『私が恐ろしくはないのか?』
竜を目の前にしても、臆することのない巫女に、竜皇が語りかける。
「何故恐れるのでしょうか? これほど美しいのに」
竜を見上げ、巫女は心からそう答えていた。
『竜皇の巫女姫』シリーズ第2弾。『竜皇といっしょ
。』より数世代前の竜皇と巫女姫の物語。
竜皇、巫女姫ともに残念仕様のため、コメディ寄りです。
(個人サイト「双月界」http://garten.whitecafe.jp/sougetsukai/index.html に掲載していた作品の転載になります。完結済みにつき、予約掲載。3話+αです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-13 20:00:00
21146文字
会話率:38%
嵐の中で家に帰っていたはずなのに、気が付けば森の中。よく考えれば記憶喪失で、よく考えなくても遭難中。ついでにコスプレしたおっさん達が凶器持っているように見えるんだけど、うん、夢か。
死因の所為で記憶喪失の主人公Aが、むしろ記憶がなかっ
た方が良かったんじゃないのかと怪しみながらも中途半端な元の世界の記憶とアイコンとドレインを駆使して異世界を放浪する。時に現実逃避をしつつも、爬虫類萌えを発症して魔物を拉致ったり、幼児を保護してエセ親バカになったり。
なんやかんやと異世界に馴染んで行くのだが、どこをどう間違えたのか盛大に流されて召喚勇者とモンスター退治? 勇者お前どうして魔法使いの位置取りなんだ、あと重要な事だけど、俺モンスターだから! と心の中で言う話。
(旧題『吸血鬼×ドレイン×異世界ポップ』)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-28 20:34:21
28861文字
会話率:7%
愛の熱に浮かされた若き騎士ブレウスが、邪竜と魂の契約を契り、最愛の姫を求める時――
その国は歴史に幕を下ろす。
「黒竜、決着をつけよう。僕達でこの国の悲しい事を全部、終らせてやろう。シルヴィアがこれから、笑って新しい一歩を踏めるように」
※ファンタジー世界のロマンスを、少年漫画的展開で煮詰めたものです。ご注意を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-02 13:00:00
93473文字
会話率:44%