高校生の時に私が体験したモノのお話し。
少しでも人の役に立てればなぁ……。そんな思いから行動したのですが、それが意外な方向へと――。
※あまりにも酷い感想などは削除させていただきますのでご理解ください※
最終更新:2023-07-28 19:45:26
2772文字
会話率:27%
土建監督の三上司は、雨宿りも兼ねて献血しようと立ち寄った公園で落雷に遭い、献血バスごと150年前の平行世界に転移してしまう。
一緒に跳ばされた乗員乗客や偉人達と共に明治日本の発展を加速させる、時代小説ここに爆誕。
最終更新:2022-10-14 06:23:53
11753文字
会話率:35%
父の知人だという男は唇についた赤黒い液体を舌でなめとった。「葡萄の可能性の広さには感嘆せざるを得ないが、やはり果実そのものを味わうことが何よりも美食で美味だと思わないか」
世間はハロウィンでにぎわうその日、真由子は献血バスに乗ってやってきた
異国の美青年の話相手に選ばれた。異性に苦手意識を持つ真由子だったが、仮装のように思える風貌と、武骨さを隠す白いグローブをはめた手と、男性を潜めた彼にはなぜか安心感を覚えた。シャノンという男は真由子に好意的で、献血までのあいだ、彼の使用人を混ぜておしゃべりを楽しむ。彼は真由子と話す時、見る時、葡萄ジュースに唇を寄せ、薔薇に鼻を寄せ、何かに耽っていて――。
紳士でいたいけどいかれた男が我慢できずに手を出しちゃう話。遅ればせハロウィン。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-10 12:45:21
15339文字
会話率:49%
『この国』の情報,文化,政治,防衛etc…,全ての中枢とも言える『この街』のあらゆるバランス関係は、人に非ぬ異形のモノ達各勢力が停戦状態にある事を以て保たれていた。
その事実を知る由もなく、人々は何気無い流れの中に身を置き、与えられた当た
り前を邪険にあしらうかの如く満喫し、日々を過ごしている。
しかし、遂にと言うべきか。
件の『献血バス強盗殺人事件』をきっかけとし世間に存在を認知されたヴァンパイア軍は、鬼の一族からの奇襲を受け、それまで中立的立場を決め込んでいた他勢力までを巻き込む大騒動へと発展。
確実に変わりゆく『この街』の容貌は人々を巻き込みながら、戦場にしては静かな、しかし確実な戦場へと成り果てていった。
新人警察官であり人類最後の忍であるシズルは、帝搭大学内で献血バス強盗殺人事件の犯人に襲撃された所を同学の内気な女学生に救われるが、この出来事を境に彼の人生もまた、静か過ぎる戦火の中に放り込まれる事となる。
内気な彼女は魔女だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-19 04:01:22
685文字
会話率:0%