サーヤこと佐々木紗彩は、勤務先に向かっている電車に乗っていたはずがなぜか気づいたら森の中にいた。
田舎出身だったため食料を集めれるかと思った彼女だが、なぜか図鑑では見たことのない植物ばかりで途方に暮れてしまう。
そんな彼女を保護したの
は、森の中に入ってしまった魔物を追ってきた二人の獣人だった。
だが平均身長がメートルを普通に超える世界において、成人女性の平均もいっていないサーヤは訳ありの幼女と勘違いされてしまう。
なんとか自分が人間の成人女性であることを伝えようとするサーヤだが、言葉が通じず、さらにはこの世界には人間という存在がいない世界であることを知ってしまう。
獣人・魔族・精霊・竜人(ドラゴン)しかいない世界でたった一人の人間となったサーヤは、少子化がかなり進み子供がかなり珍しい存在となってしまった世界で周りからとても可愛がられ愛されるのであった。
いろいろな獣人たちをモフモフしたり、他の種族に関わったりなどしながら、元の世界に戻ろうとするサーヤはどうなるのだろうか?
そして、なぜ彼女は異世界に行ってしまったのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-17 07:00:00
507720文字
会話率:25%
とある町のダンジョンで案内人として生計を立てる青年、イスズは雇われたパーティーのリーダーの嫌がらせによりダンジョンの最下層へと落とされてしまう。
しかし、ダンジョンの最下層にいたのは恐ろしい化け物でもなく、醜悪な怪物でもなく────青い瞳を
持った不思議な女性だった。
「妾の名はシャロンという。この龍泉に住んでおる者だ」
これは自身が持つ呪いのために蔑まれてきた青年と病により人間に成り下がった龍による真実と復讐の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-19 07:00:00
8222文字
会話率:45%