その日、帰り支度をしていた2年A組の教室に、突如として謎の光る魔法陣が現れ、気がつけば彼らは女神を前にしていた。
邪神に襲われる世界を救ってほしいと懇願する女神に、クラスで1番の人気者が答えた、「俺たち全員、力を貸します!」と。
勝手に意見
を決められた事にクラス委員長が抗議しても、彼は聞く耳を持たず、委員長を擁護する為に主人公が声をあげても、その声は黙殺された。
転生する事は決まってしまった……しかし、だからといって戦わなければならない道理はない。自らは戦う事に同意していないのだから。
これは、そんな気持ちで、毎日をのほほんと過ごす気満々な、降りかかる火の粉は振り払っても自ら戦いに赴く気はさらさらない主人公と、天の采配によって何故か集まってくる個性豊かで優秀な仲間たちが、最終的に邪神を打ち倒してしまうまでの、旅の記録の物語……になる予定である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-07 21:00:00
42110文字
会話率:34%
目を覚ますと、真白な世界に私はいた。前世の記憶が蘇る。私は、65
才で会社を定年退職し、天涯孤独となった離婚歴のある男だった。子供
も居ない一人ぼっちの老後を、唯一の趣味の渓流釣り三昧で送ろうと、
紀州山地の古民家を買い、自分でリフォーム
して移住してきた。その日
も家から車で30分位の川で夕間詰めのアマゴ釣りをして、車で家に帰
る途中だった。目の前に子鹿が飛び出してきた。ハンドルを目一杯切っ
て山側に避けることができたが、停まりきれず杉の木に激突して反対側
の谷に飛ばされてしまう。あ!だめだと思ったとき、大きな牡鹿が道に
出てきたのが目に入る。何とも言えないような牡鹿の目と額の有り得な
いものが目にとまる。あれ、何で3本も角が有るんだよと不思議に思い、
後は谷に落下した。その後の記憶が無いのはやっぱり死んでしまったよ
うだ。それからこの異世界にタクマとして生まれ変わった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-21 10:25:29
52387文字
会話率:9%
すべてにおいて平凡だった地味な男佐藤良樹が不幸な事故に巻き込まれ異世界へ転生を果たす。
転生先はおとぎ話のような剣と魔法の世界。
頑張って心の整理をした良樹はせっかくだから第二の人生を楽しもうと決意する。
どうも、この作
品は私の処女作品となります。
手探りの部分が多くあるため読者の皆様にはご不便をお掛けすると思いますが、どうか生暖かい目でご覧なってくださいまし。
更新は不定期で、作者の方も気を付けてはおりますが誤字脱字や、不備もあるかもです。
では、よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-03 01:00:00
11511文字
会話率:26%