過去を綺麗なままに未来へは進めませんよ
憧れの高級レストランでバイトを始め、それからそこの社員になって働いている飯塚春菜は、とある日、とある出来事をきっかけに自分がいつの間にか上司を好きになっていたことに気づく。上司と恋愛なんてめんどくさ
いから無かったことにしてしまおうと思うが……。とあることから神谷秀の起業につきあい、いつの間にか10余年を過ごしていた中川崇は、仕事で忙しいのを言い訳にいまだに独身。そんなある日、会社に昔の知り合いが訪ねてきて……。
木漏れ日①では脇役だった崇くんと春菜ちゃんの出てくる話です。物語の時間は木漏れ日①に続く時間。麗子さんのお腹の中に秀さんの二人目のお子さん、秀斗くんがいる頃。10年目のフォンテーヌでのみんなの様子を書きながら、崇くんの過去と現在が交互に出てくる構造となってます。
最後までお楽しみいただけましたら。
作中の団体や個人に関しましては一切が作者の想像上のものであり、現実に存在するいかなるものとも関係性がございません。
かけがえのない僕の青春は一瞬にして色褪せてしまった。
まるで金属が空気に触れて錆びるようにガラクタになってしまった。
胸が痛まないわけでもない。
でも、いいか。
それでもいい。
美しい過去よりも、温かい今がいい。
作中より抜粋
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-14 08:25:59
209497文字
会話率:68%
「拗らせ女子」時谷 昴。 彼女が拗らせたのは、「厨二病」。
15歳から5年間、脳内でアニメキャラ“二階堂 祐”と付き合っていた彼女は、就職した先で彼そっくりな上司に出会う。
見た目は勿論、イケボな声までそっくりで……。
どうしようもなく残
念な彼女の恋の話。
※完結しました。
続きは、書き溜めたら公開します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-12 20:04:41
28896文字
会話率:25%