日本の一教師であった葉村昂哉はある日授業をしていると、魔法の異世界に飛ばされた。
その国は魔族との長い争いに終止符をうつために『スキル』を付与された異能を持つ生徒たちを呼んだらしいが、その国の敵である魔族がとにかくひどい。人を殺すのは序の
口で、嬲って殺す、犯して殺す、果ては治癒魔法を使って回復させつつ保存食として利用するとまできた。
やがて勇者育成学校で教師を始めた彼は、そんな地獄に生徒を送らねばならないことにひどく苦悩していた。しかし、あることをきっかけに、彼は偶然超常の力を手にすることが出来た。自分の無力さを嘆き続けていた彼は、ようやく手に入れた力を使い、彼らを救うことにした。
「彼らはこの先『地獄』を見る。なら、今ここで彼らを『天国』に送れば全て解決するじゃないか!」
異能パニックを襲撃者側から描く未知の作品。
※週一、二回更新の予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-14 11:36:49
21380文字
会話率:44%