この世界には、滅亡に至る予言がある。
『滅びの獣が世に出でし時、地の人は先祖の贖罪の為にその身を獣に屠られる』
数百年毎に解ける封印。獣の殺戮による人の血肉が、残酷な神に捧げる盃に満たされる。
僅かに生き残った人々が、何とか命を繋いで子孫を
殖やした頃、獣はまた目を覚ます――。
いつ始まったか、いつ終わるかわからない。
予言なんて嘘だと思わなければ生きていけない。
17歳の霖と、恋人の竜は、それぞれ、求めるささやかな明日の為に戦おうとしていたけれど。
残酷な運命は、ふたりを引き裂いて――。
※なろう的ではありません
※恋愛要素は強めですが恋愛描写は強くありません
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-07 00:38:37
180918文字
会話率:52%
「忘却の霧」が地上を覆いつくした終末的世界を、旅好き美少女ハナと陽気なオウムが気ままに旅行するディストピア的ヒューマンドラマ。旅先での一癖も二癖もある人との出会いが、ハナ達を導き、なぐさめ、成長させていきます。
【注】既にこの作品は最後ま
で書ききっておりますので、これから毎朝1話ずつアップしていく予定です。ハナ達と一緒にこの『忘却の霧』の中でのディストピア旅行を楽しんでいただければ幸いです。
この作品はpixiv、カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-24 07:02:02
108321文字
会話率:22%
<あらすじ>
世界終末時計が2分前、日本でも自然災害を含め災厄が続く。阪神淡路大震災後に生まれた天地大生(あまちだいき)は、神戸ポートピアのマンションで生まれ育ち、海山の自然と異国交流の文化から、国際的宇宙的視点を育んだ。
1972年『成長
の限界』の警告を無視してきた人類世界は…終末的世界情勢…。生きるとは何か。もの心ついた時から震災などからの自由を求め、日記を書くこと、『アンネの日記』のように誰も『死なない日記帳』を残すべきと考えてきた。
それは「世界のよい日記」を求める生き方になり、パナソニック創始者経営の神様の松下幸之助の著作『道をひらく』、京セラの創始者稲盛和夫の著作『生き方』と調和していく…。
稲盛が創設した日本版ノーベル賞「京都賞」の「利他の意義」を求め、その稲盛経営哲学研究センターを有する立命館大学茨木に進学。そして、そこで<小学生に「利他の心」を教えるサークル>で、茨木市民憲章など「地球市民・地球人」を代弁する元金融マンの茨木市民や、2025年万博SDGs推進の特命をうけ東京から銀行大阪本店で「人類への貢献」を目指す30歳の銀行マンと知り合った。彼らとは外だけでなく脳内に「よい日記」を残す必要で共鳴しあう。
「神はサイコロ遊びをしない」アインシュタインの確信のもと<神の美しい方程式>による「地球人パスポート」の《循環愛》による日記を大生は書き続ける…。そして、アインシュタインも予知確信していたはずの、世界終末時計がゼロ、12時になる時がきた…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-28 18:00:00
10905文字
会話率:7%