戦から帰って来た王が告げられたのは、最愛の寵姫の死。けれど息子の傍にはその寵姫そっくりの乳母がいて――。
跡継ぎがほしい王と戸籍がほしい少女、もともと契約で結ばれた二人だけれど、年月を経るとともに二人の間には何かが芽生えていたと思いたい―
―、そんな王の話。
*とりあえず一作でも完結させようと書いたものですので、ずさんな設定と思われるかもしれません。
乳母は幽霊などではなく、そもそも寵姫だった人は死んでいません。
3話目が2話目と重複しているとのありがたい報告をいただき、残っているデータをもとに直しました。(5/26/2014)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-24 10:00:00
98432文字
会話率:35%