物心ついた時には森で動物達と暮らしていた『俺』は、たまに見かける自分と似た二足歩行の生き物を観察して言葉を覚えた。
接触はせず、動物達と平和に暮らしていた『俺』だったが、突然凶暴なモンスターの襲撃にあって、平和な暮らしを失い、助けてく
れた人物との出会いで、地球というここではない世界で暮らしていた前世の記憶を思い出した。
そのおかげで人間世界にもあまり動じることなく溶け込めたが、今度はこの世界が前世でプレイしていた女性向け恋愛シミュレーションゲーム──通称乙女ゲームに似ていることに困惑する。
乙女ゲームの記憶はほとんどないが、モンスターから助けてくれた攻略対象者に一目惚れ(?)した『俺』は、好きに生きようと彼について行って冒険者へなること決意して、そこから始まる物語……予定。
ぽやぽやしていてあちこち引っ掛けて色んなフラグを建てる美人すぎる攻めを、俺が守らないととフラグ蹴飛ばして歩く受け────に見えているが実は? な話。
──────
(隠れ)溺愛年上攻め✕攻め大好き年下受け
書きたいことを書き殴る短編予定だったのですが、長くなってしまいそうです。
成長後はBL展開予定ですが、今は幼児期なので、ブロマンス程度かなという感じです。
自分が萌える要素を詰め込んだので、少しでも萌えていただけるお仲間がいたらうれしいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 09:08:08
1004060文字
会話率:38%
『一花(いちか)さん。あなたの運命の王子様はすでにお亡くなりになっています』
一花(19歳)がその事実を天使に聞かされたのは、一目惚れされた勇(いさむ)に迷惑な熱烈アプローチを受けての強制的な見合いから逃げ出し、トラックに轢かれる直前だっ
た。
本来ならここで運命の王子様に救われるはずが。
(このままわたし死んでしまうの?)
そんなの嫌だと天使の力を借り運命の王子様を助けに過去へ飛んだが、彼は人々を脅かす悪い妖魔!? そんな彼と出会うため、妖魔に捧げられるイケニエに立候補!
ところが村を救いにやってきた勇そっくりの勇者(退魔師)にまたまた一目惚れ(?)され、熱烈アプローチを受けるはめに!?
「ボクが妖魔を退治し、キミを窮地の事態から救ってあげよう!」
「退治されたら困るんです!!」
勇者さまに救われてしまったらデッドエンド!? 一花は無事、妖魔(運命の王子様)を守り抜き、恋に落ちることができるのか―?
※R15と残酷な描写ありは念のため付けております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-08 21:10:28
89424文字
会話率:52%
うちのお嬢様は変な事をよく口にする変人で有名だ。
せっかく恵まれた容姿で、家柄もいいのにもったいない…
「騎士!マヨネーズ作ったから味見しなさい!」
「えっ、ちょっ、お嬢様?!なんか変な匂いするんですけdッむぐっ!」
「あれ?顔色がどんどん
真っ青にって…大丈夫!?泡吹いてるわよ!?騎士!?騎士!!」
…もう辞めたい…
そんなお嬢様と初めてあった日の事を話そうか…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-17 21:12:30
1480文字
会話率:36%