私はごくごく普通の高校一年生。
平凡な毎日を送るある日の出来事、私は登校中に誰かとぶつかった。
図々しくも振る舞う彼はなんと転校生だった。
隣の席になった彼は、出会ったその日に私の唇を奪ってしまう。
動揺したままに次の日を迎えると、今
度は幼馴染が転校してきた。
積極的な彼と、冷たくあたる幼馴染に挟まれながらも私は何とか授業をこなす。
エスカレートしていく展開に二人はついに決闘することとなる。
彼のアプローチが加速する一方で、私は幼馴染の本心を知った。
幼馴染はずっと約束を守ってくれていたのだった。
そして、どちらと付き合うのかを決め切れない私の前に、三人目が現れたのだった。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-29 15:17:02
17924文字
会話率:53%
孤児として路地裏暮らしをしていた少女、フィユ。
ある日、不運にも奴隷商に捕まり商品にされようかというところ。
突然現れた少女に買われたかと思えば、百年働いてもお目にかかれないような綺麗な指輪を無理矢理押しつけられる。
「一年経ったら戻るか
ら、それまで記憶喪失とでも言って誤魔化しなさい!」
風のように去って行った名も知らぬ少女を呆然と見送った直後。
騒がしい足音が近付いてきて、フィユを取り囲んだ。
かと思えば王室騎士団たちに豪奢な馬車へと詰め込まれ、辿り着いたのは王城グランツクリーゼ。
王家では王女の婚姻話が持ち込まれており、フィユは彼女がなぜ逃げ出したのか理解すると同時に、大変なことに巻き込まれていることも理解してしまう。
元孤児の期間限定王室生活は、果たしてどうなってしまうのか―――
* * *
複数の王子様たちとの出会いを描いた王城生活篇が完結したら、各キャラの個別ルートを連載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-13 00:00:00
135898文字
会話率:49%