植物をこよなく愛す天然パーマが売りのちょっぴりイタい青年、梶原軌道は就職先の企業『マルチソルジャー』の業務方針に失望し、社長の福見徹郎に直接辞表を叩きつけてやることを決意する。
しかし徹郎の手腕によって逆に手玉に捕られ、気付けば【地底都市と
そこに住む人々を救うための救世主様】としての指名を勝手に背負わされてしまう。
ほぼ無理矢理に地下――アンダージュへと墜とされた軌道はそこでわけもわからないまま瀕死の重症を負うが、運良く地下にて運行する文明『地底列車』の切符を手に入れたのだった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-01 21:00:00
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会話率:32%