ランクS冒険者だった、炎術師ロディマスは戦時中の判断で罪を問われ、ギルドを引退する。
大通りから少し離れた場所でバーを始めた元炎術師だったが、やってくるのは冒険者時代の顔なじみばかり。
そして、彼が住む神殿都市の最高権力者、姫巫女が交
代することに。
新しい神殿の長に祝いムード全快の神殿都市だったが、付け火による大火事で負傷者がでてしまう。
冒険者時代に炎術師だったロディマスも、犯人の一人として目を付けられてしまう。
ある日、店の備品の買い出しに市場に足をはこんだロディマスは、姫巫女の行列に直訴をしようとして断罪されそうになる少女を助ける。
彼女は大火事の放火犯として逮捕された男性の娘だった。
ロディマスと仲間たちは真相の究明に乗り出す。
その影には新しく姫巫女を襲名した盗賊王の娘、聖女アデルの姿があった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-29 19:00:00
92248文字
会話率:37%
黒部志郎(シロウ)は、運命の女神の導きによって異世界に転移した。
そこで求められたのは、異世界転移時に渡された紅い宝玉の成熟と奉納。
その目標の成就をもって元の世界への帰還と死の運命の回避。
願いを1つ叶えられる事が告げられる。
彼は転移後
、たった一日で無一文となり教会の居候の身となったが、孤児の少女ルネが独り立ちする事を機に共に冒険者となる。
彼らは二人の転移者、鎖使いの如月初華(ハツカ)と炎術師の手塚康哉(コウヤ)を仲間に加え、ある事件を切っ掛けに、お子ちゃまの国と言われる子猫(ケットシー)の国へと向かう事となった。
前作『宝玉の転移者』と世界観を共有した群像物語となっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-03 16:10:51
712335文字
会話率:27%
――魂のもっとも純粋な部分は火でできている。
メディシア王国の人々の生活を守り、支え、発展させてきた技術であり、学問分野。それが炎術である。学園オークウェルで、シンクは十数年に一人の天才少女リリィ・フォアサイズと友好を交わす。18という若さ
で炎術師となったリリィと並んで仕事をすることが、いつしかシンクの夢になっていた。
リリィより2年遅れてシンクが炎術師となった年、メディシアは隣国トラゴテスタとの戦争に敗れ、滅亡する。メディシアを支えた炎術の聖地オークウェルも火に包まれ、かつての旧友はトラゴテスタ兵の手によって業火に焼かれてしまう。
何とか逃げ延びたシンクは各地をめぐりながら、旧友リリィの行方を追うべく手がかりを探し始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-24 10:44:47
7352文字
会話率:25%
ある国の王、ラファイア・クローヴィス・ヴェルト。彼は父の亡き後、玉座を継いだ。
これは、国を落とす為の戦争に出かけた時の事である。ラファイアは幼少時代から剣の名手で広く知られていた。そして、炎を操る火炎術師とも。
弟、アイラス・クローヴ
ィス・ヴェルトを国に置いてきている事に後悔の念を抱きつつ、戦場で一人……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-22 21:44:20
585文字
会話率:5%
普通の高校生五十嵐紅也は炎術師である。しかもその力を使って相談屋を営んでいる。とある日同年代の女の子を預かることになった。彼女は茜といい、政略結婚が嫌で家出してきたらしい。しかもその家が日本最大の政治家一家桐崎家だった。彼女を取り返そうとす
る桐崎家の者たち。いやがる茜。紅也はそんな彼女を守れるのか??折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-09 01:27:45
48113文字
会話率:62%