第一章(桜花隊救出へ)
地獄にある、人間爆弾「桜花」の特攻基地
「桜花」の搭乗員の宿舎で、
15名の特攻隊員たちが、説得されている。
説得しているのは、呉第三海軍特別救助隊の先遣隊。
地獄からの避退に特攻隊員15名が合意。
そのとき、先遣隊
を「魔」が襲撃。
魔の部隊はメナドに降下した落下傘部隊(横1特)
先遣隊は緊急連絡用ビーコンを発信。救援を求める。
天国領域の本隊が救助隊を編成。
一式陸上攻撃機34型に乗り組み、
先遣隊のビーコンに従って、次元の門に突入。地獄領域へ。
そのとき、ビーコンの機器を発見、発信を停止される。
途中でビーコンの誘導が切れた一式陸攻、
迷い込んで機位を失する。
暗夜の海上を飛行していると、突如前方に吊光弾。
煌々と照らされた海上には、米空母の姿。
夜間雷撃戦の真っ只中に迷い込む。
目もくらむような防御砲火の中、ようやく避退する。
ほっと一息ついたところで、夜間戦闘機(ロンリーキャット)の襲撃。
電探欺瞞紙を撒いて、射弾の回避。
被弾するも、防弾タンクのために発火せず。
ビーコンは回復せず、進入は失敗、帰途に着く。
この作品は、
元就出版社から出版されている(海軍特別救助隊 戦艦「陸奥」救済作戦)の続編になります。
興味を引くことがあれば、ご購入いただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-06 15:00:00
15156文字
会話率:34%
昨年、祖母が他界した。今年の初盆、家族でお墓参りに来た。墓石を眺めていると、祖母と2人になった時に、祖母が秘密のお話しをしてくれたのを思い出した私、秘密のお話しは、祖母の処女喪失のお話しだった。
相手の男性は、特攻機・桜花の搭乗員、大空へ離
陸をしたら、もう日本の土を踏む事はない、大和撫子として育った祖母は、戦争の悲惨さを語りたかったのか?
それとも、女性の処女喪失の大切さを、私に語りたかったのか?
祖母の秘密のお話しを聴いていると・・・
自分の名前の由来までも・・・
知ることになるのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-15 14:36:29
5433文字
会話率:2%