兄姉神との序列争いに嫌気が差して神格を放棄し、天界の主に引き取られてからのんべんだらりと怠惰な生活を満喫していた龍神・七瀬。
五百年ほど怠惰に過ごしていた彼女に突然、転機が訪れる。
「貴女を地上界へ送ります」
唐突に告げられ抵抗虚し
く天上界から放り出されて落ちていく。
ちょっと根暗で影がありつつも、当主としての責任を果たそうと奮闘する青年・エルヴィスに拾われ地上での衣食住は確保されたのだけど……。
声を封じられ、神力が枯渇し権能を封じられ、挙げ句に獣人という未知の種族に姿を固定された七瀬。
「神格を取り戻せ」
という天界の主からの課題を達成し、(不本意ながらも)神として再びこの世の平穏を護る柱となることができるのか……。
――そもそも"人の心を、感情を、儚さを"知って理解した者を"神"と呼べるのだろうか――?
無自覚溺愛 相思相愛!?
恋愛感情理解不能な落ち神様の攻略に奮闘するエルヴィス青年が贈る、重めの愛情をここに――
※この小説はアルファポリスでも掲載しています。
(修正や加執で若干の違いがでる可能性も……)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-16 15:00:00
29736文字
会話率:30%
雪女一族次期当主候補・「雪宮凍子」。
「雪女史上最強」と呼ばれる彼女が当主に就任した時、日本にまた「妖怪の大量出現」という嵐が巻き起こるのであった。
そして戦いを通して凍子は、当主として成長をしていくのである。
「雪女JKと陰陽師の転校
生」の16年後を描いた「氷華の娘」が主人公の“異能力バトルアクション・成長譚”が幕を開ける!!!
※この作品は、私「黒崎吏虎」の処女作・『雪女JKと陰陽師の転校生』の続編となります。
まだ読んでいないという方は是非そちらもご覧になられてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 13:13:22
8859文字
会話率:26%
「身体の相性が心配なのです」
「・・・は?」
とある事情で家督を受け継ぐことになった次男、リュークザインは、当主としての責任を果たすべく、ふさわしい伴侶を探し始めた。山とつけた条件をクリアできたたった一人のハイスペックなご令嬢とお見合いを
するが、そのご令嬢は、なかなか合理的、かつ理論的で・・・。
言われる事にタジタジとなりながらも、気が付けば、その令嬢に心惹かれている自分に気付くリュークザイン。
政略結婚の筈だったのに、どうしてこうなった?
連載小説「王太子と宰相の一人息子は、とある令嬢に恋をする」に出てくるサブキャラクター、リュークザイン・ライプニヒのスピンオフストーリーです。
こちらの話は、上記小説でも第141話~150話にかけて掲載する予定です。
上記小説と、本小説では少しだけ表現が異なる部分がありますが、大筋は同じです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-22 10:17:00
22475文字
会話率:37%