異世界に来て勇者になってしまった青年、ナオヤは白兎を従え、人々の希望となる。
と言う話ならばよかったのだが、現実は・・・
追うモノと追われるモノの関係な二人は洞穴に駆け込んで異世界へと転移してしまった。
チートもなければ魔法も使えない、そん
な誰得な状況で甘くない冒険者生活を送る事となったナオヤ。
世界で唯一しゃべる獣である白兎のルナは、魔法が使える上にみんなのアイドル。
受付嬢の勘違いでチームを組む事になった仲の悪い二人は、雑用依頼をこなしつつ、生活改善のために危険な討伐依頼へと手を出した。
その一歩がやがて勇者と魔王へと至る事になるのだが、それも解らず今日も生活のために依頼をこなす。
こんなことでちゃんと元の世界に帰れるのか、この二人?
これは、兎を追い駆けて飛び込んだ洞穴から異世界にやってきた青年の物語。
この世界で生きていくため、冒険者として白兎と共に、時には言い合い、殴り合い、助け合う、ちょっぴりシリアスもあるファンタジーコメディです。
基本的にナオヤとルナの掛け合いがメインで、他の仲間はそのうち出てきますが、普通じゃありません、いろんな意味で。
*あらすじ追記
第4章でエルフの美少女?が仲間になります。
第5章で委員長キャラが仲間になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-15 18:32:10
239225文字
会話率:47%