ある日、中東のイエメン西部にある港湾都市ホデイダの港で1隻のコンテナ船が岸壁に激突するという事件が発生した。幸い、船体の爆発や燃料の流出といった事態には至らなかったものの、その船にはアンデッド(ゾンビ)と化した多数の乗員が蠢いていたのだ。結
果、そのアンデッド共が港湾地区へと解き放たれ、やがて被害は市街地にまで拡大していく。そんなホデイダの街へと派遣されたのは、PMSC(民間軍事警備会社)に所属するガードナー以下8人のプライベート・オペレーター(戦闘に従事する要員)達だった。彼らの目的は、生物をアンデッド化させるウィルスの研究データの回収と“ある証拠品”の処分だったのだが、事態は彼らの予想を超えて悪化していた。しかし、所詮は雇われの身である彼らに拒否権などは無く、命じられるがまま地獄となった地区を進んでいく。こうして、彼らの生き残りを懸けた戦いは始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-27 00:00:00
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会話率:31%
とある事情から軍を退役したランディ・マクフォード少尉はPMSC(民間軍事警備会社)へと再就職していた。ある日、そんな彼に大きな仕事の依頼が舞い込んだ。それは世界を騒がせているテロ組織の資金源に打撃を与えるために仲間と共にリビアに向かい、資金
面でテロ組織を支援している男を抹殺して蓄えている資産を奪うというものだった。だが、その男は多数の武装した戦闘員が守る屋敷に篭っており、生半可な攻撃では返り討ちに遭うのが目に見えている。そこでランディは、元軍人だけで構成される精鋭部隊を編成すると大量の武器と弾薬も用意して敵を殲滅する襲撃作戦を実行に移すのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-01 00:00:00
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会話率:34%