――〝孤高の眠り姫〟
それが彼女に付けられたあだ名だった。
流れるようなポニーテールに、汚れを知らぬ真っ白キメ細やかな肌。
いや、美辞麗句さえも必要ないかもな。
目にした誰もが絶世の美女と認めることだろう。
しかし
、そんな彼女には常人とは違う一つの大きな特徴があった。
彼女は〝全ての人を拒絶する〟のである。
見た目が良ければそれだけで彼女の周りには男女共々集まってくるはず。
……まるで角砂糖に群がるアリのごとく。
しかし、それすらも決して受け付けることはなかった。
眠り姫は今日もまた、己の世界の中でくぅくぅと寝息を立てていらっしゃる。
だが、そこに馬鹿電波ツインテールと変態秀才腐れ縁野郎も加わって……!?
「……見るな、寝にくい」
「美佳は先輩のことが大好きなんですーッ!」
「でも僕は可愛いモノが大好きなんだ。それはもう、蜂蜜塗って食べちゃいたいくらい」
あ、いや、なんだどうした畜生め。
平和な日常はどこに飛んでいっちまったのか。
どいつもこいつもキャラが濃すぎる。
……さすがの俺でもお手上げかもしれん。
天の神様よ、いるなら今すぐ降りてこい。
ワンツーパンチを二、三発噛ましてやるからさ。
「畜生め、お前ら少し黙ってろぉおッ!!?」
喜劇、純情、時々涙。
今から紡ぐは、そんな温かな恋物語。
――――――――――
こちらの作品は『第12回ネット小説大賞』に
エントリーさせていただいております。
よろしければブクマや感想や星評価などで
やんわりと応援していただけますと幸いでございます!
読者の皆様にじっくりとお楽しみいただけますよう
始めのうちは毎日3話ずつ公開いたしますっ。
それでは何卒っ!
よろしくお願い申し上げます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 07:10:00
65941文字
会話率:15%
ホワイト男爵家の長女ジャスミンは二つ年下の美しい双子の妹達が生まれてから両親の愛情全てを奪われた。
幼いジャスミンはそれでも両親の愛情が欲しくてわがままを言った時、聞き分けの悪い子と言われ別邸に追い出された。
悲しくて寂しくて死にたい
と思った時、突如頭の中にユイカという異世界の女の人が住み始めた。
根暗で自己肯定感の無いジャスミンと、積極的で自由な性格のユイカは時々人格を入れ替えながら協力し合い大人に成長して行った。
そんなある日砂浜に倒れている美しい男性を助けた。
この男性は帝国のラファエル王子様だった。しかしジャスミンとユイカはその手柄を双子の妹達に奪われ、妹達のどちらかがラファエル王子の妻になる事が決まった。
そんな中、ホワイト男爵は双子の姉であるジャスミンの存在を皇帝達に隠していた。ジャスミンは根暗で家に引きこもっており、行儀作法も知らない恥ずかしい娘だと思っているからだ。
しかし結局その存在を隠し通すことができず皇帝に招待された晩餐会にジャスミンを連れて行った。皇帝に挨拶するジャスミンの優雅な所作や物言いにその場の全員が驚いた。その後、ジャスミンに代わって表に出ていたユイカの能力の高さを皇帝が見抜き、ラファエル王子の右腕に抜擢した。
その後、ラファエル王子の元で仕事を始めたジャスミンとユイカだが、冷たいラファエル王子とその従兄弟チェスター侯爵の無関心に何度も悔しい思いをする。
だが諦める事なく必死に働き功績を上げ、二人に認められるようになった。
ジャスミンとユイカは交互に表に出て仕事をこなすうちにジャスミンはラファエルの従兄弟チェスター侯爵に恋をした。一方でユイカはラファエル王子が気になる。
一人の体に二人の人格がそれぞれ違う人を愛し、家族や妹達、根暗なジャスミンに対する偏見と戦いながら愛に生きてゆく女の子二人の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 07:00:00
19369文字
会話率:27%
私は、自分自身にさえ嘘を吐いた。その言葉は私を偽りの姿に化かす。その言葉は私を呪う。
だとしても、私を覆う嘘の鎧だけは脱ぐわけにはいかなかった。だって、その言葉だけが唯一私を守るものだから。
キーワード:
最終更新:2024-05-10 07:00:00
18403文字
会話率:35%
※この作品は小説ではありません。
砂石 一獄が小説における基礎知識を理解するためにまとめたものを投稿する作品となっております。多方面から小説について紐解き、自分自身の力にすることを目的としている、つまり自己満足に近いものですが何卒お付き合い
いただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-04 13:46:55
22964文字
会話率:4%
優れたルックス、文武両道、という男性として優れたツノを俺は持っていた。
それ故、俺は他人を守る側の人間で居ることが出来、自分自身で何でも解決できる能力を持っていた。他人の力なんて無くたって、他者に勝てるほどの大きなツノを持つカブトムシだった
んだ。
だが、そんなある日俺はツノを失った。
俺は、私になったんだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 07:00:00
115491文字
会話率:40%
ワールズダスト第三作目。
彼は砂の大地に降り立ち異世界ワールズダストを歪めるナニカを探す旅に出る。数あまたある原因の一つへと女神アミールによって送られた地で彼は何を見るのか……。
地球と世界の危機を救ったユウヒは、政府やら政府やら政
府に便利に使われる毎日にストレスをためていた。そんな折、アミールからワールズダスト世界周辺の安定化に成功したと言う報告が入り、ユウヒの世界との間も安定化が進んでいると言う事で、また異世界ワールズダストに冒険へと向かう。
育兎と兎夏に後を任せ、諸々の人たちに手紙を残した彼は異世界ワールズダストへと旅立つ。次なる彼の目標は三つ、ワールズダスト最大の大陸中央に広がる砂の海は特殊な地形と地磁気の異常で外界と隔絶され、砂の海には大小さまざまな国が点在し、現地の人々はそこを【巨人の砂場】と呼ぶ。大きな反応の中に二つ小さな反応が見られると話すアミール、しかし巨人の砂場は神の目に対する妨害がされているらしく、彼女も詳しい場所などは分からないと言う。今回も足で探すことになったユウヒに、アミールは足を用意したと自信満々で彼をガレージに案内する。
女神アミールの次なる願いにより砂の地に降り立つユウヒは、そこでこれまでにない出会い、別れ、暴走を経てワールズダストの記憶に触れる。女神アミールの求める危険物の回収を成し遂げた時、彼は新たな境地に至る。これは神の領域に足を踏み入りかねないユウヒと可笑しな世界の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 05:03:33
432388文字
会話率:57%
エリザベス・ルービンシュタイン公爵夫人は、妹の王太子妃に毒殺未遂という大罪を犯して修道院送りとなった。
罪を犯したヒロインのエリザベスは、今までの自分の愚かな行為に気づき懺悔する。
エリザベスが願ったのは、時を遡って夫と娘の元に還って、もう
一度だけ幸福な家庭を築きたい!
修道院送りになった当日、牢獄の中で亡き祖父からもらった魔法の砂時計を使って、事件から2ヶ月前に時を戻した。
彼女は自分の未来を変えることができるのか──。
★異世界ラブコメファンタジーの幕が開きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 00:32:26
380621文字
会話率:35%
砂漠のオアシスに建つきらびやかなお城の中で、姉を甚振る皇女がいた。
彼女は、姉の婚約者を盗った、横取り横恋慕横入り横槍横幅の通称『横四皇女ホノリア』
生前読んでいた漫画の、推しである『勇者』に序盤に利用されてポイ棄てられる悪役皇女だ。
ホ
ノリア、ザマァみさらせと漫画読んでた時は思ったが、冗談抜きで困る!
気付いた私は打破しようと藻掻くが、時すでに遅し。
見事に断罪されてしまった……が、何故か姉を罵る以前の幼児期に巻き戻る。
これぞ神の采配! もう勇者とか要らない。
他の強力な協力者を見つけねば、と。
モサくてもいい。でも出来れば、推しになりそうな磨けばキラリと光る逸材が良い。
そういえば、他に不憫なキャラクターが居た筈……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 23:46:48
29347文字
会話率:36%
ラヴィレンス高等学園の奨学生メグミは、生活費と将来のために、イジメられながらも学園へ通っていた。
そんなある日、なぜか学園一の美少女であるサーシャ・バークレーが彼をかばい、イジメの主犯格である皇太子の怒りを買ってしまう。
皇太子が彼女を
攻撃し、もうダメだと思ったとき……教室全体がまばゆい光に包まれ……気がつくとクラスメイト共々、ダンジョンマスターである魔王に転生していた。
ダンジョンポイントの初期値が、転生前の貯金額と連動していたせいで、最初のうちこそ苦労するメグミだが、地道に力を蓄え成り上がっていく。
負ければ殺される魔王として生き、サーシャ嬢と関わる中で、メグミの価値観にも少しずつ変化があらわれ……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 23:36:49
814133文字
会話率:28%
目が覚めるとそこは砂漠だった。
最終更新:2024-05-09 23:34:00
128949文字
会話率:20%
誰かが言った。
世界が終わったのだと。
そう、納得せざるを得ない状況に陥っていた。
未知なる者の襲撃。
巨大で、邪悪で、とてもとても美しいそれは世界を瞬く間に燃やし尽くしていった。
地球外生命体か
未確認生物か
極秘製造された生物
兵器か
神なんてのたまう奴もいた。
様々な憶測が流れていたが、形容し難いそれは端的に言ってバケモノだった。
世界をバケモノから守るべく人類は戦いを余儀なくされた。
それでも敵の正体が分からぬまま人類は成す術なく蹂躙され悪化の一途を辿る。
日本国、自衛隊員 砂原和良《さはらかずよし》もまた世界を守る為に戦いに身を投じていく。
そして死に逝く運命にあった。
しかしなんやかんやあってどういうわけか異世界に転送させられた。
なにがどうしてこうなった。
※重複投稿
この作品はエブリスタにて投稿した自作品『ファンタジー戦線』の転載になります。
加筆変更を少し行いながら投稿していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 23:24:18
385345文字
会話率:27%
貧民街の孤児の家で、私生児の悪魔憑きだと呼ばれ虐待を受けて育った少女『カラス』は、偶然にも居合わせたホロウバルト公爵家の当主アンゼルムによって救い出された。
魔導師としての素質があった彼女は、ヘルメストリス魔導学院へ通う事を勧められ、
師となったアルメルに魔法の基礎だけを学んでから自身が貧民街出身の私生児である事を隠して通う事になる。
そこで出会った人々と心を通わせながら、彼女は大魔導師としての道を歩んでいく────。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 23:17:45
68320文字
会話率:55%
「────契約しよう、エリザベト。俺がお前を救ってやろう」
降りしきる雨の中、追われる身であったエリザベトは、逃げ延びた先にある邸宅の扉を叩いて助けを求める。助けてくれた邸宅の女主人レオンティーナが魔女であると分かり恐ろしくも見えたが、
自分に何が起こったのかを話すとそれを愉快に思い、さらには助けてくれると言う。
藁にも縋る思いで契約したエリザベトはレオンティーナから与えられた『エルザ・ローズ』に名を改めて、彼女の旅に同行する事に。
ひょんな事から出会った二人は旅の中で、心を通じ合わせていく────。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 23:13:46
35329文字
会話率:59%
アドワーズ皇国の皇女フロレントは十八歳にしてクーデターに遭い、深手を負って逃げるも追い詰められてしまう。もはやここまでかと諦めそうになったとき偶然にも逃げ延びた先にあった不思議な紋様を見つけ、彼女の血が魔族の封印を解き放った。
エスタ・
グラムを名乗る魔族によって命を救われたフロレントは再び皇国の栄光を取り戻そうと彼女の力を借りる事になり、望んだものを手に入れるために望まないものを手に入れる決意をする。
────これは宿命を背負った少女と魔族たちの復讐と絆の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 23:48:47
229000文字
会話率:55%
ナジュマは砂漠の国の後宮に生まれた王女である。ナジュマは後宮の女達を掌握し、一心に愛され、健やかに育った。愛に愛を返す彼女は後宮の女達の為、王女でありながら国を瓦解させる。
「国はいらないけど、結婚してみたいな!」
快活な様を笑った皇帝はナ
ジュマを義理の皇女とし、結婚に縁遠い甥・ヒネビニルの元に嫁に出す。
水を飲んでも育つような巌のような男にナジュマは喜び、必ず結婚すると一念発起。その異能をもってグランドリー王国を掻き回し始める。
ナジュマの脳裏に浮かぶ乙女ゲームの人物名鑑。ヒロインだった筈の侍女ルゥルゥ、悪役令嬢の姉の罪に連座する形で死ぬ筈だったテルディラ、軟禁される筈だったヨナビネル、そして──存在する筈のなかった王太子妃。
ナジュマが狂わせた乙女ゲームのシナリオは、グランドリー王国の未来も巻き込んでどんどんと様変わりしていく。
これは国も権利も何も必要とせず、愛だけを必要とし全てを打ち壊すナジュマの、ただの婚姻譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 22:39:49
90155文字
会話率:50%
太古の昔神によってつくられた6つの国と、そのまわりに広がる砂漠が舞台の物語。
六神国の中心に位置するハーン国に生まれた王女エレイナは生まれると同時に母を亡くし、父からの無関心により父の妹マリシラに育てられる。
時がたちマリシラが幼馴染の婚約
者と結婚することになった。
だがその結婚式によばれた隣国の王子ダイロニアスがマリシラを見初めたことからこの世界の均衡が崩れ始める。
罠に嵌められ愛する夫を殺された彼女をダイロニアスの追手から逃がしたエレイナだったが、王子の従者である黒魔導士によりマリシラは殺されてしまう。
それから4年後、マリシラに似て美しく育ったエレイナを手に入れようとダイロニアスの軍はハーン国に攻め入る。
絶体絶命の中エレイナは自身の命と引き換えに禁忌の術で彼らを亡ぼすが、彼女が再び目を覚ますと時間を遡り過去の世界に戻っていた。
エレイナは過去の記憶と新たな計略を以て未来を変えて見せると決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 22:34:59
77917文字
会話率:37%
男の娘探偵ミエルと武闘派女子高生晶子の迷コンビ、今回はどんな事件に巻き込まれるのか。作者渾身の長編です。
江戸の昔から「忌み地」と囁かれてきた某所に大規模再開発の計画が持ち上がった。金の匂いに目ざとい新宿のママはミエルと晶子に現地調査を命
じるが、しかし目当ての物件は既に怪しい連中に占有されていた。彼らの正体はダイモンエステートなる不動産会社の一派だった。
歌舞伎町のデーモンこと大門啓介、自らも彼の地の出である彼は再開発に乗じて自社ビルの建設を目論んでいた。しかしその手法は狙ったターゲットを闇カジノに誘いこんで負債を負わせるという、その名の通りの悪魔の所業だった。
男の娘探偵ミエルのもう一つの顔はコスプレパブのコンパニオン。ある夜ミエルは店で緊縛師を名乗る青年高英夫と彼のパートナー亜梨砂が演じるSMまがいの緊縛ショーを目にする。息もぴったりの見事な演技だったがショーの合間に亜梨砂は自らの命を絶ってしまう。調査にやって来た東新宿署の相庵警部によると彼女の両親もまた自死しているらしい。そしてその背後には地上げ屋ダイモングループがいた。厳しい追い込みの犠牲になったパートナーとその家族、高英夫は仇を討たんと大門啓介に一矢報いる決意をするのだった。
一方、新宿のママは彼の地の再開発を仕切る伊集院グループの会長伊集院祥一から大門啓介の醜聞を暴いて欲しいとの依頼を請ける。さあ潜入調査ならばミエルの出番だ。しかし今回の潜入先は闇カジノ、それはあまりにも危険すぎる。次に一手に思いあぐねたママの下に旧知の間柄である緊縛師高英夫が「ミエルを貸して欲しい」と申し出る。渡りに船とはこのことだ、過去の不義理を盾にしてママは彼とともにミエルをダイモングループの闇カジノに潜入させることに成功した。
しかしこのミッションでミエルが扮するのはバニーガール、なんと緊縛ショーでの責められ役だった。
果たしてミエルは敵の裏の顔を暴くことができるのか。裏社会の陰謀渦巻くちょっとエッチな潜入アクション、今回もミエルと晶子の冒険をお楽しみください。
※本作はフィクションです。登場する地名、固有名詞はあくまでも創作ですことあらかじめご了解ください。
※前作もよろしくです。
メイド・イン・ドラッグ ~ 男の娘探偵ミエルの潜入大作戦!
https://ncode.syosetu.com/n3965ig/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 22:10:00
45238文字
会話率:60%
シルバーフェニックス族は美しい銀髪とグリーンの瞳を持ち、緑溢れる大地と豊かな実りを人間に提供していた。彼らのことは、物語に出てくる架空の種族として人間の間で語り継がれるに過ぎなかった。ある事件が起こるまでは……。事の発端は、とある山奥で見付
かった大量の鏡。その鏡は、人間に姿を変えて生活していた彼らの正体を暴くことができるものだった。彼らの本来の姿を見た人間は美しい容姿をコレクションし始めるが、幽閉された彼らが餓死し始め、そして、彼らがいなくなった土地が砂漠化していく。非人道的な行いと環境の変化を止めるため、彼らの保護団体PFSが発足された。ある日、救出メンバーのキラがとある幽閉先に潜り込むと、シルバーフェニックスの女の子の隣に正体不明の男が閉じ込められていて「お前、何者だ?」と聞いて聞くる。「あんたこそ何者よ」そのあと同じ状況で再び対面する二人。男の正体は。二人の関係はこれからどうなるのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 22:00:00
206246文字
会話率:73%
大陸中央部の砂漠によって、西方と東方に行き来が極端に制限されている世界。
魔術の発展した西方で、「大陸の裏の覇者」と呼ばれる魔術機関で研究員として働くアナベル(※問題児)。彼女は研究室を爆破させてしまったことが原因で、砂漠を超えた東方にある
エーレハイデという国への調査が命じられる。
魔術機関の目を届かず、魔術的には未開である東方。その中でも「魔術が使えない」という更に特殊な事情を抱えているエーレハイデは、自国内でも魔術が使える高い能力を持つ魔術師の派遣を魔術機関へ要望していた。
養母より「エーレハイデで亡くなったかつての親友の遺したモノを探してほしい」というたっての頼みもあり、アナベルは単身エーレハイデに渡る。しかし、そこで出会った王子には「この国に魔術師はいらない」と追い返されそうになったり、最初遺品探しに協力的だった将軍も途中で意見を翻される始末。アナベルは中々目的が果たせないことに憤慨する。
「絶対、母様の頼み事を果たしてみせますからね!」
奮闘するアナベルは、エーレハイデという特殊な国の秘密と、養母の親友の死にまつわる真実を知ることになる。
──これは西方の魔術師である彼女が、東方の遠い異国で『運命』に出会う物語。
※主人公のキャラクター性で誤魔化していますが設定自体はシリアス。恋愛っぽくなるのは時間かかりますが、恋愛要素っぽいのがメインです。
「シルフィードの遺宝」は全章執筆済。全48話予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 21:44:30
671382文字
会話率:43%
青い雪が降ったその日、世界は一変した。
突如出現した砂の巨大人形により、現代文明は一晩にして砂の下に埋もれてしまった。大人たちは忽然と消え失せ、残された子どもたちは逃げ惑うばかり。
そんな中、彼らの前に現れたのは、動く巨大要塞船『フォー
マルハウト』だった…。
主人公は14歳の気弱な女子中学生【ヤコ】
これは、ガードと呼ばれる能力に覚醒した彼女の、長くて短い半年間の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 21:20:32
20106文字
会話率:52%
-- オタクとヤンキーと天然の義兄弟、BLコメディ --
BLベースの日常物コメディ。
海外ドラマのシットコム風味を目指して、恋愛感情が入り乱れたグダグダなストーリーが展開しています。
価値観が、昭和と平成とイマドキが入り混じった現代物。
えげつない会話で笑いを狙っていますが、BLなのにロマンチックな展開は皆無。
本領発揮は「ホクトとミナミ」から。
前二章は、顔見せ感が強いです。
◎この物語は
・登場する人物・団体・地名・名称は全てフィクションです。
・複数のサイトに重複投稿されています。
・建物の外観、屋内などの3Dイメージは、Sweet Home 3Dを使用しています。
◎登場人物◎
東雲柊一(シノさん):赤ビルの専制君主。
多聞蓮太郎(レン):シノさんの幼馴染。赤ビルの良心。
中師敬一(ケイちゃん):シノさんの母の再婚相手の息子。
海老坂千里(エビセン):敬一の元・ライバル。
天宮北斗(アマホク):敬一の幼馴染。
小熊造(コグマ):メゾン・マエストロの住人。
白砂聖一:オタク。マエストロ神楽坂のパティシエ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 21:05:20
88275文字
会話率:41%
散歩中に異世界の砂漠へと投げ出された五山総持《いつやまそうじ》。彼に残されていたのは、食料でもスマホでもなく、食いしん坊犬のダイキチだけ。これからどうしたらいいのかと頭を抱える状況で、その窮地を救ってくれたのは傭兵部隊を名乗る男達だった。
傭兵部隊のお頭に【落とし物】として拾われた総持は、異世界で生きる術を叩きこまれながら、明るく賑やかな彼等に打ち解けていくが──……。
少年はたった一匹の相棒と共に復讐の道を突き進む。大恩ある人達の誇りを取り戻すために。
*ノベルピアにも掲載中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 21:02:26
38746文字
会話率:67%
タイトルは仮です。
迷宮王国の僻地にある、崩壊した開拓村で見つかった少女エル。
強く願った者にだけ発現する固有魔法を有していたエルは、周囲と比べると喋り方に少々癖がある。
エルはその力をどのように使うのか。
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーー
本作品に登場する食物などは現実と同じ名称で登場します。
読み易さを意識しているためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 21:00:00
783087文字
会話率:43%
アラサーおじさんが寂しさに負けて婚活を始めちゃった!
せっかくなので、その時の気持ちや活動内容を文章にしたためて投稿しようと思います。
ドキュメンタリー的な物ですね。
道中に色々書けると読んでいて楽しいかもしれないので、友人に話した反応
なども載せるかもしれません。
ゴールはご成婚。
完結したら祝ってください。
何か活動したら投稿するという形を取るため不定期更新です。
組織名や登場人物については架空のものを使用します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 20:00:00
11571文字
会話率:0%
おじさんの吐き出し口
※ハジケ度が上がったらパッションに身を任せて更新(不定期更新)
X(旧Twitter)で吐き出すには文字数が多いのでこちらに。
吐き出さずに溜め込むよりは、出す場所がほしいということで。
ジャンル問わず、良いことも
悪いことも、思いのまま投稿していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 22:34:09
1792文字
会話率:2%
儚き聖女!? 悪役令嬢!? 超絶イケメンロックンローラー!?
その美貌と演技力により、魔王の手先を退けたTS転生者レヴィア。彼女のお陰で魔法都市は救われ、純花を日本へ帰すためのヒントを手に入れることが出来た。
但しあまりにも魅力が高すぎ
てヤバい事態になってしまい、レヴィアは逃げるように魔法都市を旅立った。ツッコミ肌の魔法使いリズ、乙女チック残念女騎士ネイ、そして前世の娘である純花と共に。
次に向かった場所は砂漠の国。そこで起こるのは驚愕の出来事。なんと、この国では……
――レヴィアが、全くモテないのだ――
これは、「外道パパ→超美少女→傾国の美女→聖女→勇者娘の仲間→犯罪者扱い→深窓の令嬢→悪役令嬢→超絶イケメンロックンローラー」と、様々な功罪を積んできたTS転生者による、冒険コメディーの続きである。
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※ 初見の方は第一部からどうぞ。下のリンク、または「作者名→レヴィア・クエスト!」から見れます。
https://ncode.syosetu.com/n6986ge/
※ 小説家になろう、ハーメルン、カクヨム、pixiv、ノベルピアにて投稿中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 19:50:09
68710文字
会話率:46%