ある雪の日、さくらはお隣の中庭で起きた不思議な光景を目撃してしまう。白猫のミーアが、飼い主のおばあさんの為にしっぽをフルンっ! と振るうと、たちまち夜になり、星空から引き寄せた流れ星をしっぽに絡ませ、おばあさんの願いを叶える…桜咲く春まで生
きられないおばあさんの願いは、亡きおじいさんと見た桜の花吹雪を見ること。再びしっぽを振って、降る雪を、桜がひらひら舞い落ちるように変化させ、おばあさんの願いは叶う。夢の様なピンクの世界をさくらも堪能する。おばあさんが亡くなるとミーアも姿を消すが、さくらはどうしても叶えたい願いが出来て、必死にミーアを探す。その願いとは、自分の亡くなったおばあちゃんにどうしても伝えたい想いがあった。思いもよらない所でミーアを発見し、願いを叶えてもらう。が、同時にミーアの願いも叶うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-13 15:11:57
6599文字
会話率:39%
「貴様を反逆罪で告発する!」――平和な日々を生きていたレンブルフォート帝国皇子ルシーダは突如、実兄の皇帝ジラードの策略によって死罪を言い渡されてしまう。なすすべもなく拘束され、ついには処刑場まで連行されるルシーダ。全てを諦め、死を覚悟した彼
だったが、しかし――!?
隣国のフランタル王国の兵士に匿われ逃亡するルシーダだったが、身を潜めて滞在していた村で追っ手に囲まれてしまう。武器防具になるものはないかと必死に宿の部屋を物色するルシーダ。しかしそこにあったのは一着のひらひらのワンピース!
説明しよう! 彼は女装が似合いすぎるのだ! もう姫でいい!
故郷を追われ、素性を隠し逃亡を続ける皇子の性別不詳ちょっぴりコメディ王道?中世ファンタジー。
新天地での彼を支える新しい仲間。
大人しくしているだけなのになぜか次々と降りかかってくる災難。
程なくして王国が帝国に宣戦布告し戦争が勃発、次第に不穏な空気が立ち込めていく――やがて明らかになる、ルシーダが生き延びられた理由とレンブルフォート帝国の真実、そしてもう一人の主人公――
ルシーダはまだ、諦めない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-11 18:22:36
110231文字
会話率:56%
【簡易あらすじ】
私と妹の日常が、博士のありえない発明品で振り回されます。発明次第で世界がヤバい! 行き過ぎた科学は魔法のごとし。
博士は現在、時間・ネコ耳・ゲームなどに興味を示しています。
あと斉藤さん。
【詳細あらすじ】
氏名・年齢・性別などを問われたとき、かならず『ひみつ』と答える私は、ついに本物と出会った!?
本物こと博士が、その恐るべき科学力と独自理論によって生み出した発明により、私たちの日常を脅かす!
そんな博士と私と妹たちで繰り広げるS・Fの深淵を、一緒に覗こう!
**―――――
「ねえ、これ気になるんだけど?」
居間のソファーですっごい体勢をしている妹が、私が適当に取り繕った『あらすじ』をひらひらさせた。
「どこが?」
「色々あるけどさ...SFってのはおかしくない?」
「S・F(サイエンス・ファンキー)だから良いの!」
「...イカレた科学?」
「イカした科学!」
少しだけ妹に同意している自分がいるのだが、それは胸にしまっておこう。
「文句があるならさ、自分でもお勧めしてよ」
私は少し唇尖らせ、妹に促す。
「んー、暇つぶしには最適! あたしや博士に興味があって、暇でどうしようもない時はお読みください!」
「私もいるよ?」
「どうせ興味は持たれないでしょ?」
「...」
えっとね、私、これでもいっぱい頑張ってますよ? いろいろと浮き上がる感情を抑えつつ...。
本編へつづく
*)『頭のおかしい科学によってファンタジーを現実に!?』 というコンセプトであるため、現在ローファンタジーとしていますが、ジャンルには悩んでいます。
強いて言うならS・F(サイエンス・ファンキー)というジャンルだと思っています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-05 12:30:24
222710文字
会話率:49%
白い鴉が群れを成す。団地の上をひらひらと、黒い赤子を道連れに......
最終更新:2021-10-03 16:17:31
416文字
会話率:28%
自然に囲まれた俺の家。夏の間預かってる、親戚のこども。外へ遊びに連れて行けと言われ、しぶしぶ同行。裏山にある墓地を目指す理由を聞けば、「夜、窓の外。ひらひらとゆれる手に、探しにおいでと誘われたから」……と。ええもうそれ怖い。怯えながら向かっ
た先で俺が見つけたのは、とても単純な答えだった。/暑さにうだるお盆休み満喫中の俺と、自由気ままでどこか大人びた「こいつ」の、ある夏の日の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 09:50:51
5342文字
会話率:40%
何なのこのひらひらスーツ?これが入社式用ですって?
私上柳千代子は、こともあろうか入社式の朝、家の階段から落ちてしまいました。
目覚めると前世の記憶が。「そうだ私、ひひ爺に嫁ぐはずだったんだ」前世では、町工場を営んでいる大家族の長女。しかし
不景気のあおりを受けて、会社は倒産寸前。
結婚前、独身最後の記念に食糧確保と久しぶりの休養を兼ねて、大好きな釣りへいってきます!
けれどそこで足を滑らして死んでしまったのですね。
それでここはどこですか?もしかしなくてもここって家にあった少女漫画の世界じゃない!
え~私って、大企業のお嬢様なの!やったぁ!
今世ではお金の苦労無しねって喜んでいたらまさかの悪役なの?!がっかり。しかも髪型は変だし、いいなずけさんにストーカーまがいのことまでしてたんですかそうですか。嫌われるわけですよね。
わかりました。こんなコスパの悪いへんてこな髪型は封印させていただきます。いいなずけさんも結構です。
私は私で生きていきます。なんせ前世と違い、お金持ちなんで笑。
※文字数は予約投稿分を含みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-09 06:00:00
233728文字
会話率:47%
家にかえったら、へんないきものがいた。
最終更新:2021-03-10 09:15:14
1228文字
会話率:0%
あたしミャアコ。三毛猫にゃの。
ある日、お引っ越しするご主人様のご一家と,車に揺られて移動中・・きらきらひらひらする物が・・・あぁ・・・・本能に負けて・・・追いかける・・・待って待ってぇ・・
・・・というわけで・・・・・つまりは迷子に
にゃってしまったの。あたしの前に現れたのは温かそうにゃお湯・・・つい・・・手が伸びて・・・あっ・・・落ちる・・・落ちるよ・・・
落っこちたところは,獣人達の国だったよ。
落ちたあたしを救ってくれたのは,赤毛のロートと銀髪垂れ耳のズィルバー。一緒に旅することににゃったんだ。そして,りゅうのヴァイスとシュバルツの兄弟と出会い・・。
あたしたちはみんにゃで一緒に温泉を探して旅をしているんだ。次はどんにゃまちかにゃあ。
へへへ。あたし,魔法も覚えたよ。ちょっと呪文が怪しいけど。え?かにゃり怪しいだって?ははは。
ヴァイス達のおかげで,空を飛ぶ魔法も覚えたよ。覚えるのにもいろいろあったにゃあ。うん。大変だった・・・。
5人で温泉探しを続けてるよ。相変わらずズィルバーは口うるさいけど,最近ちょっと変にゃんだ。どうしてあげたらいいのかにゃあ・・・
いろいろあってズィルバーったら王子様だったって分かってさ。でも、今までと同じにあたし達と旅をしてるよ。そうそう。あたしは無事15才ににゃったんだ。で、王様とお后様のズィルバーのお父さんとお母さんから娘認定されているんだ。いいのかにゃあ?
シュバルツもヴァイスもロートもズィルバーもあたしの大好きにゃ家族だよ。みんにゃでいつまでも楽しく温泉探したいにゃ。
にゃのに、またまた変にゃ国に行くことににゃったんだ。
この国ってゆうか大陸にある3つの国を巡っての陰謀?????に巻き込まれちゃったあたし達。
どぉなるのぉ?
ボクノオトウトガシンパイダヨ
2部から読んでも大丈夫です。
ただいま番号を頑張って付けてます。・・・が・・なかなか終わりません。ごめんなさい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-23 14:43:30
942256文字
会話率:55%
「ねえ!セーブする?」
「…へ?」
学校の渡り廊下、その中央あたりで、俺はそいつと出会った。
緑色のひらひらしたワンピースに、見たことの無い花の髪飾りをしたその姿。
子供ながらにその顔立ちは十分に整っていて、ひときわ大きな青色の
瞳と、新緑の髪が印象的だった。
ただ、2点だけ明らかに俺たちとは違う部分があった。
1つ目。それは背中に羽が生えてて、それが小刻みに揺れて浮いていること。
そして2つ目は、それが手のひらサイズだということだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-18 15:31:24
4886文字
会話率:63%
ひらひらと
ふたつのはねを
さらさらり
よいのころまで
こうしておどる
遥彼方さん主催『イラストから物語企画』
参加作品
最終更新:2020-11-08 00:38:18
219文字
会話率:0%
エリーはこのお城のお姫様。お父様とお母様と暮らすこ幸せなこのお城には、秘密がある。それは、お城の仲間たちがお人形だということ。執事のロバートはロボット人形、騎士のテッドは白いクマのぬいぐるみ。毎日歩き、楽しくおしゃべりをする。ある日、夜中に
目覚めてしまったエリーは、勝手に部屋に入ってきたマリという少女に出会う。黒いひらひらのワンピースを着た少女は、「この部屋から絶対に出るな。」と言う。部屋の外から入ってきたロバートもテッドも、「もうお別れなのです。」と言い出し、様子がおかしくなっている。この部屋の外で、一体何か起きているのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-29 16:01:00
13787文字
会話率:42%
私はひらひらのヒレを揺らしながら長い間待っていた。
最終更新:2020-06-28 19:22:24
815文字
会話率:35%
ほらほらと、呼び声が混じるような春風の中。
へらへらと、嫌らしく嗤う院生仲間を見返したくて。
ふらふらと、伝承を調べに故郷の山村に向かった僕は。
ひらひらと、花びらが白く舞う中で。
はらはらと、そう呼ばれるものの真実に触れる。
【 砂礫零さまとのベースコラボによる作品です。
原案 = 砂礫零・八刀皿 日音 / 文 = 八刀皿 日音
にてお送りします。
砂礫零 さまのマイページはこちら。
https://mypage.syosetu.com/1433954/
なお、こちらの作品は、お題を診断メーカー『5つのお題ったー』より採用しています。
https://shindanmaker.com/35731
お題の詳細は、最終話の後書きにて発表させていただきます 】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-18 20:00:00
10453文字
会話率:6%
この村では少ない人間と、1人の吸血鬼が静かに暮らしています。
今までも、これからも?
最終更新:2020-04-19 08:30:49
108882文字
会話率:38%
巣の上から蜘蛛は空を見上げます。
そこには丸いお月様と、ひらひらと飛ぶ蝶々が見えています。
キレイだなぁと、蜘蛛はとてもうらやましくなりました。
最終更新:2020-03-15 21:01:42
896文字
会話率:12%
サラリーマン5年目のボクが出勤途中に見た光景。
そこには赤いワンピースを着て壁際に立つ、ひとりの少女の姿があった。
ひだまり童話館第21回企画(ひだまり童話館 開館5周年記念祭)参加作品です。
(使用お題:ひらひらな話、ぺたぺたな話、つる
つるな話、5の話)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-22 21:00:00
1841文字
会話率:28%
九歳の誕生日、佳那が両親から貰ったのは、赤いラジコンカーだった。次の日の朝、よろこび勇んで行った公園でそれを走らせていた佳那は、最近引っ越して来た美穂の姿を見かけて――。
ひだまり童話館第18回企画「ひらひらな話」参加作品です。
最終更新:2019-05-22 18:00:00
2860文字
会話率:34%
海の底のヒトデは、夜空に輝くお星さまと友だちになりたいと思いました。
※ひだまり童話館 第21回企画「開館5周年記念祭」参加作品です。使用お題は「5の話」(ちょろっと「ひらひらな話」「ぺたぺたな話」「つるつるな話」も)
最終更新:2020-02-22 00:00:00
4627文字
会話率:54%
陽春は売れない絵師です。明かりをともす油も買えない陽春は、月明かりのもとで絵を描いていました。すると、空からひらひらとなにかが落ちてきて……
※ひだまり童話館 第18回企画「ひらひらな話」参加作品です。
最終更新:2019-05-22 00:00:00
4872文字
会話率:43%
蜘蛛のお話。
ある日 蜘蛛にちらちらと一つの影が落ちました
空を見上げるとどうしようもなく 高い青空に お日様が輝いています
そしてその光の間をぬって一匹の青い蝶が飛んでいました
その青い翅はお日様を浴びて羽ばたくた
びにキラキラと輝き
蜘蛛は思わず目を奪われしまいました
蜘蛛の八つの目は他の者を見ることもせず
ただ 蝶を見るだけに存在していました
八本の足はぴたりと動きを止め
少しでもこの場所から動くことを拒みました
そして 次の日 また蝶は現れて 蜘蛛の周りをひらひらと飛び
そして 蜘蛛はどうしようもなくそれに胸をときめかせていました
次の日も 次の日も 蜘蛛は思っていました
「はりこの虎」にも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-18 17:11:30
3084文字
会話率:0%
小学校で流行るトイレの怪談を知っていますか?トイレの花子さん?それとも、赤い紙青い紙・・・
サトルはトイレの怪談が怖いと思っているのに、お腹が痛くなって学校のトイレの個室に入りました。
そしてお尻を拭こうと思ったら紙がなかったのです。頭によ
ぎるトイレの怪談。お尻を出して変な汗をかきながら大きな声で紙がないことを叫びました。
企画「ひだまり童話館」ひらひらな話、参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-22 19:57:46
1799文字
会話率:49%
満月の日にどこからか人魚の国に流れて来る赤いバラの花。人魚の少女リリーはその花に心惹かれていた。リリーのおばさんは花は魔女が使うおそろしいものだというけれどリリーには花も魔女もおそろしいとは思えない。流れて来るバラの花と魔女の秘密とは—―。
ひだまり童話館ひらひらな話参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-22 17:11:08
8573文字
会話率:56%