※現代知識で無双する、と言うような展開は無いです。
意識高い系エリートサラリーマン馬場将平は、大きな仕事に失敗した夜、泥酔して大事故に遭ってしまう。
そして気が付いてみればそこは三国時代の中国。
将兵は、「泣いて馬謖を斬る」の言葉と汚名で
知られる馬謖になっていた。しかもまさに街亭の戦いの真っ最中。
折角また命を拾ったけど、このままじゃ街亭で大敗してまた孔明に斬られてしまう。なんとかしなければ!
将平は歴史を変えて後世の馬謖の汚名を返上できるのか? いや、生き延びられるのか?
全七回の短編です。もう書き上がってますので毎日更新してすぐに完結します。
※タイトルは某超人気作にあやかりました。問題あったらお知らせください、すぐに変更します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-19 08:00:00
32651文字
会話率:33%
約2000年前。中国は魏・呉・蜀の三国に分かれて争っていた。
最終更新:2019-12-27 01:15:43
18474文字
会話率:1%
およそ228年現在、中華は三つの国「魏」「呉」「蜀」に分かれ、天下の覇権を争っていた。
しかし、最大の強国「魏」を築き上げた「曹操」、そして三国建立以前の正当国家であった「漢」の正当性を引き継ぎ「蜀」を立ち上げた「劉備」、その二人の英傑
の姿は今は亡く、時代は脈々と移り変わりつつある。
突きつけられた厳しい状況。勝利を重ねながらも、蜀国の丞相「諸葛亮」の率いる蜀軍は、苦境を強いられていた。
対峙するのは、魏国の大将軍である「曹真」率いる二十万の主力軍。重なる敗戦で曹真の兵力や士気は落ち込んでいたが、魏より精鋭数万が援軍として到着。これで、明らかに総数は蜀軍の総勢十八万よりも多くなった。
さらに急報によると、魏国で、政争によって爵位を剥奪されていたはずの「司馬懿」が復帰。錬磨の勇将である「張コウ」と共に、十数万の軍勢で蜀軍の侵攻を阻む為、進軍の足を速めている。
そして最も蜀軍にとって大きな打撃だったのは、魏国から降伏してくるはずであった将軍「孟達」のクーデターが、司馬懿によって迅速に鎮圧されたことであった。
外から蜀軍が都市「長安」を脅かし、内から孟達が都市「洛陽」を脅かす。国の二京を同時に攻めれば、一挙に魏国を打ち滅ぼすことだって可能であっただろう。
しかし、それがついに叶うことはなかった。戦況は、苦しくなっていくばかりである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-16 23:00:00
23137文字
会話率:40%