生まれた村が火に囲まれ、親を目の前で殺された過去を持つレオは強くなる為に一人で鍛錬を続けてきた。
ある日、鍛錬をしてると近くで気配を感じた。気配の近くまで行き剣を振るい魔物を殺すと直後狐っ娘が出てきた。
「私の獲物…」と言う狐っ娘はお腹が
減っており、レオは持っていた保存食をあげようとしたがいらないと言われ、その後狐っ娘は意識を失った。
狐っ娘を助けるために一旦宿に戻ったレオは狐っ娘が目を覚ました後に何か食べたいものは?と聞いた。すると、「生き血」と返事が返ってきた。
当然のごとく困惑してレオだったが、血を飲まないと死ぬと言ってきた吸血狐っ娘の為に仕方なく自らの腕を差し出して血を飲ませた。
男性が女性の吸血族に血を差し出す行為は『求婚』だと知らずに……そして、二人は晴れて?夫婦となった。
敵討ちの為に強くなるレオと突然嫁になった吸血狐っ娘が自由に世界を冒険する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-05 18:00:00
110466文字
会話率:65%
ダンジョンと聞けば何を想像するだろうか?
灯がなければ数メートル先しか見えない暗い洞窟。予断を許さない緊張感溢れる戦闘。冒険者の裏をかいた悪意溢れるトラップ。強大な力を持ったボスモンスター。そしてあふれんばかりの金銀財宝。
ダンジョン
を攻略する側、冒険者達の視点ではそうだろう。
だけどダンジョンマスターにとっては違う。
『ダンジョンはビジネスである』
これは最強と言える強さを持ったダンジョンマスターが、ダンジョンを経営する物語である。
※主人公とヒロインの一人は強すぎるため、余り戦わない予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-27 10:12:57
100132文字
会話率:47%