精霊力によって自然に満ちた世界には過去、人類と精霊は密接な関係で誰もが精霊力を宿し共存していた。
だが現在は精霊を見た者がいなく、精霊力を宿す人類すら減少傾向にあり、精霊と同じく自然を操る精霊術を扱う精霊術士は希少とされていた。
その
一人、ロロベリア=リーズベルトは八歳の頃、同じ孤児として教会で暮らしていた同い年の少年がいた。
お互いにシロ、クロと呼び合う二人はある約束を交わすも一年後、クロに引き取り手が現れたことで離ればなれになる。
六年後、一五歳となったロロベリアは世界三大国の一つ、ファンデル王国でも選りすぐりの若者が集まるマイレーヌ学院に入学。わずか三ヶ月で学院実力者一〇名の一人、序列一〇位との序列戦に挑み打ち倒した才女とまで成長していた。
そんなロロベリアの前に学院の役員としてやってきた、クロの面影や特徴だけでなく同じ名前をした少年。
突然の再会に驚きながらも喜ぶロロベリアに対し少年――アヤト=カルヴァシアは誰だと否定。
アヤトとの出会いからロロベリアのクロと交わした約束を果たす、世界を守る英雄の道が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 19:28:37
2091150文字
会話率:44%
この大陸は、魔族の脅威に晒されている。
精霊使いと呼ばれる人々は、精霊術を行使して魔物を使役する魔族達に対抗している。
―――此処はそんな世界。
最終更新:2024-04-24 03:35:29
118250文字
会話率:43%
龍スルンツェ。それは最強の生物であり、人族の守護者である。
吸血鬼ローアル。それは最強の魔女王であり、魔族の統率者である。
互いは互いを信じる種族のため、何年にも及ぶ戦いを繰り広げた。
人族は精霊の力を借りて精霊術を、魔族は世界樹の力を借り
て魔法を使って戦った。
やがてその戦いは世界へと広がっていき、おぞましい数の死者を出す世界戦争へと発展していった…。
しかしそれは今や大昔の出来事となっている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 23:37:40
215841文字
会話率:23%
精霊術――それは、「先天的に使える能力」である超能力と「後天的に学ぶ技術」である魔術の二つから成る、もう一つの科学。
精霊術を使える者は「術師 アーティスト」と呼ばれ、彼らは精霊術を知らぬ者たちの世界と分け隔てたところで「術師界 アーテ
ィスツ・ソサエティ」と呼ばれる社会を営んでいた。……
他の人ができて「あたり前」のことが、何一つできない高校生・青梅賢治。
得意なことや、これといった趣味もない彼は、ただ本を読んで、取り留めのないこと「考える」ことに耽って、自分の殻に閉じ篭もる日々を送っていた。
そんなとき彼の目の前に、魔術を使う大男に追われる少女・因幡現世に遭遇する。
現世は、全宇宙のエネルギーが集まる異空間「霊極 スピリット・シンギュラリティ」にアクセスすることができる超能力〔門 ポルタ〕を持っている術師であり、彼女は悪の術師たちにその力を狙われているのだ。
悪の術師に追いつめられる二人。だがその時、現世と感情を「共鳴」した賢治は、現世の超能力を共有して全宇宙のエネルギーとアクセスし、精霊術――魔術が使えるようになる。
賢治と現世は〔門〕の力を頼れる仲間の術師たちとともに守り抜いて、「霊極」の謎を解き明かしたものに与えられる術師の最高の位階、「魔導師 アデプト」の称号を目指すことになる。
だが二人が生きていくことになる術師の世界は、術を知らぬ世界同様、能力、貧富、人種、血筋、宗教などによる差別や偏見が渦巻く、分断と混迷を極める世界でもあった。……
世界の謎を解き明かす探究心を胸を弾ませるともに、人間としての「正しさ」とは何かを問う、現代ダークファンタジー。
現在、毎日朝8時更新(初回のみ23時)
※ 三行空けて「★」が記述されているときは、場面転換や視点人物が切り替わることを示しています。「★」が記述されない限り、視点人物は同一です。
※ 本作は以下の投稿サイト様にて、重複投稿をしております。
「ラノベストリート」様
https://ln-street.com/novels/d568ddba-57fe-44be-b117-392f5d54579f
「カクヨム」様
https://kakuyomu.jp/works/16816700427107470399折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 08:00:00
1228195文字
会話率:35%
『世界を旅し、
前世のお前の“姉妹”たち全てと繋がり、
世界を救うのだ』
突然謎の少女からそう告げられた少年は、世界を救うために10人の前世の“姉妹”たちと再会するために、現世の妹と共にパラレルワールドを旅する【次元航行者(ディメン
ショントラベラー)】となった。
精霊術の発展した世界、機械文明の発達した世界、獣耳の生えた妖獣たちのいる世界など、様々な世界を巡り、少年は前世での“姉妹”たちと再会していき、姉妹たちの理想郷、“シスターズアルカディア”を作り上げていく。
兄妹愛に、姉弟愛、そして姉妹愛、血は繋がっていなくても皆大切な家族!
家族を守るためなら、世界だって何だって救ってやる!
姉妹ハーレム異世界転移物語、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 12:02:05
851902文字
会話率:47%
夫となる人には愛する女性がいた。それを承知で契約結婚したアメリアだったが、嫁いだ先で酷い扱いを受けることに。それでも人並みの生活に満足していると、夫の愛する女性は病を患い余命半年であることを知り──。※他投稿サイトでも掲載しています。
最終更新:2024-04-16 12:00:00
80880文字
会話率:27%
簡単なあらすじ:十歳の時に家族が事故で死に、伯父一家の下で使用人のように働かされていた精霊術師の一族の令嬢エウフェミアは莫大な金銭と引き換えに伯爵家に嫁いだ。しかし、妻を娶ってから度重なる不運に見舞われた夫である伯爵に今度は離縁を言い渡され
、見知らぬ場所に捨てられる。そこで偶然出会った商人の下で働くことになったが——という導入で始まるの話です。
水の精霊術師としての能力を失ったと言われていた主人公が、実は全属性の精霊術を扱える素質を持っており、離縁後にその才能を開花させ、労働階級から立身出世していき、自分の過去にも決着をつける話。
プロローグと第一章は離縁〜世間知らずな主人公が社会常識を身につけるまで。本格的に精霊術がどうのこうの出てくるのは第二章からです。
色んな男性キャラが出てくる予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 21:54:07
211396文字
会話率:44%
魔法が使えて当たり前の世界で魔法の使えない少女が精霊と契約することで無双していくお話。
※不定期投稿です
最終更新:2024-04-06 20:07:31
12816文字
会話率:44%
原因不明の高熱で倒れた小さな村の少女ノーマは、前世の知識と精霊術師としての資質が与えられる。その日から、彼女の受難の日々が始まる。
時には事件に巻き込まれ、時には良かれと思ってやったことが騒動を巻き起こす。果たして、彼女に平穏な日々は訪
れるのか・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 02:26:13
47485文字
会話率:58%
オケウェー・ガランクレッドは北大陸【ギャラールホルーツ】に位置する【聖エレオノール精霊術学院】への入学を果たした天賦の才を持つ若き少年。
天才級の魔術師にして凄腕の精霊術の使い手の彼には他の生徒とは異なる特殊な才能が秘められており、皆に隠
している闇なる秘密もある。
それは、彼は実は忌避とされる死霊魔術の力を自由自在のように使いこなせる規格外な鬼才でもあるということ。
元々は南大陸【フェクモ】が出身地の縮れ毛で濃い褐色肌を持つ彼は、不治の病を患っている自分のおじちゃんを直すために持ち前の【死霊魔術】を【精霊術】と融合した【新魔術】の開発が必要だ。
それを理由に、【精霊術】を習得するために仕方なく【精霊術】が学べる北大陸の精霊術学院に通う必要があった。
だが、彼が入学して直ぐの初期は決して順風満帆のものばかりじゃなかったのである。何故なら、元々南大陸のフェクモには【死霊魔術】を除いて全ての【一般的魔術】が天頂神アーズリア=イロインの定めにより一切使えることが出来ない大地だ。でも、北大陸の住民は普通に一般的魔術が使える大地に住んでいるため、オケウェーのことを【呪われた大地】からの余所者と見なし偏見と差別の目を向けているばかりだった。
そんな中、オケウェーは学院で出会った金髪碧眼のオードリーという自尊心が強い貴族家の美少女と出会う。勝気で気が強いツンデレ気質な彼女もまた精霊術使いとしての能力が抜きん出ており、氷性の精霊である「子熊ベネフォーロッス」と契約している天才肌の精霊術使いだ。
果たして、オケウェーはオードリーや他の学院生徒全員に自分の【死霊魔術使い】としての本当の正体を隠したまま、仲間を増やしつつ3年間の学院生活を経て無事に卒業することが出来るのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 06:08:31
773175文字
会話率:49%
かつて世界の脅威を討ち倒し世界を救った勇者は、世界を脅かす存在として追われる身になっていた。
勇者一行を送り出し、彼らの帰還をどこよりも喜んで迎えた聖都は、何故今になって勇者という存在を害あるものと認めたのか。
すべての真相を明らかに
するため、勇者一行の1人だった精霊術師レイランと精霊ミラーファは先の見えない旅に出る――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-02 08:00:00
12209文字
会話率:39%
恋い焦がれていた少女リアラ・クンリーが王子に婚約破棄された。地属性の精霊術師ケイズ・マッグ・ロールは、リアラを連れ出し、辺境の都市で冒険者となって新たな生活をスタートさせる。が、盗賊に魔獣、果ては他国の密偵、勢力争いに邪魔されて、思い描いて
いた甘い生活が出来ない。
変態と罵られようとも揺らぐことはない。自分の思ったとおりに、何年も我慢した分、幸せを掴んで見せる。自分の理想へと一途に邁進するケイズの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 12:10:00
553171文字
会話率:30%
「精霊との結婚(契約)を幼馴染たちに邪魔されて、世界が救えない」
優秀な精霊術師の青年フランは、自国ノーナに訪れる滅亡の危機を察知し、古の儀式である精霊との契約──精霊婚を行おうと決意した。
だが、フランにはそれを許さない二人の幼馴染が
いた。令嬢マドレーヌと、その婚約者であるランドリーだ。
フランのことが好きすぎるあまり、婚約者同士にもかかわらず普段から喧嘩の絶えない犬猿の仲の二人。
彼らがフランの精霊婚を認めない理由。
──それは、精霊婚が現在の結婚の起源であることだった。
*完結まで毎日更新します
*カクヨムさまにも掲載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 23:18:25
100207文字
会話率:39%
深紅星輝─精霊魔術で行く精霊道─作中世界についてのまとめです。本編であまり触れていない話や、本編中では語られていない歴史秘話などを書いていくつもりです。
内容としては、取り敢えず予定しているのは歴史編、地誌編、精霊編、戦史編の四つ。本編
の状態によっては増減がありえるので、是非本編の方も応援よろしくお願いします!
※更新は気ままにするので、さっさとしろよバーカ、と思った場合はコメントで急かしてください、多分翌日か翌々日には更新されてると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-13 13:22:47
4656文字
会話率:0%
─私は、結局誰かを不幸にするために生まれてきたのかな?
─誰かを幸せにできないなら、私の存在価値なんてものは、ない。
世界を支配する企業国家複合体"IGB"から追われる少女と、人の世から逃げた少女。二人は、邂逅し、仲
を深めていく。だが、着実とIGBの魔手は伸びていて……。
精霊術が当然のものとなった地球の大地。その果てで待ち受けるのは、幸せか、それとも地獄か。
これは、二人の物語。互いを狂ったように求める、二人の物語。あるいは、呪われた二人の物語を折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 19:07:23
20782文字
会話率:40%
6年という長い期間を経て、ようやくフェルドルナ精霊術学院に入学を果たした青年、ディアとウィネクト。
最終更新:2024-03-07 20:26:44
11419文字
会話率:30%
五大ダンジョン。
世界にダンジョンは無数にあるが、その中で特別なダンジョンが5つある。
5つ全てを踏破した者はどんな願いでも叶う、と言われているのだ。
ラーズもそれを目指す一人だ。
冒険者に成れる15歳になると幼馴染のクリストフ
と一緒に『始まりの街』へ向かった。
ラーズは仲間を集め、パーティー『無窮の翼』を立ち上げた。
彼らは1つ目のダンジョンを3年、2つ目を1年半という、記録を大幅に塗り替えるスピードでクリアした。
そして、ラーズ以外のメンバーは皆、強力なユニークジョブを授かった。【勇者】、【剣聖】、【聖女】、【賢者】。
一方のラーズは不遇職と言われる【精霊術士】。
数十年に一人というレアなジョブだが、その評価は極めて低かった。
普通の人には精霊が見えないからだ。
それゆえ、精霊を使役して支援するラーズの働きも、パーティー内で評価されなかった。
『無窮の翼』のリーダーはラーズから【勇者】クリストフに変わり、いつの間にか『勇者パーティー』と呼ばれるようになった。
クリストフはラーズを役立たずと罵倒しこき下ろす。ラーズを侮る空気はパーティー内に広まっていき――。
3つ目のダンジョンを攻略中、ラーズは唐突にクリストフから追放を告げられる。
クリストフは長年ラーズにコンプレックスを抱いており、その復讐としてラーズの追放を果たしたのだ。
失意の中転がり込んだ宿、夢の中でラーズは精霊王に出会い、新たな力を授かり、もう一度最初から五大ダンジョン攻略するよう命じられ、決意とともに『始まりの街』に向かう。
数少ない友人だった回復職の女性シンシア。
四大精霊王の子ども達。
自分を信じて付いて来てくれる仲間たちとともに、ラーズの快進撃は止まらない。五大ダンジョンを踏破するその日まで。
一方の『勇者パーティー』は、ラーズがいなくなってから、どんどんと落ちぶれて行った。
格上の先輩パーティーからメンバーを引きぬこうとすれば散々にコケにされ。
冒険者ギルドの対応は冷たくなり。
ようやく新メンバーが入ったと思ったら、初戦闘でボコボコに。
潰走する姿を見られ、嘲笑されるように。
クリストフらには破滅への道しか残されていなかった。
※勇者パートは猟奇的な描写を含みます。苦手な方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 21:09:10
556813文字
会話率:32%
精霊の力を借りて奇跡を起こす、それが精霊術。
雪に閉ざされた村に住むステラは、精霊術士に憧れつつも、自分にはその素質がないと諦めていた。
――だが、旅の精霊術士から一縷の希望がもたらされる。
「君は精霊に怖がられているせいで術が使えない。怖
がられている理由が分かれば使えるようになるかも」
素質がある者を見つけて術士として育てるために各地を回っているというその男によれば、精霊術士の都市『レグランド』へ行けば理由がわかるかもしれないという。
貧しい村とは違って、精霊の恩恵で豊かなレグランドなら仕事にありつけて家族に仕送りも出来ると聞いたステラはレグランドに向かうことを決意する。
そこで出会ったのは、精霊に愛された美少女――ただし、小声で暴言を吐く――だった。
(R15、残酷描写は念のためです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 17:47:08
466110文字
会話率:48%
脳筋魔導士。魔法による攻撃より武器や武術での攻撃の方が得意な魔導士をそのように呼ぶ。
魔導学校に通うユリィは学園始まって以来最も優秀な武術の成績を修めた。しかし魔法は初級しか習得できずブッチギリの最下位。入学当初は羨望の眼差しで見られていた
が肝心の魔法がサッパリだと判明するや否や落ちこぼれ扱い。
回復やサポート魔法を育成する術士養成学校で属性補助の成績において短期間で高位術を習得したアヤン。大きく期待されたがそれ以外の回復や補助魔法は初級しか習得できなかった。
卒業後魔導士としての進路が絶望的なユリィは魔闘家の存在を知り、卒業後弟子入りする事を決意する。一方術士としての仕事にあぶれたアヤンは冒険者になろうとするが肝心な回復や補助魔法が役に立たないため相手にしてもらえない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-16 20:41:04
92464文字
会話率:53%
楢橋鈴(リン)はお茶販売のネットショップを持ち、ちょうど冬の買い付けの旅から戻ったばかりだった。
くたくたに疲れて家の前に着いたとたんに、目の前の景色は雪の積もる森に変わってしまった。
仕入れたお茶を持ったまま、突然知らない世界に転移してし
まったリンは、精霊術師だというハンサムに保護される。
――聖域に結界、それに精霊?
そんな世界でも果たしてお茶屋さんはできるのか。お茶を手に入れることができるのか。
なぜか賢者見習いと言われながら、おいしいお茶を楽しみつつ、新しい生活にがんばる十二か月。
※ R15は念のため(たぶん必要ありません)
※ お茶屋さんは嗅覚、味覚を鍛えます。
この中にはお茶、ハーブ、料理などについて様々なレシピがでてきますが、捏造のものもございます。身体に悪いものがあるかもしれませんのでご注意くださいませ。もし実際にご使用されるのでしたら、あらかじめご自身でご確認いただけますようお願い致します。
※ 書籍化が決定しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 11:32:58
989057文字
会話率:48%
私こと、小鳥遊有希が飛び込んだのは精霊術師たちの世界だった
いや、そこまで大げさでもないか・・・
最終更新:2023-10-16 15:32:14
6677文字
会話率:68%