たとえば晴れた夜、ふと見上げた星の彼方からこちらを眺めている誰かの存在を知ってしまったら、それは“不可思議”で“神秘”な事なのかもしれない。
けれども、230万光年離れた小さな星の中で、地球の片隅から零れ落ちた伝説の調べに耳を傾け、口ず
さんでしまった異星人の少年がいたとしたら……
*前に書いた短編SFですが、リニューアルしてもう少し長くしました。ローレライ伝説をベースにしたサイエンスファンタジーです。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-11 23:05:24
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会話率:27%