大学受験に失敗し、怠惰な生活を送る青年は、姉の作ったタイムマシンで源平合戦にタイムスリップ。そこで助けた武将を現代に連れて来てしまう。その武将は歴史上の人物、平敦盛。笛の名手で若くして死んだと平家物語にも記されている平敦盛は、実は美少女だっ
た。記憶を失った彼女と暮すうちに恋心が芽生える青年。しかし、彼女の記憶が戻ったことで、危険な冒険が始まるのだった。源義経を屋島の戦い前に倒し、歴史を変えて源平の戦いを休戦させ、平和にするための戦いとその中で生まれる純愛のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-14 03:16:38
58965文字
会話率:38%
年が明けて季節は冬から春へ。決戦は屋島の戦いから壇ノ浦へと向かう。追ってきたのは源氏の若き総大将・義経。
激しいうず潮に源平の舟が入り乱れるなか、イルカの大群が押し寄せ、遂に風向きが変わる。
平氏の敗北と滅亡が垣間見えるなか、みなを勇気づけ
闘う宗盛と知盛。三種の神器とともに帝の手を取る時子。
びわはそのすべてを目に焼き付けようとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-28 20:00:01
5144文字
会話率:30%
那須の与一の扇の的を射る場面です。
(以下茄子のよいち漬本舗 合資会社 島村俊商店様HPより抜粋)
那須与一という人は、源氏と平家の「屋島の戦い」にて、平家が立てた扇の的を、見事射落としたことで有名な源氏方の武士です。
・与一とは余一、
あまるいち、つまりは今で言う十一男と言う意味の通称ですので、当時は他にも与一が居ました。本来は那須宗隆(宗高とも。むねたか)、那須氏当主になった後は、父と同じ那須資隆(すけたか)と言う名前です。
源平の戦い(源平合戦)には有名な戦いは多いですが、特に後期の、直接平家滅亡に繋がる戦いとして、「一ノ谷の戦い」、「屋島の戦い」、「壇ノ浦の戦い」があります。
那須与一は「屋島の戦い」の時に、「揺れる舟の上の扇の的を射よ」との平家の挑発に源氏の代表として、この難しい的を射ることに成功しました。矢が的を射たことで、源氏の武運が勝ると見られ、平家が没落していきます。さらに、「壇ノ浦の戦い」で平家が決定的な滅亡を迎えます。その「大事な転換点」になったのが、平家物語の「那須与一の扇の矢」です。
生没年から考えると、屋島の戦い(1185年)の際には15~6歳前後、亡くなったのは20歳前後と、実は早く活躍して早逝した方のようです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-07 00:00:00
986文字
会話率:0%
屋島の戦いで活躍した弓の名手、那須与一。
己の力量に奢りそうになると悩む彼に、義経が大陸に伝わる古い話を語りだした。
何でも大陸には、羿という名の弓の名手がいたのだと言う……。
自サイト「若竹庵」(http://junhanon.kono
hashigure.com/index.htm)からの転載小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-30 21:46:13
2753文字
会話率:46%
悲運の武将として名高い源義経。
その義経を取り巻く、妾・静御前、本妻・郷御前等、女の目線から見た平家物語の世界。
他サイトからのお引越し作となります。
最終更新:2013-11-30 00:00:00
6183文字
会話率:26%