この国では、国を覆う結界の修復のため数百年に一度女性に神の力が降ろされる。
人々はそれを聖女と呼び、また聖女が現れれば土地が潤い国は平和へとまた一歩近づくのだという。
結界の綻びが生じた年、聖女が現れた。
聖女は田舎の村で生まれ育った美しい
少女で、その力が現れると同時に王城へと召し上げられ、すぐさま結界修復のためたびに出ることになった。
……そして、これはそんな聖女の運命の日に死んだ聖女の幼馴染の幽霊と、それに振り回されつつ聖女を元気づけようとする護衛騎士のお話。
※まったく重くないどころか軽いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-26 21:25:18
8874文字
会話率:50%