雨妹(ユイメイ)には秘密が二つある。
一つは前世の記憶があること。もう一つは崔(サイ)の国の皇帝のご落胤――かもしれないということ。
大往生した前世で華流ドラマオタクだった雨妹は、生後宮を見たいという欲望だけで後宮の宮女募集話に頷く。
※第4回カクヨムWEB小説コンテスト、キャラクター文芸部門特別賞受賞、カドカワBOOKSにて書籍化されています。大量加筆の新エピソードてんこもりなので、気になる方はチェックしていただけると嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 17:00:00
834291文字
会話率:25%
冒険者のシルビアは未到達領域への進行を前にモンスターの攻撃を受けてしまう。そこでマリエールに助けられる。60層で両親の敵ジャイアントベアーを撃った。ホー厶に帰還後風魔法取得して攻防の魔法が使えるようになって単独行動が認められる。たまたまオ
ーガと戦う少年を助けた。将来再会することになる。マリエールに魔法与えられた。転移の魔法を取得したマリエールは単独で、未到達領域の進行を続ける。様々な困難を乗り超えていくが、限界を感じ始める。
その頃少年は、風魔法に目覚め単独で討伐をしていた。30層の階層主との戦いで危ういところをマリエールに救われる。少年は魔法を与えられた。マリエールはシルビアの事情やマリエールの事情を少年に語った。マリエールは少年に叱られる。少年はシルビアのところに行き、一緒に冒険をしようと誘う。シルビアは頷く。
マリエールは目が覚めたように、国の運営に力注いだ。停滞していた国政が好転した。
シルビアと少年は様々な冒険をして、英雄と呼ばれるようになった。最後の敵黒いドラゴンを倒したが少年が倒れた。マリエールも駆け付けたが、助ける方法は少年を不老不死者にするしかないと伝えた。シルビアは少年を抱き締めてとどめをさした。
シルビアは元の団戻って幹部なった。また同時に少年の業績伝える伝道師となった。少年の業績は不滅になった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 12:54:08
4315文字
会話率:33%
帰ってきて、君が出迎えてくれる。
君は沢山の言葉をかけてくれたけど、わたしは何一つ返すことが出来なかった。
行動さえも。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
皆、疲れていると思うんで
すよ。
それでも身を脅かす程ではないから、愚痴とか不平不満で満ちてしまうと思うんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 18:32:02
719文字
会話率:31%
私が誰よりも先に好きなったのだ。
貴方が先に惚れさせたのだ。
だから頷くまで、ずっとずっと噛み付く様なキスをしてやる。
最終更新:2022-11-14 19:37:37
1115文字
会話率:37%
それは、当に、光の道。
光は、そのまま、本堂の弥勒菩薩像を、捉える。
光の軌跡を追う様に、カメラの目線は、弥勒菩薩像を、捉える。
弥勒菩薩像は、横顔に日の光を受けて、輝いている。
くすんだ色合い。
木造。
外側の、塗りも装飾も、ほとん
ど、剥げている。
であるにも関わらす、「輝いている」としか言い様の無い佇まい。
光を浴びている横顔は、語り掛ける。
決して、上向くことは無い。
決して、眼を開けることも無い。
こちらを、向くことも無い。
が、確実に、語り掛けて、語り続ける。
会いに来た人々に、参拝に来た人々に。
興味本位で覗く人々に、ただ同行しただけに人々に。
コウタに、タカギに、その他の人々に。
コウタが、頷いている。
いつの間にか、うんうん、頷いている。
話し掛けられたかの様に、うんうん、頷いている。
タカギは、デジビデを注意して覗くが、コウタの他に、誰もいない。
コウタが対しているのは、弥勒菩薩像のみ。
レンズ越しに、弥勒菩薩像を見ていたタカギは、デジビデを下ろす。
レンズ越しでなしに、直で、自分の眼で、弥勒菩薩像を見る。
‥‥‥‥
うんうん。
頷く。
心と頭に、暖かい気体が、流れ込む。
それを動力源に、走馬燈が、廻り出す。
今までの記憶が、廻り出す。
その走馬燈は、『死』とは真逆の、『生』に拠ったもの。
廻っているだけでも、なにか、『うわあ!』とか『パアア!』とかの、好ましい感じがする。
幼き頃の、メリーゴーランドを、思い出す。
山門から、弥勒菩薩像へ、光の道は、伸びる。
伸びて、在り続ける。
その途中に、コウタとタカギは、佇む。
光の線は、みんな諸々一切合財包んで、輝く。
課長と課員、阿吽の呼吸の、喜び共有である。
仲が良くて、ノリがいい。
「はい、キチンと並んで、並んで」
課長の声に合わせて、課員が、動く。
ガヤガヤ喜びながらも、整然と、動く。
一列に、改めて、並ぶ。
列が、整う。
その時、窓から。
窓から、光が、射し込む。
日の光が、鋭く優しく、射し込む。
射し込んだ光は、列の上を、滑る。
課員の頭の上を、滑る。
一人一人の頭で、スキップし、加速を付けて、滑る。
加速を付ける毎に、滑らかさを増し、滑りゆく。
それは、当に、光の道
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 09:44:51
20271文字
会話率:20%
私ことユーシア・ランブノーは、ランブノー男爵家が代々産まれ持つ回復魔法を持たずに産まれてきた為、長い間家族から虐げられて生きてきた。
ある日、姉のララーナに縁談の申込みが届く。それは、一年間に四人もの縁談相手に逃げられたウルグレイン伯爵か
らだった。
案の定姉は嫌がり、矛先が私へと向く。私が姉の代わりに伯爵の五人目の縁談相手となったのだ。
やっとこの地獄の家からオサラバ出来る!
ルンルン気分でウルグレイン家に向かい、伯爵と初めましての顔合わせをした時、彼は不機嫌そうにこう言った。
「君を愛することはない。君には一切関わらない」
私はそれにとびきりの笑顔を乗せて頷く。
「では逆に、私は全力で伯爵様を愛しますとも! 愛人や恋人が何人いても構いません!」
美形な伯爵の顔がマヌケ面になり絶句されたけど気にしない。
さぁ始めましょうか!
※これは、短編『「君を愛することはない」? では逆に全力で愛しますとも! お望み通り好きにやらせて頂きますね?』の連載版です。加筆修正をし、短編のその後を書く予定です。
※短編と設定と人物の名前が少し異なっています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 16:22:32
69891文字
会話率:47%
20XX年代の日本、
宇宙センターの賑やかな雰囲気の中で、
悠と明日香の会話が始まる。
「ようやくこの日が来たね、明日香」
と悠は興奮気味に言う。
「スターリーボイジャーに乗って、
月の秘密を解き明かすんだ!」
明日香は冷静に答
える。
「私たちの任務は簡単じゃない。
月の生態系は未知数だし、何が起こるか分からないわ。」
「でも、そこが面白いじゃないか!」
悠は目を輝かせる。
「未知との遭遇、新しい発見。これぞ冒険だよ!」
そこに翔が加わり、笑顔で言う。
「若いな。でも、悠、月面は予想外のことが
起こる場所だ。いつも冷静でいないと。」
「分かってるよ、翔先輩」と悠は頷く。
「でも、僕たちが持つ希望と好奇心こそが、
新しい未来を切り開くんだ。」
「そうね」と明日香が微笑む。「
科学は未知への恐れを乗り越える力。
私たちの知識と経験が、この旅を成功に導くわ。」
悠は熱く語る。
「月の謎を解明して、地球と月の新たな関係を築くんだ。
これはただの任務じゃない、人類の未来への一歩なんだから。」
「そうだね。私たちの冒険が、
多くの人に希望と勇気を与えることを願っている」
と明日香は静かに付け加える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-26 12:00:00
13051文字
会話率:19%
夜。とある小さな居酒屋の暖簾をくぐった一人の男。
店内をチラッと見渡すと客は男性が一人だけ。どうやらもう営業終了の時間のよう。彼のその予想は当たり、従業員の女が彼に向かって「あ、すみませんお客さん。ラストオーダーで!」と、明るく声をかけ
た。
彼は微笑み頷くと適当な席へ座り、メニュー表を眺める。
「……うっし、これにしよ。すみま、ん?」
と、手を上げようとした時、ふと視線に気づいた。それは離れた席に座るもう一人の客の男からのもの。
「……あの、なにか?」
「ああ、いや、別に……」
「そうすっか……あ、先、注文ですか? どうぞ」
「いい、いや、いいんで! どうぞ!」
「そ、そうすっか……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-23 11:00:00
2698文字
会話率:85%
◻︎◇◻︎
「リリアーナ・ポーラーベア!シロクマでありながら最弱な女め!今日こそその弱い力が我慢ならん!今この瞬間をもって、婚約を破棄する!!」
強さが全ての国である獣王国に生まれたリリアーナ・ポーラーベア公爵令嬢は、シロクマ獣人に生
まれながら身体が小さく、とても弱い。
リリアーナはずっと前からこの婚約破棄を予想していた。
だからこそ、満面の笑みで頷く。
「はい!承知いたしました!!」
底抜けなポジティブ小熊令嬢は大嫌いな婚約者と婚約破棄した今こそ、隠し玉たる真の力を解き放ち、魔法の呪文を唱える!!
『くまパーンチ!!』
吹っ飛ぶ元婚約者たる王太子、唖然とする貴族たち。
「ふぅー、つまらぬものを吹っ飛ばしてしまったわ!!」
肉体的には軟弱なリリアーナ、しかしながら彼女は人類最高峰の身体強化魔法の使い手であった———。
◻︎◇◻折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 22:39:12
4239文字
会話率:30%
少女は気付いてしまった。この世界は前世で自分がプレイしていた乙女ゲームだと。そして自分はその悪役令嬢その人だ。そしてどれだけ足掻こうとも待っていたのはテンプレのような破滅だった。
どうにもならない絶望の中で少女と魔女が出会う。魔女は言った。
くだらない絶望を消す代わりに“君の人生”が欲しいと。その取引に少女は頷く。
それから10年。二人の関係は居酒屋のマスターと愚痴を零す酔いどれ常連客の関係となっていた。
夢小説の主人公になる能力持ちの魔女(原作知識なし)と転生元悪役令嬢(原作知識有)の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 12:26:54
36880文字
会話率:33%
恋人がいてもえりちゃんを守りたいミナトがどちらかを選ぶまでのお話。
バックパッカーのミナトは帰国してすぐ、高校の友達グループの一人、えりちゃんと再会する。いい感じになった二人の前に杏花が現れ、ミナトは昔から好きだった杏花の方を選ぶ。それか
らしばらく音信不通になったえりちゃんは、ミナトと杏花が原因で拒食症で入院するほど体調が悪くなっていた。えりちゃんを守りたい一心で一緒に暮らそうと言うミナトに、えりちゃんは笑顔で頷く。
だが、誰に聞いてもその選択は間違っていると言われ、ミナトは悩む。
ミナトのバイト先のオーナーであるリュージさんと、長年の恋人であるニューハーフの小玉さんとの恋愛も絡んでくる中、ミナトはどんな決断を下すのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-02 21:00:00
50308文字
会話率:53%
白魔導師のルーミアはリーダーのアンジェロからパーティの追放を言い渡された。本来なら後衛職として離れた場所から前衛の味方に強化魔法や回復魔法をかけ戦闘をサポートするのが白魔導師の仕事。だが、ルーミアは対象者に触れないと支援魔法をかけられないと
いう致命的な欠陥を抱えていて、それ故に『欠陥白魔導師』と不名誉なレッテルを貼られてパーティを追い出されてしまう。
生活のために冒険者として再起を図ろうとするも、仲間に支援魔法をかけることが仕事の白魔導師は一人では活動ができない…………そう思っていた時ルーミアは閃いた。
「そうだ。自分に支援を重ねがけして私が闘えばいいんです……!」
支援魔法を誰かに、ではなく自分に。そして自分を対象にした支援魔法ならば誰かにかけるのと違って、いつでも、好きなだけかけられた。自身の有り余る魔力から発動される支援魔法の恩恵は想像を超えたもので、ルーミアは向上した身体能力から繰り出す拳で木をへし折り、巨大な岩をも粉々に蹴り砕く。そして白魔導師とは思えない活躍を重ね、周りに認められたルーミアはやがて〖物理型白魔導師〗として名を馳せていく。
一方でルーミアを追放して新たな白魔導師を迎え入れた彼らは気付いていなかった。ルーミアの支援魔法は射程こそゼロに等しく使い勝手は悪かったものの、その恩恵は特大だったことに。
新しい白魔導師はルーミアに比べると支援の質が著しく落ち、今までルーミアの支援に支えられていたアンジェロ達はこれまでのように戦うことができなくなり落ちぶれの一途を辿る。
ルーミアの価値に気づいてパーティに戻れと押しかけるが、彼女が頷くはずもなく。
「俺達のパーティに戻ってきてくれ。お前の力が必要なんだ。頼む」
「今更そんなこと言ったって、もう遅いですよ?」
自分だけならば周りに気を遣うこともないし、支援魔法を寄越せとこき使われることも無い。
そちらに戻る気なんてこれっぽっちもありません!
これは物理型白魔導師という異名を持ったルーミアが立ち塞がる困難を殴る蹴るの暴力で解決したり、自由気ままにダラりと生活したりする物語。
・こちらの作品はカクヨム様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-02 12:09:06
373757文字
会話率:40%
「私、やっぱりロベルトと結婚したいわ」
18歳の誕生日会の最中、リコリスの双子の妹であるマーガレットが突然そんなことを言い出した。
マーガレットがリコリスのものを欲しがるのはいつものこと。それに対して諦めたように「いいわよ」とリコリスが頷く
のもいつものことだった。
……しかし、今回マーガレットが欲しがったのはリコリスの婚約者のロベルトだった。
リコリスの頭が真っ白になる中、リコリスの婚約者であるロベルトとマーガレットの婚約者であるヒューゴは──……
*****
全16話。
過剰なざまぁはありません。
アルファポリス、カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-13 18:07:46
40861文字
会話率:39%
とある国の第1王子殿下の婚約者、それが彼女だった。彼女の王妃教育を受ける態度は、それはもう酷かったそうな。王妃教育の教員も、彼女の両親も「このままでは次期国王陛下になる殿下に相応しい女性にはなれないぞ」と叱った。それに対して彼女は答えた。「
いや、ならないし」と。一向に改善しない彼女に困った彼らは、彼女の婚約者から説得するよう頼み込んだ。この国で最も美しく麗しい男性である婚約者の言葉なら、頬を染めながら頷くと信じて。
●ゆるふわ設定●体罰教育の描写あり●主人公の公爵令嬢は異世界転生者です●主人公は品位を溝に捨ててきています●攻略対象である王子の扱いが不敬罪ばっちこいの状態です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 11:00:00
4441文字
会話率:44%
公爵令嬢のカンナは、第二王子のアルバートと婚約予定。
そこに、絶世の美少女と名高く、姉のように慕うエリカが、「アルバート様を譲ってちょうだい」と言い出す。
エリカいわく、アルバートとエリカは想い合っている。王命で婚約者はカンナになるが、いず
れ時が来たら婚約者を辞退して、アルバートを譲って欲しい、と。
カンナは、憧れのエリカのため、その頼みに頷く。
そんな少女二人と、王子様の話。
***
1話目はカンナ視点、2話目はアルバート視点。
短編になる予定が、ちょっと長くなってしまったり、設定も緩いところがあるかと思いますが、気楽に読んでいただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-14 04:53:45
25382文字
会話率:29%
貧乏生活から抜け出したいという思いだけで家を飛び出したリコは、冒険者ギルドに行くが門前払いされる。
途方に暮れているところに幸運が舞い込み、あれよあれよという間にリコは冒険者としてデビューすることに成功。
戦闘能力はゴミ以下、魔法も使えない
、戦闘スキルも何もない。
そんなリコに残された手段は、冒険者の顔色を窺い、美味しい料理で胃袋を満たし、トークで場を盛り上げ、愚痴を聞いてひたすら頷くだけのストレスを与えない便利な人間として、その場その場を凌いでいくことしかなかった。
結果的にそれが冒険者達の間で良い噂となって広まり、いつしかリコは「冒険者ギルドの聖女」として冒険者からありがたい存在として扱われることに?
何者でもないリコが、冒険者として生き抜く為にパーティーにうまいこと寄生して成り上がっていくお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 18:30:26
9735文字
会話率:27%
大学卒業式の日、突然、遠くに住む祖母からの手紙を受けて、柳瀬弘樹は急いで実家に向かうため電車に乗っていた。手紙には怪我をしたため寮の管理人を代わりにしてほしいという謎の内容が書かれていた。入院している病院に行ってみると、手紙に書かれていた
とおり祖母は足を怪我していた。
詳しく話を聞くと弘樹がいなくなった間にいつの間にか、近くにある有名名門校の寮の管理人になっていたそうである。初めは祖母の勝手なお願いに頷くつもりなどなかった弘樹だったが、気が付けば祖母に丸め込まれてしまい、やむなく代理の管理人をすることに。後になって簡単に引き受けるべきではなかったと気付くのである。
お見舞いに来ていた七海マコトの案内で『シズカハウス』という、テキトーな名前の寮に向かったのだが……寮の住人は男まさりな性格の渡辺瑞希、小心者で口数の少ない榎本久美、そして一番の問題児、男嫌いの葉月絵梨であった。
男子禁制の寮で個性の強すぎる寮生達に手をやかされる日々が始まるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 21:31:45
69707文字
会話率:59%
聖女として異世界に召喚されたアイラは長旅の末魔王を倒し仲間と共に凱旋した。
しかし婚約者のエルンスト王子は彼女が魔物に魂を売り渡したと断罪する。
その根拠は彼女の黒髪だった。しかしアイラの髪色は召喚された時点で漆黒をしていた。
アイラと共に
召喚された勇者ソウゴは王子の言いがかりに激怒する。
だがエルンストは全く反省せず金髪の美女を腕に絡ませアイラを嘲笑った。
「汚れた色の傷物女が!戦うしか能のない婢女(はしため)はもうこの国に必要ない!」
「……それは、魔王が倒されて世界が平和になったからですか?」
そうだと頷く婚約者を黒髪の聖女は無表情に見つめ言った。
「もういいでしょうか、陛下」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-03 14:41:04
5571文字
会話率:36%
隣の席の子は突然聞いてきた。「明日、暇?」と。僕は驚きで頷く。そして、わけもわからず彼女と休日に会うことになるのであった・・・
最終更新:2023-03-20 15:36:52
3251文字
会話率:32%
「君とはちゃんと婚姻はする。だから、学園にいる間は自由に過ごさせて欲しい。僕だって恋愛がしたいんだ」
そう婚約者に言われて、アンバーは目眩を覚えながらも頷く事しかできなかった。
うわっ、しょうもな!って言われるものを書きました!
最終更新:2023-01-30 12:53:20
977文字
会話率:30%
「私と結婚しませんか」
あの人は難しい顔をしつつも頷く。
そして私達の、ほんの少しの結婚生活が始まった。
最終更新:2022-12-22 21:14:21
23864文字
会話率:25%