毎日12時頃に更新。
(序:金郷教騒動編)
4月1日。喧嘩が強い事くらいしか取り柄のない俺──神宮司はダッチワイフ付きエロ本を買いに行く途中、怪しい宗教団体に追っかけられている不思議な少女と遭遇してしまう。
自称記憶喪失の少女が俺の妹を自
称してきたので、仕方なく彼女の親を探そうとするが、見つかったのは親ではなく本物の"魔法使い"。おいおい、こんな現実世界に魔法使いがいるなんて聞いてねぇぞ。
ていうかモノホンの魔法使いと遭遇するくらいなら、異世界転生したかった。女神様から授かったチート能力で無双しつつ、爆乳だらけのハーレム築きたかった。ハーレム築く事ができたら、大きいおっぱい揉み放題だし!!
迫り来る新興宗教"金郷教"。突如、右の手に纏わりついた白雷を撒き散らす謎の右の籠手。"神堕し"なんていう訳の分からない儀式に神の器が作った"神造兵器"。
いや、ただの高校生が背負うにはちと荷が重過ぎないか?
けど、まあ、仕方ない。小さい女の子を見捨てたら、エロ本に没頭できないだろうし。
果たして、俺は無事ダッチワイフ付きエロ本を買う事ができるだろうか──!?
(破:魔女騒動編)
「頼む、私を信じてくれ」
4月9日。聖十字女子学園のゴミ捨て場にて、古びた跳び箱の中に閉じ込められていた自称聖十字女子学園生徒会長を名乗る男(?)──四季咲楓と出会った俺(占いサイトに嫌われた魚座民)は、成り行きで彼女の美点を奪った魔女とやらに喧嘩を売る事になる。
時にはラミアの怪物に襲われ、時には吐き気を催し、時にはケンタウロスの怪物に襲われ、時には腹痛を催し、時には千円札を失ったかと思えば、セクハラで訴えかけられたりなど、再び俺の身に次々に苦難と試練が襲いかかる──!
いや、俺、エロ本欲しいだけなんだけど!
(急:人狼騒動編)
4月20日。
クラスメイトである一匹狼──小鳥遊神奈子の家にプリントを届けに行った俺は、またもや魔法絡みの事件に巻き込まれてしまう。
国際魔導機関『magica』第3支部に追われている小鳥遊一家を助けるため、今度は世界一の魔術師"絶対善"と喧嘩する事になる──!?
って、いや、俺、エロ本欲しいだけなんだけど!いつになったらエロ本入手できんの!?ねぇ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-17 22:20:29
988090文字
会話率:38%
ここは……どこだ……?
なにかとても痛いことがあったような……
少年は洞窟で目覚めた。
自分が高校生であったことは覚えているが、それ以外は記憶にない。
とりあえず少年は洞窟の外へ出てみると、そこは知らない世界。そして獣人の姿を見る。
まさか、ここは……異世界!?
少年はその世界を散策する。
ここは穏やかそうに見えるが、森で出会ったウサギは紫の禍々しいオーラを帯びていた。
鋭い牙で少年を襲ってくる。
おいおい、ウサギって、愛くるしい動物じゃないのか?
こんなもん、悪意しかないじゃないか!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-04 19:19:49
154647文字
会話率:48%
子供の頃、恐竜博士になりたいと真面目に思ったことがある。
恐竜の化石を見つけたい。恐竜に会ってみたい。そう両親にも言った。
しかし、成長するにつれ、恐竜が現代に生存していない事や、化石を掘るためには資金や人員が必要になること等、現
実を突きつけられる。
友達と恐竜の名前を覚えあったり、恐竜キングやカセキホリダーで味わったワクワク感は、年を重ねるごとに薄れていった。
気付けば21歳、もう大人だ。
社会から見たら、まだまだ成人したばかりの奴だがな。
普通の学校生活を送り、中小企業のサラリーマンに落ち着いた上村 正志(うえむら まさし)は今日も酔っていた。
連日連夜、上司の飲みを断ることが出来ず、これといった趣味も無い、彼女いない歴=年齢の男だ。
人生、何事も普通が1番の筈だった。
そんな俺が、気付けば凶暴な魔物が蔓延る森でただ一人。
突然な事態に混乱しながらも、そんな世界に馴染んでいく男の物語。
「食費が半端ねーぞ、これ!!」
「おいおい⁉目の前で殺人!!」
「こっちは化石削ってんだよ!!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 18:00:00
9345文字
会話率:44%
いつもと変わらない、いつもの日常。しかしそれは、世界が見せる一面に過ぎなかった…。
人間観察が趣味の俺が学校生活を送る中でふと抱いた違和感は、次第に点と点とを結びつけ、魔法もモンスターも存在しないはずのこの世界で突拍子もない一つの結論にたど
り着く。
「…そいつは確か―――『左利き』だったんじゃあないか?」
違和感は違和感を呼び、そして現れる「うわさ話」でしかなかったはずの―――生徒を自殺に見せかけて殺す”学校の悪魔”…。
―――の手伝いをいつの間にかさせられるになっていた!?
…おいおい、どういうわけでこうなったか詳しい説明はあるんだろうなあ?
「いいから手伝いなさい」
「…ちなみにだが、これから一体何をするんだ?」
「決まってるじゃない。アリバイ工作よ」
「そんなことを堂々と言うな」
しかし、悲しいかな。俺はどうやら断り切れない性格らしい。
―――こうして俺は、美少女と死体を担ぐことになった。
→毎日0時更新です。
(アルファポリス・ノベルアップ様でも投稿しています。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-21 01:00:00
120375文字
会話率:31%
私こと皆倉順を含め多くの学生の新学期が始まった。
いつも通り朝、いつも通りの顔ぶれ。厳つい顔の担任教師。
そんなある日、俺たちは最近また世間を賑わせている《吸血鬼事件》調査することになった。高校生になり疎遠になっていた幼馴染とまた話す
機会ができ、いい感じにラブコメっていた。
犯人はどうせ、前と同じそこらの大学生だと思っていた。
あの時までは……。
突如飛来する黒い怪物。颯爽と現れ、黒い怪物から俺を助けてくれた謎の少女その1.どうしたらいいのか、と悩んでいたら次の日に謎の少女その1が転校してきた。
名前は岩切莉菜。
時を同じくして意味深なメールが俺に届く。『昨日のことについて、話したいことがあります』。昼休み、指定された部屋に行くとそこにいたのは謎の少女その2。
「私は瀬綱祈穂。昨日、皆倉君が襲われた怪物の妹です」
おいおい、世界はどうやら思っていたよりもSFじみていたらしい。
これは、未熟者達の物語。
人生に絶望し誰かに依存してきた者。
与えられた仕事にこうべを垂らすだけの者。
そして、ただ、楽しめればそれでいいと思っている者。
それぞれが、まずは一歩踏み出すための物語。
新学期はもう、始まっている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 00:37:47
28728文字
会話率:28%
「おいおい、夏祭りの噂が広がってるって?」
「ああ、そうそう、まるで神様が降りてきたかのように広がってるんだよ。」
「うわー、神様降臨?」
「そうそう、だってあの田舎の村で夏祭りって珍しいからさ。」
「そっかあ、でもまあ、田舎の夏祭
りっていえば、ねんねんころりの屋台とか、ヨーヨー釣りとか、そんな感じだろ。」
「ああ、そうそう、あの屋台の食べ物は田舎ならではの味があるよなあ。たこ焼き、お好み焼き、焼きそば、どれも美味しいよなあ。」
「あはは、でもさ、そんなに美味しいって言っても、週末には屋台には長蛇の列ができて、なかなか買えないんだよなあ。」
「そうそう、あとあのヨーヨー釣りもなかなか難しいんだよ。昔は簡単だったんだけど、今は釣りがずいぶん重くなってさ。」
「へぇ、それは知らなかった。でもでも、あのイルカのぬいぐるみが欲しいから頑張らないと!」
「あはは、頑張ってね。あと、あの灯篭流しが綺麗で、田舎の川に浮かべるのが最高にノスタルジックだよなあ。」
「そうそう、それ見ると、あの田舎の小さな村って、なんか幸せな感じがしてくるよなあ。」
「ああ、そうだなあ。でも、まあ、幸せを感じる前に、あの祭りの混雑に耐えなければならないんだけどね。」
「そんなこと言って、毎年楽しみにしてるくせに。」
「まあ、そうだけどさ。でも、それくらいの苦労は楽しいからいいんだよなあ。」
「そうそう、それでこそ、田舎の夏祭りだよなあ。今年も楽しみだ!」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-02-25 19:33:36
605文字
会話率:100%
壊滅させた村や街は数知れず。人々が恐れ慄く存在、大魔王・ガナルザーク。それが転生した今の俺の姿である。世界の最果てに聳える魔王城に鎮座して早数百年経つが、いまだに俺の元に辿り着く真の勇者は現れていない。
そんなある日、ついに俺を討伐す
る伝説の勇者一行が姿を見せる。
「これで俺の魔王人生も終了か・・・」
勇者に負け、清々しい気持ちで一生を終えようとしていた俺だったが、勇者一行の様子がおかしい。
「どういうこと、ガナルザークを倒せば全てが終わるんじゃなかったの!?」
そのはず・・・だが、確かに空を覆う暗黒が晴れることはない。逆に次の瞬間、天より邪悪な光が差し、勇者と旅を共にしていた皇女が攫われてしまう。
「エルシィーーーッ!!!」
後を追う勇者達。城も崩壊し始め、事態は混沌と化す。
「おいおい、聞いてないぞ、こんな展開・・・」
ここに来て俺は初めて気付くことになる。自身が単なる中ボスでしかなかったことを。
これは、窮地に立たされた用済みの中ボスが、本当のラスボスを滅ぼすまでの物語である。
※ラブコメ多めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 17:42:50
13738文字
会話率:51%
異形???が復讐を手伝う
異形???との契約が禁忌とされている世界
それでも復讐を成し遂げたいそういう人間と契約
しこの世に現れる異形???。
今更後悔したってもう遅い!契約は遂行する!何があろうと!などというのはいいが異形???は思いのほ
か優しく1人あたりの契約遂行期間が伸びる伸びるw
異形???の名前や契約の詳細についてはおいおい説明します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-05 13:15:28
660文字
会話率:37%
突然だが君達はサンタクロースが実在すると思っているだろうか?
勿論、答えはイエスだ。何故なら、俺の作ったサンタクロース発見器が反応しているのだから。
精度が怪しい?おいおい冗談だろ。俺は世界一の科学者だぜ?
そんな俺が世界中を回ってサンタク
ロースを探す話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-01 21:20:38
5036文字
会話率:22%
俺は幼馴染の赤城と初詣に行った。赤城は、神社につくと、魔法戦士になってしまう。おいおい、着替えシーンがあるのかよ。ハッピーエンドのラブコメです。
最終更新:2022-12-31 23:25:30
1865文字
会話率:43%
「おいおいおい……マジか……」
松本和也(21)年齢=ぐふふんな男子大学生。ある日、憧れのあゆみ先輩から勇者が魔王を倒すゲーム「選ばれし者」というゲームに出てくる勇者「ユリウス」たんのグッズが欲しいから全クリして欲しいと頼まれる。期限は1週
間後の旅行から帰ってくるまでの間。憧れの先輩からのお願いを断るわけにはいかず即快諾。寝ずに、1週間徹夜でなんとかクリア。「やった!終わった!」と喜んだのも束の間、ゲームのエンドロールが終わると画面には「この世界に転移してみたいですか?」というメッセージが現れる。とりあえず寝たかった和也はNoを選択する。だが、画面から光が溢れ出す。あまりの眩しさに目を閉じてしまう。しばらくして目を開くとそこはーー!「HP0になりました。蘇生するには仲間に教会へ連れて行ってもらいましょう」(その仲間がいねえんだよ!)無茶を言ってくる脳内アナウンス。
死体となった俺にイタズラしてくる魔物ども……
異世界転移ってもっと転移したやつが活躍する世界じゃなかったっけ?……マジかよ……
果たして、和也は転移したゲーム世界でどんな結末を迎えるのか!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-21 06:56:09
7790文字
会話率:28%
「どうやら、私は前世でやっていた乙女ゲームの悪役キャラ・フェリシアに転生してしまったみたい。わぁい、やったね。………って、なるかぁ!何も嬉しくねぇ!!どういうことだよ!!!」
ある日、乙女ゲームの3つのルートに登場する働き者だが、どのエン
ドでも不幸な目(自業自得)にあう悪役令嬢に転生したことに気付いたフェリシア。
しかもゲーム内のフェリシアは、すぐにヒロインをナイフで刺そうとする「メンヘラ・ナイフ令嬢」の異名を持つ人物。
おいおい、嘘だろ、と思ったけど、こうなってしまったのなら仕方ない。
魔術がある世界なのだから、butendを回避しつつ、楽しむ事に専念しよう!
が、フェリシアは序盤退場のいわばザコ令嬢でもあったため、肝心の魔術の才能がない。
回りには才能がある奴らばっかりなのにね。
じゃあ、せめて平穏な日常を……。
え?無理?何で?
こうして、フェリシアはツッコミどころの多い人たちに囲まれて、とんでも事件を引き起こしたり、巻き込まれたり、世界を救ったり救わなかったりする事になったのである。
「いや、なってたまるか」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-27 20:35:44
258448文字
会話率:29%
・・・まだスマホなんてなくて、ケータイすらも学生の間にそれほど普及していなかった時代の話です。
自分は幼い頃に親に捨てられたのではないか・・・そんな思いを胸の奥底に抱えたまま、無気力に毎日を送る由夫。
彼はある秋の日、小学生の少女・千代
の通学定期を拾ったことから少女の祖父である老博士と出会い、「夢幻燈」と呼ばれる不思議な幻燈機を借り受ける。
夢幻燈の光に吸い寄せられるように夢なのか現実なのか判然としない世界の中で遊ぶことを重ねるうちに、両親への思慕の念、同級生の少女への想いが鮮明になってくる。
※本作は2000年11月頃に楽天ブログ「774dの原稿用紙」に掲載したものです。
当面は当時のまま掲載しますが、おいおい改稿していくつもりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-22 19:09:40
28969文字
会話率:21%
物が風化してしまうという謎の霧に町全体が覆われ、市長の下、住人全員がなんとか脱出する、というストーリーです。
きっちりとしたその集団の指揮だったりというよりも、個人の描写がメインです。
先に言わねばならないのですが、スッキリするような展開
や戦闘シーン等は多分ないです。
更に言うと、メインキャラがまず、好きになってもらえるようなキャラではないかもしれません。
まだ1話なのでそういう展開はおいおい出てくるとは思いますが……まあ努力していくつもりです。
私生活や精神状態の関係で執筆速度は亀の速さなので、もしできれば過去作、話はまったく関係ないTSFものなんですが読んでいただければ嬉しいです。応援してくれたらすごく嬉しいです。
https://ncode.syosetu.com/n4603hr/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-19 23:10:54
22507文字
会話率:51%
え? 5兆匹? は? 聞き間違えじゃなくて? ご、え? 5兆匹?
レベル6のザコ魔法使いレンジが今日も今日とてスライムをちまちま狩っていたら、またパーティを追放された! もう28歳だよ。若い連中に老害扱いされはじめてんのに、一向にレベルも
上がらない。彼女もいない。なにやってんの。それでいいの人生? 田舎町で鬱々とした日々を送るそんなレンジの前に、ある日女性ばかりの騎士団が現れた! レンジに与えられた依頼はなんとスライムを倒すこと。
おいおい。俺を誰だと思ってんだ。お嬢ちゃんたち。これでも『雷を呼ぶ者』と呼ばれた偉大な魔法使い、オートーの孫なんだぜ俺は! スライムなんていくらでも倒してやるYO! 20匹でも30匹でも持って来やがれ! あと、結婚してください。お願いします!
............ある日突然、スライム5兆匹と戦うことになってしまった男の、灼熱の時間が今はじまる!!
以前ウニ名義で投稿したもの(『スライム5兆匹と戦う男』)を全面的に加筆修正したものです。
※毎日2話(以上)。8時と18時に投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-19 18:00:00
211633文字
会話率:40%
没落寸前の貴族、エヴィデンシア伯爵家の令嬢、フローラ。
彼女の旦那様は、美少女アドベンチャーゲーム『白竜の愛し子』で、主人公の攻略対象であるヒロイン達に節操なく言い寄り、どのルートをたどっても主人公やそのライバル達に叩きのめされ破滅する
当て馬、グラードルだった。
そう、フローラはゲーム中で、名前と遠目の後ろ姿しか登場しないというモブ嫁だったのだ。
彼女は、この世界で貴族にはまず現れない、農奴のごとき茶色の瞳と髪色を持つ令嬢で、農奴娘と蔑まれる存在だった。
婚姻の儀の当日、伯爵位を得るためだけに、嫌々結婚することを了承したという初対面の結婚相手グラードルは、フローラを見て驚きの表情を浮かべると、不思議な響きの言葉で呟いた。
「『おいおいマジかよ。コイツこんなに可愛い嫁もらってたのにあんなことやってたのか? えっ……もしかしてこの世界って美的感覚が違うのか!? ちょっとソバカスがあるけど、かわいいよなこの娘』」
これは、農奴娘と蔑まれる没落寸前の貴族令嬢フローラが、前世の意識が甦ったという旦那様と共に、破滅の運命を乗り越え幸せな未来をつかみ取る……そんなお話。
※アルファポリス様、カクヨム様、ノベルアップ+様、ノベルバ様にも同時掲載させて頂いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-13 19:37:10
1107626文字
会話率:35%
『お姉ちゃん』
隣の家に住んでいたり、親戚の集まりに行くと会う数個上の女性。時には恋のアドバイスをしてくれたり、時には勉強を見てくれたり、時には弟クンと呼んでくれる女性………。
そんな『お姉ちゃん』を愛する青年である主人公は『お姉ちゃん
』モノのギャルゲーを買った帰り道、一人の少年を助けるために犠牲となり死んでしまう。
その後彼は、魔神と名乗る見るからに人間ではない女性から、ここではない世界、異世界にて自分の宿願のために手を貸して欲しいと頼まれる。しかしその契約を反故にすれば、彼は転生先でも死んでしまうと言う。一度その契約を断ろうとした彼だったが、魔神の寂しそうな顔、そして彼女が自分より年上、つまり『お姉ちゃん』であることからその契約を結ぶことを決意し、彼女に見送られながら転生したのだった。
しかし、転生した先では見渡す限りの美女メイド…つまり『お姉ちゃん』が。喜びも束の間、何故か自分に翼とか尻尾とか生えてるし、母はエルフで父は魔王!?
それに加えて実の姉や龍人族の幼馴染などなどの『お姉ちゃん』が!?
おいおいおいおい、ここは天国か!?俺ってばこんなに『お姉ちゃん』に囲まれた生活を送っていいの!?
これは、魔神との契約を果たすために剣と魔法の世界に転生した『お姉ちゃん』狂いの主人公が、『お姉ちゃん』に囲まれながら生きていく物語である。
※カクヨム様でも連載しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-01 18:04:28
159825文字
会話率:40%
この世界が滅びかねない大事件。
ある一人の愛が、この世界を心中させようとした。
ふざけんなバカ野郎!この私の愛はどうなる!
そうして世界は救われました。
一般人からしたらいつの間にか世界の危機になっていて、
いつの間にか世界は救われていた
のですが、
その余波でいつの間にか世界にはダンジョンが出来ていました。
おいおいこりゃゴールドラッシュだぜ!
今一番なりたい職業は冒険者!
一攫千金の夢を見て、冒険者たちはダンジョンへ……!
一方なんの関係もないたかしはひっそりと死んでおり、
気まぐれにこの世界に転移してしまった。
いや元の世界に帰りたいんですけどおおおおお!!
パッと見女の子のたかしは0スタートで異世界を脱出できるのか!
ゴブリンを殴った感触気持ち悪いんですけどおおお!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-17 01:08:01
26301文字
会話率:25%
「勇者と魔王、どちらかを選ぶかいい」突然目の前に現れた女神さまからそう言われた俺。勇者の目的は魔王討伐と世界平和。魔王の目的は勇者撃退と世界征服。当然俺は、魔王を選んだ。だって勇者って散々苦労してレベルアップして、魔王倒したら感謝されて、そ
れで終わりだ。でも魔王が勝ったなら・・?「だが中世ヨーロッパとかの時代設定は人気が高く、それ以外への転生となる。それでよいか?」もちろんOKですよ。してチートスキルは?「まあ、それはおいおいじゃ、それとすぐさま右腕となる人物もつけよう」
・・と転生した先は・・・・。
そこは埼玉県川越市の郊外にある、二階建て一軒家。俺はそこから高校に通う二年生。同居人は、一緒に住む高校一年生の妹。彼女が右腕のようだ。
かくしてここから悪逆非道の二人は世界征服に乗り出していくことになる。ああ、世界の命運やいかに!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-16 18:00:00
131819文字
会話率:24%
「ユイ。結婚前に約束した契約期間を、来月で終了しようと思う。すでに王家には了承を得ている。来月には、あたらしい妻を迎える手続きが必要になる。というわけで、きみもこれからの人生をあたらしいパートナーとすごすもよし、一人を満喫するもよし、とにか
く好きにやってくれ。おたがい、それぞれの人生でしあわせになる。おれたちの結婚は、しょせん親どうしが決めた「幼馴染婚」ってやつだ。おれたちの間には幼い頃からの情みたいなものはあっても、愛はなかった。おれもきみも、来月から自由だ。いいね?おいおい、そんなに笑顔にならないでくれ。なんだって?おれも笑顔だって?おかしいなぁ。一応、神妙な表情にしているつもりなのに」
この日、夫であるアントニー・パウエル公爵から離縁を告げられた。もともと、わたしたちは契約結婚だった。彼には愛する女性がいることも知っている。
何もかもわかっていた。覚悟をしていたはずなのに、その覚悟が足りなかったみたい。
いままで自分の気持ちをごまかしていたけれど、ごまかしようがなくなっている。
しかし、もうどうしようもない。
いずれにせよ、わたしには時間がない。残された命の時間も含めて。
それだったら、命ある限り病を抱えている彼をどうにかしてあげたい。
彼とすごせるわずかな時間だけでも、彼が少しでも元気になるよう努力したい。
そして来月彼の前から去れば、命が尽きるまで彼と彼が愛する女性がしあわせになるよう、祈り続けたい。
彼に離縁を告げられた日、わたしはそう心に誓った。
※全三十五話。ハッピーエンド確約です。とんでもなくゆるゆる設定です。ご容赦いただけましたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-14 21:31:41
62014文字
会話率:26%