この物語は、「こんなゲームがあったらやりたいな~」という作者の願望を小説化した物です。
そのため以下の要素にご注意ください。ほのぼのした作品ではございません。
残酷な描写、異世界における人種差別的な描写、独裁主義、ゾンビ、怪物
ゲーム
シナリオ
Helpoortとはこの世とあの世(ヘルランド)を繋ぐ門。
貴方は栄えあるヘルランド入植団の一人として地獄での生活を開始します。
用意された多数のジョブから好きな職業を選択し、ヘルランドの発展に貢献しましょう。
もちろん、一つの職業にこだわる必要はありません。
ヘルランド入植団では働き手がまだまだ不足しています。
掛け持ちできる職業の数はあなたのやる気次第です。
軍人として入植者たちを守るために化け物と戦い
技術者として未知の資源を採掘、機械をクラフト、自動化に勤しみ
発明家として新技術や兵器の開発に取り組み
経営者として会社を設立し金儲けに精を出し
独裁者として地獄の支配を画策する
ヘルランド入植団はあなたの入団を歓迎します。
さあ、地獄での新生活を始めましょう。
ヘルランド入植団 人種隔離政策推進部 市民権剥奪・強制移住課より
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-25 22:22:13
58007文字
会話率:31%
三つの太陽に照らされ、夜のない惑星NL―333、通称ニトレス。
植民惑星としては不的確な枯れた星を支配するのは、東銀河連邦から自治を認められた六企業コンソーシアムだ。惑星自体には資源はないが、十八個の衛星は金属資源の宝庫であり、複数の企業が
採掘に当たっていた。そのため社員を常駐させるために、コンソーシアムを形成し、共同で植民地を経営していた。
過酷な自然環境の惑星上で、コンソーシアムの人々と資源が目的ではなく、植民地での商売を目的にした入植者たちは両極地帯と、巨大な太陽光発電用静止衛星が太陽光を遮るグロウミングゾーンにのみ、まとまった生活圏を築いていた。
氷河民族第百十二王朝の末裔であり雪女のユキ姫を乗せた原子力冷凍庫搭載の樽を背負い、グロウミングゾーンを目指して旅をする王朝近衛兵の六蔵は、途中の街道で兵士に追われていた少年ウラルを助ける。ウラルが乗っていたホバークラフトには同じ年頃の少年の腐敗した死体が、機能していない冷凍カプセルに納められて積まれていた。
ウラルを連れた六蔵は街道の宿場に立ち寄り、ウラルを女性医師カハクに診せるが、そこでニトレスの移植用臓器提供会社ペレットと子供の行方不明事件の関わりを知る。三つの太陽から容赦なく降り注ぐ放射線により、癌に冒される人々は、臓器移植により延命を図っていた。臓器不足の折に現れたのが、臓器を安く提供するペレットだった。ペレットは子供を誘拐し、臓器を違法に摘出し、売っているのだ、とカハクは語った。
ウラルがペレットから妹の心臓移植のための死体を盗み、逃げて来たことを知ったカハクは、六蔵にグロウミングゾーンまで、ウラルを送って欲しいと頼む。カハクもまた我が子をペレットに攫われた親の一人だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-17 10:00:00
23611文字
会話率:57%
ケリュクと呼ばれるオーラの変種を纏う人々が居る世界。
その土地に在る開墾地の村長の家にやって来た有力政治家の10歳の孫娘 関根春奈。彼女と同い年の村長の娘 宮崎美月と、その兄 宮崎太郎はその孫娘に異なる思いを抱いていた。
美月は『英雄
の子孫』に対する期待を・・・・・
太郎は反発を・・・・・。
村の子供達と仲良くなった春奈は、村で色々な遊びをして滞在を楽しむ。
その姿は仮の姿なのか本当の姿なのかが分からないままに付き添う宮崎兄妹だが、春休みの七日間の滞在予定を一緒に過ごす内に彼らの内面に変化が起こって行く。
美月は自分の秘密を知り、太郎は自分の世界を知る。
そして、関根春奈の行動の奥にある秘密と目的が明らかになり、彼女の滞在が終わった後に残されたものとは?
大昔(8年くらい前でしょうか?)に出版社の新人賞に応募して、落選後に自分のブログ「mrtkのリトマス紙」に掲載した作品です。
元々、事の発端となる事件を書いたのですが、余りにも不慣れなせいで、没にして、数十年後に時代を移して書いたのが本作です。
その後、少し時間が出来た時期に最初のエピソードを書き直そうとしましたが、忙しくなって、未完成のままです(T_T)
続きは、時間が掛かるでしょうが、ちょっとづつでも書いて行く予定です。
現在の所、『姫様来たりて』は1週間に1回くらいの更新で10~15回で終わる予定です。
その後、未完成の『始まりの日』に移行しますが、こちらは全く予定が立ちません(><) 超気長にお付き合い下さいませ m(_ _)m
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-29 10:44:26
127658文字
会話率:37%