旅人の擦った燐寸に宿る魂よ
おまへは赤いか緑か
妖のケを纏い電灯の下で仄かに揺らぐその炎は
地獄への階段をも照らすかもしれない
夢の幕間入りまして
小僧が悪戯煙草を吸い
むせては帰らぬ祖父を想う
波は潮騒怪しげに
ざざんざざんと生臭さを呼ぶ
暗がりに光るその灯りを見たら
死は近いと思へ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-19 05:42:07
3573文字
会話率:0%
お堂、赤い傘、黒い傘、レースの黒い日傘、黒いヒール、菊の入った水の桶、落ちている椿、彼岸桜、瓦、塀、どぶ、土の道、雲、ススキ、野原、壺、生け花、十方闇、十二支六十干支、朽ちた木の香、匂い袋、日本家屋、坪庭、さびれた街の商店街、お土産屋さん、
おもちゃ屋さん、
昔作ったネタ帳をUPします。
活用するもしないもあなた次第。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-26 09:51:37
2178文字
会話率:0%
きっと何かあるのだろう
キーワード:
最終更新:2021-10-10 00:48:26
738文字
会話率:0%
彼岸桜花は過去のことから声を出さない。
アルビノ、無口ということで学校ではいじめられていた。
友人の花田澪に連れられ街はずれにある「人形館」に肝試しに行くが…。
初投稿作品です。温かい目で見守ってください。
最終更新:2020-07-23 21:05:51
402文字
会話率:44%
落ちこぼれ女子高生二人が幕末の日本に転生。
その世界での自分は元の自分そっくりだけど、まったくの別人
幕末歴史大好きの二人がそこで出会う人たちと、歴史の渦に飲み込まれていく者達。
出会いと別れが交差して、最後にたどり着く真実は
最終更新:2016-10-18 16:03:17
9271文字
会話率:35%
私は、この学校の女王。
誰一人として逆らえる者などいない。
ただ、私が命ずるままに、『絶対王政』を遂行するのみ。
―――――――――嗚呼、あいつさえいなければ、ずっと私が女王だったのに。
最終更新:2010-10-17 16:23:34
716文字
会話率:33%