勇者召喚的なアレで異世界に来てしまった俺はどうしようもない奴だったのでとりあえず城を出て旅をすることにした。
しかし、出て行った先の世界は異世界ではあるし剣も魔法もあるしの素敵世界だったがなんだかコレジャナイ感じで、なんだか残念なのでした。
これはそんなどうしようもない感じの主人公がどうしようもない感じの世界をどうしようもなくうっかり救うかもしれない話である。
「どうしようもないとはなんだ!ひどいじゃないか!」
そう言いながらも彼は躊躇いなく力を振るう。生きる為に、守る為に折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-18 00:00:00
44358文字
会話率:40%