口下手で無表情だけれど優しいリリスと、健気で粘着質な愛のサターナは、幼馴染の婚約者同士。
ある時、サターナ一生残る火傷をおってしまう。
リリスと会うことすら拒み、婚約の存続はリリスに委ねられた。
しかしリリスは『婚約解消はサターナの意思に任
せます』と答えるだけ。
婚約解消は曖昧なまま、10年の月日が経つ。
だが、リリスが王子に求婚されたことによって、歯車は動き始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-21 11:33:49
16890文字
会話率:43%
幼い頃に辺境の地へ送られた王子。王都へ帰ってくる度に『塩』が贈られてくるし、婚約者からは『失望』の花言葉を持つものを贈られるし、本当に僕は必要とされているのかな?
最終更新:2019-10-11 18:00:00
4965文字
会話率:69%