身寄りのない俺は高貴な家柄に引き取られた。
中等部のとある日、ツンデレ義妹の財布を探しに行ったまま俺は行方不明になった。
二年間の月日が流れ、俺は家族の元へと帰ってきた。
「――わ、私が、いなくなれって言ったから……」
「安心しろ、ち
ゃんとこの家を出ていくぜ」
「――えっ……」
帰ってきた俺に待っていたのは――
才能を持つ生徒たちが集まる学園。余りある才能で性格がひん曲がった同級生。
冷酷冷徹な糞親父。
夏の日に大切な約束をした幼馴染だと言い張る少女。
全校生徒から嫌われている一人ぼっちなツンデレ妹。
空白の二年間の中で何度も出会った陰キャな少女。
これは行方不明から生還した実力を隠しきれない男が繰り広げる、青春ツンデレざまぁじれじれ学園ラブコメである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-10 10:38:04
90597文字
会話率:35%
俺と幼馴染は仲が悪かった。幼馴染はいつもわがままを言って俺に絡んでくる。俺も冷たい対応をしてしまう。
それでも、学校の遠足の時に昔みたいに少しだけ仲良くできた。そのまま仲直りできると思っていた。
……次の日、幼馴染は死んだ。悔しいという言葉
とともに。
俺は抜け殻になった。
そして幼馴染の妹が俺に紙切れを渡した。そこには……幼馴染が書いた謎のリストがあった。
本当に大切な人が誰かわかった瞬間――俺は三ヶ月前に戻っていた。
これは、俺が死にゆく運命の幼馴染の後悔を無くし、幸せにしてから……見送るための物語。
※ノベプラさんでも先行掲載しています。
意外と明るいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-09 22:13:28
56465文字
会話率:29%
その世界は平和とは言い難い、魔法や剣技が人生を左右する世界だった。
奴隷や貴族などの身分格差もある世界だ。そしてそんな中、暗殺者として一際有名であった者がいた。
その暗殺者の名前は『アルガ=ファルバル』、一つ頼めばどんな大富豪でも貴族でも、
確実に暗殺を行ったという。
ある日アルガは気付いた。
「暗殺者ってモテねぇ!こんな暗い職業やめたやめた!!」
意外と明るいマイペースな主人公は暗殺者をやめて、人助けをすることを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-03 02:00:00
21677文字
会話率:74%