現代、都市の裏側では異能の怪人、『メンジン』の噂が囁かれていた。
神話や伝説を模した仮面を着用することによりメンジンは異能の力をその身に宿す。
主人公、神木録朗は恩人の死の真相を知ることを条件にメンジンを狩る組織『無貌機関』の協力者とし
て、『カグツチ』の仮面を手に欲望の果て、あるいは悲しみと怒りの果てに暴走するメンジン達との戦いにその身を投じる。
その街に駆け巡るは、奇人、妖人、魔人に超人。縦横に舞い、無尽に踊る。
―――但しこの街に聖者はいない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-21 22:26:24
36270文字
会話率:33%