I県とT県の狭間の山奥にあるハザマ学園。そこには魔法少女がいると噂されていた。
その噂を信じ、小日向茜は入学をすると、念願の魔法少女になれた。
完結済のMagicalφのアナザーストーリーです。
最終更新:2023-11-21 07:02:18
3818文字
会話率:51%
失恋の傷が癒えない庄助を、素間は自身の尻ぬぐいのために、引っ立てる。しののめの主様は熊、夕刻の主様は菩薩だと素間は言う。朝、夕で御霊が変るということだ。
拝田の童を救った美月だが、美月の狙いは庄助の命だった。美月は、昭暝を使って、庄助暗殺を
企んだのである。
殺生の禁忌を企んだとなれば、美月には罪がある。美月は素間がお気に入りだ。尻ぬぐいは美月にして貰えと、庄助は突っぱねる。
美月は素間の弟だと素間は言い、自分たちの本性は、霊狐だという。
二匹の狐は、朝熊岳の主様に可愛がられ、僕となって暮らしていたが、兄狐の素間は、ひょんなことから娘に憑いてしまい、結果、野間家の子息に産まれてしまったのだという。
与太話だと、聞き捨てた庄助だが、素間の乳母、お舟の裏付けに、信じざるを得なくなる。
庄助は神の子だと、語る素間に、庄助は自身の父親の正体を知る。
再び、主様の御前に出た庄助は、以前と違って穏やかな様にほっとする。素間は都合良く話を作り替え、全ては大神様の思し召しだと、胸を張る。
上手く話を纏めた素間は最後に、霊薬を賜りたいと申し立てる。主様は、鼻をほじって霊薬を下賜した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-29 21:52:29
481文字
会話率:0%
庄助が、生きていたと知った安五郎は、誠二郎の裏切りを知る。
本気の誠二郎は、安五郎に攻撃をしかける。
玉助と、付け髷弥平と共に、安五郎の攻撃を躱すばかりの庄助には、戦う得物がない。
間一髪のところを、玉助に救われ、何とか難を逃れた庄助は、闇
に飛びこんだ安五郎に安堵する。
童も美月も無事であると知った庄助は、誠二郎を促して拝田村へ戻ろうとするが、髷を切られた弥平は、怒りが収まらず、庄助の口を借りて敵討ちを主張する。誠二郎は、それを庄助の言葉と受け止め、共に安五郎の後を追う。
竹取の金太郎という、特別な技を持つ安五郎は、滅法強い。庄助が手にした山刀は、簡単に折れてしまう。応戦する誠二郎に、逃げるだけの庄助は安五郎に押されがちだ。
素間の進言によって、間の山の芸人らしく戦った庄助は、安五郎に一矢報いた。逃げていく安五郎を誠二郎が追う。
一連の様子を、昭暝が覗っていることを知った庄助と素間は、朝熊岳のご神木へと、昭暝をおびき出す。昭暝は主様に喰われる。
一件落着を祝って、庄助は古市の備前屋へ招かれる。拝田村の面々、金剛證寺の和尚と三八、誠二郎を招いた宴は、神凪さんの主催だ。神宮の祭主ですらも一目を置く神凪さんは、伊勢の影の実力者と言われる。誰もその正体を知らないと言われる神凪さんは、素間だった。宴たけなわの中、庄助は、想いを寄せる美月が男だったと知って、衝撃を受ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-29 12:50:33
19477文字
会話率:32%
誠二郎に縛り上げられた庄助だが、安五郎は、誠二郎と示し合わせたようではない。安五郎は、誠二郎に探りを入れるような口ぶりだ。
庄助は、二人の会話の中に、誠二郎の素性を知る。誠二郎は拝田の神隠しに加わっていた。その子供らが消えたと誠二郎は言い、
何としても子供らを取り戻したいと言う。
あんたとの相方仕事は終わった、そんな話は昭暝に聞けと、安五郎は言う。何度出向いても昭暝には会えない。だから、あんたに頼みに来たのだという誠二郎に、着いてこいと安五郎は言って、庄助の脇に積まれた座布団に火を放った。
もうだめだと諦めかけた庄助に、玉助が助けに来る。庄助は、玉助のまだら技によって、朝熊山に辿り着く。
不意な攻撃によって、玉助が倒れ、庄助は必死に安五郎の攻撃を避ける。だが、安五郎は手練れだ。間一髪のところを、何者かが襟首を掴んで引っ張り上げた。死んだはずの素間が生きていた事実に、庄助は涙を流す。
死んだと思った玉助から、昭暝は誠二郎を殺るつもりだと知る。素間の調べに拠れば、昭暝は伊賀者であり、伊賀の後継者不足に、神隠しを企んだのだ。誠二郎の相方のふりをして、神隠しの童をそのまま横取りするつもりだ。
こんどは、木隠れの術で身を隠した素間と庄助は、安五郎と、誠二郎のやりとりを盗み聞く。誠二郎は、国元の若君のため、拝田の童に代理水垢離をする予定で、童らを集めたのであった。もちろん、水垢離が済めば村に返すつもりだ。そして、昭暝は朝熊山に探し物があり、それは素間と関わり深いものだと知る。
童の居所は知っている、取引をしようと誠二郎に持ちかける安五郎に、誠二郎は断ると言い放つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-28 16:21:15
15709文字
会話率:38%
「きみは、この山小屋で一生を終えるんだ。あのバケモノは人目に触れるにはあまりに、醜いから」
ーー沙羅は、十年前に突然姿を消した〝兄さま〟との約束を守り続け、生まれてから15年間、他人と関わらず山奥で引きこもっていた。しかし兄さまと再会する
ため、16のとき約束を破り山を出て、東京でにっぽんいちの爆モテアイドルを目指すのだが、兄さまには衝撃の事実がーー。
これは15年間の山籠り生活で少々トチ狂った沙羅がお嬢さま言葉を操りつつ、人間に愛されたいというシンプルな欲望をエグめにギラつかせてくる、そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-16 12:11:43
38540文字
会話率:50%
超完璧人間の山岡翔による自重知らずの日常ストーリー
最終更新:2018-09-30 23:29:02
214文字
会話率:0%
パーティーメンバーの山田さんが役ただず以上にやばいんで、追放したいんです。でも、アホな仲間達のせいで全然追放できません。
でも、頑張って魔王倒すことにした。
最終更新:2018-09-16 12:04:37
3137文字
会話率:37%
サバゲ仲間で幼馴染の二人の兄妹を引き連れて、夏休み初日から7日間の山籠もりを決めた俺たち三人は山籠もり5日目の夜にとんでもないものと遭遇してしまう。
そして目が覚めて最初に見たのは真っ黒な翼を背中に生やした幼馴染の兄・幸人と犬
耳と尻尾を
生やした妹・彩女の姿だった。
何がどうしてこうなったのか全く解らないが、俺たちは口々にここが何処なのかは理解した。
「異世界だ!」ーーと。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-27 12:19:40
140128文字
会話率:30%
かつて肥沃な大地であったというアルテリア大陸。しかし、何故かここ20年ほどは天候不良が続き、人々の暮らしも年々厳しくなってきている。また、街道や街に魔物が跋扈するようになって久しい。その大陸の南端に位置するグルニア王国。第三王子であるカスト
ゥールは、北西の間の山に巣食う闇の魔王・デュラガの居城を調査するため、食いっぱぐれた傭兵や冒険者たちの面接を行い、パーティーメンバーを選定する。その結果、奇妙な仮面をかぶった魔術士、金のない学者くずれ、世間知らずの少年、同性から嫌われそうな女性など、ユニークな冒険者が王子の元に集う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-07-09 01:20:52
22905文字
会話率:49%
25年前の痛快で豪快な2ヶ月の体験実話。大阪に住むハタチのボクはフリーター仲間の山本とともに、片道の交通費だけで北海道に行く。そこで元ヤクザのヤンチャなおやじ「父上」と仲良くなり、占い競馬で万馬券を当てススキノで豪遊したり、知らない人の葬式
にもぐりこんだり、ヤクザの出所式にでたり、北海道の自然の中でハチャメチャな生活をはじめる。おもしろいかどうか、を生きていく基準にする「父上」のその日限りの過ごし方は、ナニがあってもなんとかなる、と今後の人生の過ごし方に大きな影響を与えた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-05-26 15:46:37
46149文字
会話率:31%