戦国時代の日本と似て非なる異世界の島国・和国。
皇祖神を奉じる神宮の社領・伊勢では、圧政に耐えかねた民衆が、天竺より来訪したという龍神の加護を受けて蜂起した。神宮を倒して下克上に成功し、一揆衆による新体制となった伊勢は、幕府や近隣州とに
らみ合いつつも、特産品である医薬の交易を再開した。
「龍神様の霊験あらたかな伊勢の薬はいらんかね。労咳(ろうがい)、疱瘡(ほうそう)、蝮毒(ふくどく)、癌(がん)、治らぬ病などありはせぬ。お代は一服百文也。少々値は張るが、命の代価と思えば安い物。銭がなければ、代わりに赤子一人でも結構だよ」
旅の薬売り兼人買いが主人公の、和風ファンタジーです。
※2017年6月23日に運営からの指摘を受けた事により、性描写のある章をR18として「ミッドナイトノベルズ」へ移転しました。但し、一般相当の章(第1章、第4章)は「小説家になろう」側に残置し、第8章以後は内容によって、章ごとにレーティングを判断します。
※贄食(にえじき)…いけにえを食すという意味の、私の造語です。
※Arcadia、カクヨムにも併載しています。(併載する各サイトの基準により判断しますので、必ずしもレーティングは「小説家になろう」グループと同一ではありません)
※アンモラルな要素、特に劇中人物が差別を肯定する場面を含む箇所がありますので、苦手な方は御注意下さい。現実の差別を助長する意図はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-24 19:41:31
29867文字
会話率:52%
「哀れな花嫁(いけにえ)」。
泥沼の戦乱期を経て、和睦を迎えた二国。王国の第一王女セシリア・シュレーゼンは、和平協定に基づき隣国イシュタールへと渡る。しかし初日。許嫁である次期皇帝アレクシス・ルーグウィンは、酷薄な眼差しで、壇上から言い捨
てた。セシリアの首に、剣の刃をあてて―――。傍若無人なその男が、どれほど相容れない存在でも、城中の陰謀に巻き込まれようが下民の如く蔑まれようが、祖国と家族の為なら屁でもない。生憎そんなヤワには育っちゃいない。幼少より連れ添ってくれるたった一人の従者・ライもいる。
次期皇帝を憂う側近。初めての友人。大切な兄。「愛している。だから、」………嘘吐きは、だあれ?
(!)この物語はフィクションです。登場する固有名詞は実在する同名の物とは一切の関係がありません。
(!)作中には一部、反人道的または残虐な描写が御座いますが、それを推奨する意図はありません。また、それらの描写を読むことにより心身に影響を及ぼす恐れのある方の閲覧は推奨致しかねます。ご了承ください。
(!)著作権は放棄しておりません。本作の無断転載・盗用等は固くお断りさせて頂きます。他サイト【http://mbbook.jp/t.php?ID=FE00008593&guid=on&uni=1】にも掲載しております。
2017/2/27 『生贄姫と六花の唄(バラッド)』CRANK-IN.
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-11 23:12:39
27452文字
会話率:38%
奴隷に生まれた少年は、幸福とは言い難いが、母親とそれなりに暮らしていた。
ところがある日、母親が公爵夫人に殺され、生活が一変してしまう。更に、破壊神のいけにえとして、捧げられることになった。
そのまま死ぬかと思ったときに、「世界をひっ
かきまわす」ことを条件に破壊神の手助けを得ることになった。
彼は力を得ることができるのか?そして、世界をひっかきまわすことなど可能なのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-11 16:00:00
54936文字
会話率:2%
妖精がいたずらをして、ほかの生きものをこまらせすぎることがないように管理する役目を持つ魔女。
そんな魔女のひとりであるハウラプは、森の悪い魔女としておそれられていました。
あるとき、妖精がいたずらをやめるかわりに、生まれたばかりの王子さま
を差し出すようにとハウラプに言ってきてーー。
ひとびとに憎まれるきらわれ者の魔女と、そんな魔女にさらわれたいけにえたちのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-13 00:00:00
72816文字
会話率:50%
人間の気持ちってころころ変わるよねって思って書いた話です。
昨日もてはやされてた人が次の日には非難される対象になっていて
そのいけにえみたいにされた一人だけが犠牲になってるのを
周囲の人達がお祭りでもするみたいに面白おかしく噂してるのを見
て
「人間ってひどいよなあ」って思って。
落差とかもあるんだろうけど人の気持ちってあんまり信用しちゃいけないんだと思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-27 04:12:00
373文字
会話率:25%
一師団を率いて天空要塞を守備する名将軍の葛藤と、薄幸な生贄(いけにえ)の少女と、辺境の賢者の戦いの話。重め暗めのシリアス戦記ファンタジー。短編バージョン。全4話。挿絵あり。
主人公が性格悪いので注意。けっこう人が死にます。あっけなく。ご注意
。
//
Twitterでタグやったら2000字+絵1枚のリクエストをいただいたので、構想中の長編を一部書いてみましたが2000字ではまとまらなかった。
◆2016/10/23「4.狼竜の玉剣と、迎撃のディオーサ」更新。これにて完結!
「うーん、封印魔法があった気がすんだけど、覚えてないや~」
てへぺろ、とよく分からない文言を呟いて舌を出す賢者。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-23 14:00:00
11915文字
会話率:32%
いけにえとして竜の島へ送られた少女はそこで美しいひとりの竜と出逢う。
子を育てろと言われ、彼女は意固地に突っぱねるも竜は優しく微笑むばかりだった。
なぜ人間の女が贄とならねばならないのか。全てを識った時、竜と彼女は――。
最終更新:2016-06-19 20:11:06
33750文字
会話率:47%
ある日突然暗闇の中で目を覚ました青年。
青年は、暗闇の中にいた一人の女神に人生を選択する問いをされる。
急な問いに青年は、少しおかしな人生を選択してしまう。
そして女神に、自分は死んだとも伝えられた。
だが、青年は自分が死んだという実感がわ
かなかった。
どうやら死んでしまったときに記憶が一部消えたらしい。
そして青年の新たな人生とは...『俺の人生 美!修羅場!?』
その人生には、神、天使、悪魔、獣人が存在していた。
つまり異世界に飛ばされてしまったのだ...。
青年は、新たな人生で、すぐ四人の美少女と出会った。
その美少女たちは、青年には能力が存在することを伝える。
そしてその能力は、青年だけでなく妹にも存在していると伝えられた。
だが、青年には自分に妹がいた記憶がない。
どうやら自分の妹は、あらゆる命を蘇らせる能力を持っていて悪魔達から
いけにえとして狙われているらしい。
こうして青年は、妹を助けるため新たな人生を生きることとなってしまった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-25 23:41:41
12471文字
会話率:40%
贄ーーにえ
神に供えるささげ物。また、天子に献上する魚や鳥などの食物。その年の新穀などを奉るのにもいう。
進物。贈り物。会見のときの礼物。
あることをするために払われる物や労力。犠牲。いけにえ。
最終更新:2015-10-19 21:59:03
3756文字
会話率:28%
主人公のベリルは、島の掟である"いけにえ"に捧げられることになる。
ベリルは覚悟を決めて、死のうと思っていたが海の底で見た光景は、予想だにしないものだった。
その時から、始まるファンタジーな世界へ…
どうなってしまう
のか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-04 16:09:38
3544文字
会話率:38%
勇者の職を失った主人公一行
魔王を討伐した、勇者一行は
他の勇者の為に新たな制度を制定するが………
キーワード:
最終更新:2015-05-07 01:43:47
342文字
会話率:64%
童顔のせいで、年よりも若く見られてしまう天然女・立花ユカリ。
子供っぽい性格も重なり、男性経験がないまま、30を迎えてしまう。
そんなある日、目が覚めると、祭壇の上にいた。
え?なにこれ?いけにえを捧げる的な意味のヤバイ場所。てか、どこです
か??
「ようこそいらっしゃいました!!」
固まる私の前に、私そっくりの女子登場。
「貴方様こそ、私の待ち望んでいたお方!どうか、私の代わりに魔法いになってください!!」
「ΣΣ(゜Д゜)はあ!!?」
男が30歳まで童貞を守れば魔法使いになれると聞いたことはあるけど・・・・
「女もありなのっ!!?」
ありえない状況に追い詰められたユカリの運命は!?
カオスな異世界ファンター、ここに開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-30 00:14:12
211文字
会話率:30%
エブリスタ投稿作品『のーたいとる。』より
キーワード:
最終更新:2014-08-15 14:33:00
225文字
会話率:0%
突然始まったショートショート第二弾。青年は巨大メカで怪獣を倒したが……
キーワード:
最終更新:2014-07-18 17:50:32
1096文字
会話率:57%
ある日、私は不思議な少女を見つけてしまい……?
最終更新:2013-03-20 09:39:22
896文字
会話率:30%
突然、何の前触れもなくストーカーのように、執拗に追い回されたら、貴方はどうしますか?
ある不動産会社に転職して3ヶ月が経過したある日、私は女子社員からセクハラの相談を受けることになる。
その日を境に、私はその女子社員から追い回される
ハメに・・・
迫りくる女の影、ひたひたと迫る恐怖。
そして、暗躍する黒い別の影。
いったい何のために追い回すのか?
そこに真実の愛があるのだろうか。
私に襲い掛かる禍の連続、目的は何なのか?
最後に、哀しき結末が・・・
この物語は事実をもとに、小説風に編集しています。
ノンフィクションですので、迫力に欠ける部分もありますが、ストーカーの恐怖感と、一人の女の哀しき人生を味わってください。
※ この作品は、重複掲載作品です。
~~目 次~~
第1章 出逢い
第2章 呼び出し
第3章 誘 い
第4章 暗闇の中へ
第5章 豹 変
第6章 説 得
第7章 まちぶせ
第8章 忍び寄る黒い影
第9章 嵐の前の静けさ・・・?
第10章 ターゲット
第11章 怪メール
第12章 黒い噂
第13章 真犯人の思惑
第14章 いけにえ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-13 18:22:17
34548文字
会話率:38%