河北二枚看板とも言うべき名将、顔良は関羽に斬られた。
しかし袁紹はその敗北を挽回するべく、今度はもう一人の二枚看板である文醜を総大将に、延津の地から渡河を開始。
物資、兵力、ほぼすべての点において袁紹に及ばない為、局地戦での勝利を積み重ねて
いくしかない曹操は再び関羽を起用し、併せて自らの謀略を用いて文醜を討たんと目論む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 23:00:00
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曹操と袁紹。
二大勢力の正面衝突はもはや、避けられない事態となっていた。
劉備の消息が知れ次第立ち去っても良いという条件付きで曹操の陣営に身を寄せていた関羽。
曹操はあらゆる歓待をもってして関羽の心を掴もうとしたが、彼がそれに靡くことは無か
った。
折しも、袁紹はいよいよ曹操を打倒するべく、河北第一の猛将である顔良を先鋒の大将とし、10万の兵を与えて白馬の地へ進撃させる。
その勇猛ぶりにあたる者はなく、曹操配下の諸将は次々に討死していく。
ついに曹操は関羽を呼び寄せ、これに対抗する事となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-12 20:25:43
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