妬まれて失脚し、カウンターテラーに左遷されている。営業部時代は結婚していてヒモのような夫がいたが、離婚した。本人および本人の浮気相手から毟った慰謝料損害賠償で得たマンションで、気楽な独身暮らしをしている。部屋は余っているので春奈たちがいても邪魔にはならない。結婚式をしたいという春奈を手伝い、優のタキシードを縫い、自宅でフォトウエディングを執り行う。
ただ優しく静かな時間が音もなく終末へと流れていく。殉愛の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 19:23:47
51594文字
会話率:23%