どこかの世界の不死者たちの話。
最終更新:2024-01-13 23:42:41
3647文字
会話率:45%
中世のファンタジーを舞台とした剣闘士や武芸者の円形闘技場(コロシアム)叙事詩。
英雄や勇者が生まれては消えていく世界の物語。
観衆が狂喜乱舞する名も無き闘士(アートレーター)達の戦い!
異世界転生とも異なる魔法・武技が炸裂し、亜人・魔獣が躍
動する幻想(ファンタジー)。
イスカンダル西大陸の東端にあるアルゴニア王国のミタポリス円形闘技場に、テムジン東大陸から渡って来た1人の男が立ち寄る。
隊商の用心棒だった男は“コチ”と名乗った。
コチは、ただの用心棒では無く、仙術を使う方士であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-11 08:50:19
1083文字
会話率:0%
漢(前漢 紀元前206年~8年/後漢 25年~220年)
『淮南子』を編纂した劉安は、漢を建国した劉邦の七男・劉長の長男であった。
淮南王・劉長は謀反を企てたが露見し、配流となった。
しかし、其の途中で劉長は自死。
劉長の死後、劉安は劉長
の所領であった淮南国を与えられ淮南王となった。
領地は大幅に削られたが、劉安は其の地で多くの食客や方士を招いて知見を広げた。
しかし・・・。
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『淮南子』の中でも、特に有名な故事がある。
【人間万事塞翁馬】
何が〚不幸〛となるか、何が〚幸福〛となるかは、分からない。
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※ 読むと、若干暗い気持ちになります。
※ 途中、多少喉が渇くかもしれません。
※ 色々と書き過ぎたので、読んでいると訳が分からなくなるかもしれません。
自分でも訳が分からなくなったので。
※ 訳が、若干怪しいかもしれません。
気付いた時に、訂正致します。
申し訳ありません。
※ 今後、大きな内容の変更を行う予定はございませんが、
誤字・脱字等見つけた場合は訂正等(足したり・・・引いたり・・・)
するかもしれません。
お許し下さい・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-15 00:21:39
94278文字
会話率:18%
あの男だけは――何が有ろうと殺す!――実の祖父によって左手に悪魔を埋め込まれた魔法使い、コールドゥ=ラグザエルは祖父の属する秘密結社より“狂王”とあだ名されるトレボーが率いる軍事国家エセルナートの王女アナスタシアをさらってこいとの命令を受
ける。
一方エセルナートではその命令を察知した王女たちが対抗策として最強の冒険者、不老不死エルフの女忍者ホークウィンドに護衛を依頼した。
後に“憎悪の戦方士”と呼ばれることになるコールドゥとアナスタシアを護ろうとする王国の冒険者たちが火花を散らす。
秘密結社、秩序機構は何の為に王女誘拐を目論んだのか
憎しみに生き、憎しみに死ぬ定めだったコールドゥに拉致された王女は救いの手を差し伸べるのだが――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 12:40:14
189067文字
会話率:15%
大陸の東にある大国、大秦(タイシン)帝国。
皇帝姫節(きせつ)の8年目に、大きな流星群が帝国を襲った。
その後2年、帝国は干ばつや洪水などの自然災害だけでなく、どこからともなく現れた妖魔たちの跳梁に苦しんでいた。
辺境、村落、都市と
場所を選ばず出現する妖魔に、帝国も対応の術を失いつつあった時、稀代の方士と呼ばれる楊天権(ようてんけん)は、古代の軍神・蚩尤(しゆう)の復活を感じ取った。
妖魔を率いる魔神・蚩尤。その封印には、四霊筆頭の応竜とその眷属、六花将(りっかしょう)の力が必要であるが、天権は応竜も転生していると見抜く。
この物語は、退魔師の家系に生まれ、運命に縛られた青年・姜黎(きょうれい)則天(そくてん)と、六花将・朝顔(アサガオ)を中心とする物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 06:20:40
208194文字
会話率:41%
瑞花国には、後宮の奥深くで引きこもっている公主がいる。
彼女は白い雪のような肌に艶やかな黒髪を持つ美しい姫君だと言われており、『白雪公主』と呼ばれていた。
しかし、病弱で人前には滅多に姿を現さず、彼女の姿を一目でも見たいと言う人々は少なくは
ない。
ある日のこと、後宮で起こった怪事件の解決のために宮廷所属の方士の青年、黎心は何故か白雪公主が住まう宮へと使わされる。
しかし、そこにいた少女は気品の欠片もない、昼寝ばかりするぐうたらした娘だった。
呆気に取られる黎心に彼女が名乗ったのは、『白雪公主』という名だった。
*なんちゃって中華ファンタジーです
*他サイトにも投稿しています
*コメント、誤字脱字・言葉の誤用などの報告お気軽にどうぞ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-15 20:00:00
43639文字
会話率:37%
「月鈴、ちょっと嫁に来るか?」
「はあ……?」
雲仙国では、皇帝が三代続いて謎の昏睡状態に陥る事態が続いていた。
あまりにも不可解なために、新しい皇帝を立てる訳にもいかない国は、急遽皇帝の「影武者」として跡継ぎ騒動を防ぐために寺院に入れら
れていた皇子の空燕を呼び戻すことに決める。
空燕の国の声に応える条件は、同じく寺院で方士修行をしていた方士の月鈴を妃として後宮に入れること。
かくしてふたりは片や皇帝の影武者として、片や皇帝の偽りの愛妃として、後宮と言う名の魔窟に潜入捜査をすることとなった。
影武者夫婦は、後宮内で起こる事件の謎を解けるのか。そしてふたりの想いの行方はいったい。
サイトより転載になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-19 07:00:00
100664文字
会話率:49%
文化祭の準備をしていた主人公は、明(みん)・清(しん)・順(じゅん)が激しい戦いを繰り広げていた明朝末期の中国沿岸へと転移してしまう。
同じく転移に巻き込まれた、第二次世界大戦前夜の日本軍の一部隊と行動を共にする事になるのだが、この部隊
は、どうやらパラレルワールドから飛ばされて来た部隊のようで……。
彼らは、実際の歴史では成立しなかった「国姓爺(こくせんや)」との提携を決断し、明朝支援に乗り出すのか、それとも孤立を選ぶのか?
また日本の江戸幕府と、どう向き合い、どの様な影響を与えて行く事になるのか?
さらに、史実ではアッと言う間に滅亡してしまった「大順」だが、方術(ほうじゅつ)を操る方士(ほうし)の力で、清に逆襲を試みる。
大陸の覇権の行方や、如何に?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 00:04:33
1315004文字
会話率:30%
竜が空を舞い、人は地を這いおびえながら生きる時代、それでも人間の諸国間では覇権争いが絶えることはなく、人は長い衰亡の時を生きていた。
その人間たちのわずかな希望の灯火となっているのが、魔方力と呼ばれる不可思議な力、そして神々が人という種
の救済のために使わした、と伝承で伝えられる「三つの民」の存在だった。
辺境の山村で方士の弟子として育てられた少年ファネリと、銀の民の中で「小海将」と呼ばれるユイラ、二人の出会いから、時空を超える壮大な謎に迫る物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-12 23:00:00
23432文字
会話率:40%
「呪術にまじないに医術、その他もろもろの神仙方術を用いて、禍を除き、福を招き入れるのが方士です」
僵尸(チャンシー)と呼ばれる魔物を率いて夜の山を歩く小柄な女。
「俺はこの近くの済角(チーチャオ)村に行くところだ」
誰もが振り返る美貌と流
麗な剣技を持つ長身の男。
このふたりの向かう先に現れたのは、異常なほどに大きな山の怪(あやかし)だった――。
※これは異世界のお話です。作者が「たぶんこういう世界~」とゆるく考えた世界です。
※全6話、2万字前後です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-16 09:20:05
21334文字
会話率:39%
「かつて――神の園から逃げ出した愛し合う二人の姉弟は、そこに楽土を創った――」
二藍(ふたあい)の国の南端には女神の爪痕と呼ばれる深い渓谷があった。
その何人もを拒む天険の彼方に一つの隠れ里があり、そこで罪を背負って生まれ落ちた独りの
子――咲方士(さくほうし)。
一方、天下の趨勢は数多の人心を翻弄し、二藍の地に淡然(たんぜん)という賢者を生み出す。
肥沃な大地にもたらされる戦乱の兆しは、北風に乗って民の胸裡を不安で満たしている。
その中で、二人の邂逅は大きく時代を流転させることとなる――。
※中華風・歴史小説風・異世界ファンタジーです。完結済み。
世界・歴史を共有した大きなシリーズのうちの一つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-17 23:01:40
182797文字
会話率:37%
廬生はじっとその男を睨んでいた。
政が目配せすると数百人は居よう儒者、方士達の篭められた”坑の口”を秦の兵は埋め始めた。
まだ視界の隅に見えている政の吐き捨てた一瞬の言葉を廬生は聞いた。
「5年待つ… 仙丹を探し出すのだ。何も無けれ
ばそのまま死ぬが良い。」
坑の入口は完全に塞がれ訪れた闇の中を3日歩いた。
闇の中で発狂し殺し合いを始める者も居たが廬生は何も言わず歩いた。
光が見えた先に辿り付いた所で廬生は言葉を失った。
蒼い虹が煌く赤い空が広大な大地に敷かれていた。
天には仙山幽谷が聳え立ち異様な応龍の群れが雷の様な叫びを谺させている。
「おお!これぞ仙郷じゃ!崑崙に間違い無し!我らは真人ぞ!」
誰かが叫び走り出すと、幾人かの諸生が釣られてそれに続き地の空へと落ちて消えていった・・・
「あれは侯か・・・」
廬生は崩れ落ち天の地に叫んでいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-30 15:03:22
362文字
会話率:24%