そこに、"水の魔女"こと「アクアライン・スーリウス」という人物がいました。
自身のことを「僕」と言い、いつも水の魔法で遊びながら旅をしている30歳くらいの若い男性です。
いいですか?「男性」ですよ!
誰もが振り向く美
貌も持っていて、しかも水の魔法では最強格、引く手あまたで非の打ち所がないのです。(諸説なし)
そんな彼女にスキル、<主人公>が与えられました。
おとぎ話に出てくるほど有名な<主人公>のスキルは、効果がはっきりとはわからず、ただひとつわかるのは、魔法の威力が桁違いに大きくなることのみです。
その後もその主人公というスキルについて多々考えましたが、特になにも浮かばないので、まあ良いでしょうとあるき出しました。
そしたギルドの依頼をこなしていくと、その謎スキルについてわかることが増えていくたび、彼女はだんだん最強になっていくのです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 19:30:00
4798文字
会話率:14%
僕たちは幼いころから剣術を学び、16歳を迎える年に神石を剣で斬る。
そうして力を示す事で、その人の能力に見合った剣が授けられるのだけど、
僕が手にした剣は、今までに存在したことのない持ち主に牙をむく魔剣だったんだ。
初対面し
た時、僕の魔剣が襲いかかってきた。
びっくりした僕は魔剣に向かって魔法を放つ。
断末魔の叫びをあげた魔剣ジグノートは地面に落ちた。
僕はすかさず布でグルグル巻きにして部屋に持ち帰った。
意識を取り戻した魔剣は開口一番にこう言った。
『汚いぞ小僧!これがお前のやり方かあぁー!!』
再び襲いかかってくる魔剣にキレたルーシェルが行ったのはまたしても魔法による鉄槌だった。
折角魔剣を手に入れてもルーシェルは剣が使えないという劣等貴族で家から追い出されてしまったあとだった。
新天地を目指して旅に出るが、甘さが抜けきらないルーシェルの旅は順風満帆とはいかない。
人間と剣のチグハグなふたりは、ケンカしながら自分探しの旅に出る。
追記)コメディ要素を取り入れようとして失敗したので、お風呂シーンをチラ見せして読者からポイントを稼ごうとする下心満載な葛藤系物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-29 18:17:06
97485文字
会話率:49%