時はおよそ二十年前、一人のマッドサイエンティストの手により生み出された巨大蜂の出現によって、人類は蜂たちのもたらす猛毒の脅威に怯える生活を余儀なくされた。
豊かな先進国だったはずの日本は『バケモノの巣くう国』としてその評価を急落させ、世界平
和を維持するために組織された国際機関から早急に巨大蜂を駆除するよう指示を受ける。
かつての地位を取り戻すべく政府は巨大蜂の駆除に乗り出すが、相手が猛毒を持つがゆえに困難を極め、二十年以上が経った今でも、地下深くまで巣の規模を大きくした女王蜂を抹殺するには至っていない。
春が訪れるたびに新たな個体が生まれ、成長に必要な蜜を求めて地上に這い上がってくる巨大蜂たちの存在は、やがて人類を駆逐し、新たな世界を生み出すだろうという終末論を加速させた。
そんな中、ある特別な〈力〉を持って生まれた五人の高校生たちの介入によって、巨大蜂が優勢に見えていた生存競争は風向きが変わりつつあった。
「行こう、『狩り』の時間だ」
これは、〈力〉を持つ少年たちと、彼らを取り巻く科学者集団の、人類の存亡をめぐる陰謀と駆け引きの物語。
――女王が姿を現す時、少年たちは残酷な真実にたどり着く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 19:27:26
10189文字
会話率:43%
眩い光と共に耐え難い轟音が周囲を包む。
その光は富裕層からホームレスまで皆に等しく降り注ぎ、平等に死をもたらした。
西暦20XX年その日世界は荒廃した。
様々な理由や思惑が交錯し、その日ついに
先進国を自称する各国が核の使用へと踏み切ったの
だ。世界中の主要な都市で核兵器が猛威を振るい、死の灰と電磁パルスが世界中を覆った。放射能により生きとし生けるものの殆どが汚染された。全人類の実に7割が死に絶え、残された人類も食糧や物資の奪い合いによりその数を減らしてゆく。まさに地獄の窯が開いたかの様な光景に絶望する者も多かった。しかし、人はそんな生きるには余りに過酷な環境にでさえ順応し時は流れてゆく。
これは混沌の時代を生き抜く人々のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 22:35:42
14840文字
会話率:39%
正歴2100年、世界情勢は緊迫していた。西アジア、中央アジア、アフリカ大陸などで貧困問題に苦しんでいる人々が、反先進国主義を唱え、国際テロ組織である(coc)を立ち上げた。このことに問題意識を感じていた先進国の集合組織である世界平和維持機構
(wpc)は、ついにこれらに対する対抗策として、国際軍事組織である(unity)と(signal)を設立することを宣言した。それと同時に、さまざまな軍事計画が進められていく。しかし、これらの軍事組織は未熟で、まだ準備が万全と言えなく、そうしているうちに、次々と先進国の都市がcocによって焼かれていく・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 00:50:45
17594文字
会話率:55%
BOMB!
どこかで、爆発している。
人が、どこかで、爆発している。
未だ、爆発している。
忘れた頃に、爆発している。
一日、2,500キロカロリー。
これが、人一日の、摂取可能カロリーである。
これを、1,000キロカロリー上回れ
ば、その人間は、爆発する。
一食、800キロカロリー。
これが、人一食の、摂取可能カロリーである。
これを、300キロカロリー上回れば、その食事は、爆発する。
健康対策の為、生活習慣病対策の為、この仕組みが作られてから、久しい。
カロリーの取り過ぎが、爆発を誘引することになってから、久しい。
幾ら注意・喚起・警告しても、野放図に太る人間は、後を断たない。
世界的に、後を断たない。
先進国の、健康年齢低下。
途上国の、寿命年齢低下。
中堅国の、若年層不健康化。
世界的に、健康対策に手を打つことは、気象対策と並んで、待った無しとなっている。
ベルデは、歩く。
車道を、消防車と救急車が、行き過ぎる。
最近では、すっかり、消防車と救急車の出番は、少なくなる。
正確に云えば、カロリーに関する爆発で、消防車と救急車が出動することは、少なくなる。
カロリー・スカウターが、出来てから、だ。
カロリー・スカウターを、一人一台、持つようになってから、だ。
カロリー・スカウターは、サングラスの様なもの。
眼許に、装着する。
カロリー・スカウターを通して見た食物には、表示される。
その食物を摂ることで、摂取するカロリーが、表示される。
カロリー・スカウターは、表示する。
レンズ面に、その日の摂取カロリーを、表示する。
《あと何キロカロリー、摂取可能》かも、表示する。
カロリー・スカウターがあれば、爆発することはない。
爆発に巻き込まれることも、まあ、無い。
それでも、時に、爆発が、起こる。
カロリー・スカウターを使っていても、爆発が、起こる。
人間の思考停止・自暴自棄は、恐ろしい。
人のことを考えないことは、恐ろしい。
人間の性は、悲しい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 10:36:29
21157文字
会話率:30%
中国の台湾進攻により、世界は第三次世界大戦へ突入し、核戦争寸前で終結。
米国を中心とする西側陣営と中国を中心とする東側陣営での溝はより深くなり、関係は最悪。いつ四度目の大戦が始まってもおかしくない状況である。
西側陣営に所属する日本は戦後の
デジタル改革――令和維新の一環で全自動飛行車や自律型固定翼ドローンを導入し、電脳化が普及するなど、デジタル先進国に生まれ変わっていた。
ヨーロッパ系の日本人のローガンは、戦後のインテリジェンス改革に伴って創設された日本の諜報機関――国家通信情報局(NCA)の特殊任務部隊に所属している。
二〇四〇年八月三一日。日本のシステムの至る所にマルウェアが見つかる。それはロシアによる大規模サイバー攻撃の前兆だった。ローガンとNCA職員は除去に動き出す。
しかし、この時既に新型兵器が日本を蝕んでいることに、誰も気づいていないのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 18:10:39
40506文字
会話率:32%
技術発展が目覚ましい現代先進国の地域差は、目に見えて大きな隔たりがある。
都心から新幹線で1時間半強、そこから在来線に乗り換えて約30分、そこから山岳鉄道に乗り換えて更に30分の山岳地帯に位置する、人口が400人にも満たない小さな村。
二
神勇翔はまるで異世界とでも言るかつての故郷を毎夏決まって家族で訪れ、幼馴染の焔室茜音に出迎えられる。
これまでいつも、これからもずっと。
子どもの頃は永遠に感じられた時間も、大人に近付いた今となっては有限であることに気付き、勇翔は幼馴染との関係を一歩前進させようと、旅路の中で決意していた。
いつも通りの夏を、いつもと違う夏へ。
変化を求めた先にあるもの得るべく、勇翔はとにかく腕を伸ばした。
Pixiv様にも投稿させて頂いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-19 08:06:47
108509文字
会話率:42%
西暦二〇七五年、突き進む技術により、日本には多くの先進国が移り住んでいた。
戦争のない〈平和の国〉を掲げ続ける日本。平和を求める難民もまた、密やかに移り住んでいた。
ある日、宇智田美生と甫仮勇魚は自身たちが勤める会社の地下で、少年
「凱」が監禁されているのを発見する。凱は自身と他者の傷を再生させる特別な力を持っていたがために、宗教団体である大鳳教にその身を狙われていた。
美生と勇魚は凱を守るため、共に大鳳教から逃走するが、ひょんなことから美生にも凱と同じ力が発現してしまう。
平和の中に生きていたはずの美生は、平和の中に隠れた闇に吞まれてゆく。
生きる意味を見出せなくなった者、己しか愛せなくなった者、
復讐に身を捧げた者、その執念に尽くす者、
ただ平和を望んだ者、愛を欲し奔走する者、
是非善悪の欲望が連鎖する。
奪われた人生、与えられた苦痛と屈辱、それらの根源を断ち切るため、美生と勇魚は仲間と立ち向かう。
数奇な運命を持つ者の隣に立ち、今一度、いつの世も子どもが犠牲になるという事実を考えたい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 22:10:21
210457文字
会話率:37%
百合じゃないです。
リアルでNISAについて考えてきたので、メモ残します。
最終更新:2024-01-12 12:40:16
726文字
会話率:0%
何者かの暗躍により、世界中で麻薬が悪いものではないのではないかという思考が徐々に広まり始めていた。20代の若者を中心に多くの人々が麻薬を手にし、すっかり麻薬常習者になってしまう人が後を絶たない。学校や仕事も行かなくなって、しまいには路上浮浪
者のように繁華街やシャッター通りなどの人気のない路上で大量の麻薬を服用していた。また、お金がつきて麻薬を手に入れるための強盗や殺人、路上で興奮して暴れて暴力をふるうなどの犯罪、麻薬の所持・服用などにより、世界中で逮捕者が多発。警察の対応が間に合わない状況が続いていた。
日本でも新宿や池袋、秋葉原などの駅近くの繁華街で、特に夜になると同様の現象が起こり、大変な事態になっている。その影響で、世界情勢や治安が悪くなってしまっている状態が続いていた。このストーリーは、そんな時代背景の中で繰り広げられる。
国際秘密防衛会社(ISDC)は、日本の優秀な諜報機関である。
現在、ISDCがその存在を最も危惧しているのは『米国国際情報局秘密組織(AIIBSO)』という諜報機関だ。
米国国際情報局秘密組織(AIIBSO)は、フィラデルフィアに本部があり、中央情報局(CIA)と国家安全保障局(NSA)に並ぶアメリカ三大国際諜報機関の内の一つに数えられる。また、この中では一番新しい。
だが、それは表の顔であり、AIIBSOの裏の顔は悪の組織である。創立当初より世界一の諜報機関を目標に掲げているが、それを阻むISDCを壊滅させようとしている。そして、自分たちの支配下に置こうと企んでいるのだ。
AIIBSOは、創立時から現在に至るまで世界各地の先進国に支部を置いてきた。残すは日本1カ国のみとなり、ISDCの本部を自分たちの日本支部に変えようとしている。
麻薬が世界中にじわじわ広がっているのも、AIIBSOによる暗躍だった。様々な手段を使って麻薬を流通させ、世界を麻薬化社会にし、人類を麻痺させて世界征服を企んでいる。
目的の為には手段を選ばず、悪事の限りを尽くしている最も極悪非道な諜報機関である。
そこでISDCは、国内で諜報活動していた経験豊富な諜報機関ナミト ミックス スパイ(NMSP)を選び、彼らの悪事阻止と壊滅のため、海外での諜報活動を始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 11:46:11
35311文字
会話率:61%
この話は近未来、2020年代末期の出来事である。この時代では近年、何者かの暗躍により世界中で麻薬が悪いものではないのではないかという思考が徐々に広まり始めていた。その影響で20代の若者を中心に世界中で何者からか麻薬を手にし、すっかり麻薬常習
者になってしまった人が跡を立たず、学校や仕事も行かなくなってとうとう路浮浪者のように繁華街やシャッター通りなどの、人気のいない路上で大量の麻薬を服用し、お金が尽きて麻薬探しなどの理由で強盗、殺人、路上で興奮して暴れて暴力などの犯罪や所持、服用によって世界中で逮捕者の後が立たないまま続出し、世界中の警察の対応が間に合わない状況が毎日のように続いていた。日本でも新宿や池袋、秋葉原などの駅近くの繁華街で、特に夜になるとそのような人が後を立たず、そのような理由で逮捕者が続出し大変なことが起きてしまっている。そのような影響で世界情勢や治安が悪くなってしまっている状態が続く深刻な事態が続いていた。このストーリーの舞台は、そんな時代背景がある中で繰り広げられる。
国際秘密防衛会社(ISDC)は日本の優秀な諜報機関である。
現在、ISDCがその存在を最も危惧しているのは『米国国際情報局秘密組織(AIIBSO)』という諜報機関だ。
米国国際情報局秘密組織(AIIBSO)とは、フィラデルフィアに本部があり、中央情報局(CIA)と国家安全保障局(NSA)に並ぶアメリカ三大国際諜報機関の内の一つに数えられる。また、この中では一番新しい。
だがそれは表の顔であり、AIIBSOの裏の顔は悪の組織である。創立当初よりも世界一の諜報機関を目標に掲げているが、それを阻むISDCが邪魔な存在であり、壊滅させようとしている。そして自分たちの支配下に置こうと企んでいるのだ。
AIIBSOは創立時から現在に至るまで世界各地の先進国に支部を置いてきたが、残すは日本1カ国のみとなり、ISDCの本部を自分たちの日本支部に変えようとしている。
麻薬が世界中にじわじわ広がっているのもAIIBSOによる暗躍であることがわかり、様々な手段を使って麻薬を流通させ、世界を麻薬化社会にし、人類を麻痺させて世界征服を企んでいる。
そこでISDCは、国内で諜報活動していた経験豊富な諜報機関ナミト ミックス スパイ(NMSP)を選び、彼らの悪事阻止と壊滅のため、海外での諜報活動が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-11 09:57:58
101120文字
会話率:51%
~あらすじ~
田舎から出て来た少年ベルディクト。大陸有数の先進国へと辿り着いた少年は数日後……何故か見知らぬ荒野に放り出される。突如として襲い来るゾンビ。救ってくれたのは働き口である騎士団所属の美少女達であった。彼は滅び掛けた世界を彼女達
と共に行く。自らが持つ唯一の生存に貢献出来る技能【魔導《ハイ・クラフト》】を手に。
異世界逆転移サバイバル・クラフト奇譚開幕。
夜に降り積もる死猛る時、静寂の王は熾りたり!!!
*夜の眷族と静寂の王より改題。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 14:00:00
2778274文字
会話率:44%
しっかり者メイドアンドロイドと、残念イケメン恋人用アンドロイドの恋(?)。
文系が書くSFのため、ゆるゆる設定。
-------------
シンギュラリティの後に起こった戦争で、AIが搭載されたロボットにより夥しい被害を被った
人類は、AIの扱いに慎重になった。
それから数十年後、人口減が止まらない先進国で労働力としてのアンドロイドの導入に向けて実証実験が進む。
感情を持たず会話もしないアンドロイドたち。
そんな中、アンドロイド特別行政区ソピアで生まれた会話ができるメイドアンドロイドのリーア(ただし感情なし)。
そして存在してはならないはずの感情を持ち会話もできるアンドロイドのタクト(ただしちょっとザンネン)。
アンドロイドだって恋をするかもしれません。
23.10.15開始折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-21 08:00:00
41111文字
会話率:46%
2025年、「デビルズ」によって世界のおおよそが破壊され荒廃した。そんな中、日本という唯一の安全な先進国で生きる青年、尾久は美少女ルナに出会う。ルナは半ば強引に尾久を謎の施設に連れて行き、ドクトルという人物と出会う。ドクトル曰く尾久はCOD
Eに適応したらしく、尾久はデビルズ討伐のために死地へと半ば強引に向かうことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-10 05:00:00
203文字
会話率:0%
AIの名称が古いと疎まれる様に成った頃。
ジャピンという名の、島状の国家を政府が支配した。
政府とは名ばかりの、ただ研究で生計を立てる企業。政府の機能性はAIが代わりを担いでおり、残った機能がそれだけという実態ではあるが、対外的には政府
となる為、政府と称されるそれ。
正式名称は、特務的開発研究機構区。通称「特研」。
その「特研」が、国民を排除した。代わりに人工人間を設置して行った。緻密な計算によって、概ね全ての国民を『都合の良い国民』へとアップデートした。
理由は一つ。国を売る為。その『AIインフラと都合の良い国民達』でパッケージングされた商品を先進国へ献上する為。
この話は、その政府[#「政府」に傍点]に抗った二つの道を綴ったもの。
──或いはどこかの世界の、これからの事。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-08 13:49:19
24196文字
会話率:25%
神仙峯という聖地で生まれたやんごとなき血筋の少女と、王位継承権を持つ王女は、出会えたのはいいけれど、、、二人は幸せな生活を送れるのだろうか。出会ったのはいわゆる旧大陸。いわくつきの新大陸は、ここ旧大陸の人々にはまだ誰にも知られていない。そ
の存在を知っているのは、新大陸から来た王族と一部の選ばれし者たちだけ。彼らは新大陸の歴史の流れを変えるために、旧大陸に渡って来たのだった。
旧大陸のエッジスタート国は彼らが統治している先進国家。平和政策の下、彼らは列強国同士のパワーバランスを保ちながら、大陸全土の民度を高めようとしていた。しかしそれは遅々として進まず、列強国と宗教勢力の権力闘争が日に日に緊張を高めており、エッジスタートは一触即発の危機に直面していく。4年に一度の大祝祭で行われるディベート大会を利用して、フレンクラン国と教皇が手を組み、大陸の世論を一手に掌握してエッジスタートを落とそうとしていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-06 11:28:44
298254文字
会話率:48%
地球に友好的な異星人がやってきた! 地球の人々は歓喜し、盛大に迎える準備を進めようとするが……
最終更新:2023-11-05 15:07:42
2037文字
会話率:57%
帝国の新大陸開拓者達と、新大陸に暮らす先住民族アールヴとの文化的な対立を題材とした物語です。
先進国である帝国の文化や価値観に触れた、未開の野蛮人であるアールヴは何を感じるのか。
アールヴの戦士達が帝国観覧の感想を忖度抜きに語ります。
最終更新:2023-10-10 21:07:12
2845文字
会話率:30%
見上げる、見上げる、空を見上げる。その向こうの宇宙を見上げる。
そして首を下ろし見つめる先は国の威信をかけた大きなロケットだ。
先進国の手を借りず、一から作り上げたロケットだ。
現場に集まった人。人。人。人。押しかける見物客。
その
勢いに進入禁止区域は侵食されるように狭まった。
大地は覆い隠され肉の砂漠。
息苦しく時折、喧嘩だ喧嘩。怒号が飛ぶ。
殺すぞうるせえ死ね殺す誰だ今殴ったのはうるせえな。
対照的に雲一つない自由な大空。天国も見えそうだ。
その空へ向けてロケットは飛ぶのだ。
地上の熱気は頂点に達し、押し合いへし合い罵声悲鳴の中
ついにロケット発射のカウントダウンが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-20 16:00:00
1011文字
会話率:0%
SF系兼戦争系。
ここは、核兵器が存在しない世界。
世界を分ける二つの勢力、先進国グループと後進国グループ。それぞれのトップの国同士が台頭し、戦争をしていた。
人は戦争に生き、平和を夢見る。
世界中で起こったその戦争は、様々な夜をもたら
すことになる。
※カッコつけて書いていますが、そこまで大層な話ではありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 23:18:11
88445文字
会話率:39%
際限なく広がる経済的格差。
医療や社会保障の形骸化。
低賃金による少子高齢化。
労働や病気のストレスを苦にした自殺。
山積みの諸問題を無視しつづけ、先進国の人口が10分の1にまで減少した近未来。
しかし人類は、飽くなき成長を求めていた。
不
要な命さえなくなれば、さらに世界は発展するだろう。
妄念に取り憑かれたように不要な命の抹殺と、人員の再分配で社会の効率化を図り、人々は優生市民とそれ以外とで別れていく。
そんな社会の現実など露ほども知らない優生市民の息子マコトは、何不自由なく生活を送っていた。
だが心の何処かで世界に違和感を覚え、やがて真実へ辿り着く。
そんな彼の行き着く先とは……
以下、作者(?がらくた)からの注意書き
三人称一元視点の短編SF小説。
拙作「異世界のジョン・ドウ 〜オールド・ハリー卿にかけて〜」に作中作として利用予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-23 23:31:59
7160文字
会話率:30%
ファーラムワールドオンライン(FWO)というVRゲームの設定が現実と同期し、世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョンでは貴重な鉱石や資源が採れることが判明した為、先進国の多くがダンジョン攻略のために特殊部隊を派遣する。
しかし軍事大国の部
隊であっても、ダンジョンクリアは容易なことではなかった。
そんな中、四刀流という珍しい戦闘スタイルでFWOをプレイしていた雫石 颯は、実家付近に出現した初心者用ダンジョンをあっさり踏破してしまう。その様子は彼が知らない所で、世界中に配信されていた。
※この作品はカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 09:32:35
104877文字
会話率:30%